2014年秋期タカの渡り速報
2 青森 龍飛崎  定点調査地
(Cape TAPPI, Aomori)
更新:2014/11/30

 ( 2014/09/07 - 2014/11/30 ) 調査終了

場所: 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
Cape TAPPI, Sotogahama, Higashitsugaru District, Aomori, Japan
( 41°15′30″N    140°20′33″E    EL:115m) map_mark
調査: 吉岡 俊朗

注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
月/日
Month/Day
天気
Weather
時 間
Investigation Time
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
ノスリ
Buteo
buteo
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
オオタカ
Accipiter
gentilis
チゴハヤブサ
Falco
subbuteo
その他タカ others タカ類計
A total of Raptors
羽数 種毎の羽数
合計
season total
1021 5431 148 408 171 25 159 7363
11/30 曇りのち晴れ 06:30-15:30
1



13 トビ13 14
11/24 晴後曇 07:00-12:00
15

2


17
11/23 快晴後晴 06:50-13:30
3
1 2
3 トビ1、オジロワシ1、オオワシ1 9
11/09 晴後曇 06:20-15:00
104
45 8
9 トビ8、ハヤブサ1 166
11/08 06:20-14:00
7
14

22 トビ20、オジロワシ1、ハヤブサ1 43
11/07 曇時々晴 06:30-14:00
12 1 3 7
11 トビ10、ハヤブサ1 34
11/03
00:00-00:00







0
11/02 曇後雨 07:10-12:30
136 4 29 1
10 トビ10 180
11/01 06:10-14:00
91 2 38 4
11 トビ7、ハイタカsp.2、ハヤブサ2 146
10/29 00:00-00:00
80 27 69 7
16 トビ9、ハイタカsp.6、コチョウゲンボウ1 199
10/26 快晴 06:10-14:00
24 3 25 3


55
10/25 曇後晴 06:00-14:00
23
6 3 1

33
10/24 06:00-16:00
409 10 41 22 1 2 チュウヒ1、コチョウゲンボウ1 485
10/23 06:15-16:50
1253 4 25 17
3 オジロワシ1、オオワシ1、ハヤブサ1 1302
10/20 07:00-11:00
4
1



5
10/19 快晴後晴 06:00-16:00
514
21 9
2 コチョウゲンボウ2 546
10/18 06:30-14:00
19
2 3


24
10/17 雨後曇 12:00-14:00







0
10/13 06:00-15:00
75
10 2 1

88
10/12 快晴 05:50-16:30
1182 12 47 29 1 6 トビ3、チュウヒ1、ハイタカsp.1、ハヤブサ1 1277
10/11 快晴 06:00-16:30 1 104 2 7

6 ミサゴ2、トビ4 120
10/10 08:30-14:30
63 2 3 11
2 ミサゴ1、トビ1 81
10/07 晴後快晴 06:00-16:00 2 649 8 8 5 3 9 ミサゴ1、トビ7、チュウヒ1 684
10/06 00:00-00:00







0
10/05 曇後晴 05:30-15:30 1 195 28 6 6
4 ミサゴ1、トビ2、チュウヒ1 240
10/04 06:00-14:00 4 16 1
7
1 ミサゴ1 29
10/02 06:30-14:30
51





51
10/01 晴時々曇 05:30-14:00 2 21 7
2 2 4 ミサゴ2、ハイタカsp.1、ハヤブサ1 38
09/30 雨時々曇 05:40-15:30 3 32 3 1



39
09/29 曇時々晴 05:40-15:30 3 35 1 1 3 5 2 チョウゲンボウ1、ハヤブサ1 50
09/28 雨後晴 05:50-15:30 12 66 8 3 6 5 5 ミサゴ3、ハイタカsp.1、ハヤブサ1 105
09/27 曇後晴 05:50-16:00 13 52
1 1 4 2 ハヤブサ2 73
09/23 晴後曇 05:30-14:00 11 80

1


92
09/22 05:30-15:00 6 8

1 1

16
09/21 晴後快晴 05:30-15:00 39 29 3 1 2
2 ミサゴ1、中型不明1 76
09/20 晴一時雨 05:30-16:00 37 14 1
1
2 ミサゴ2 55
09/19 雨後晴 05:30-15:00 1
3
1
1 ハヤブサ1 6
09/18 曇時々晴 08:00-11:00

2




2
09/15 曇後晴 05:30-15:00 157 31 4
2
2 ミサゴ2 196
09/14 雨後晴 05:30-16:00 314 18 6
1 1 3 ミサゴ1、ハイタカsp.1、チョウゲンボウ1 343
09/13 07:30-17:00 293 8 6
2
5 ミサゴ4、チュウヒ1 314
09/09 05:50-14:00







0
09/08 快晴 05:50-15:30 80 3





83
09/07 晴一時雨 05:40-15:00 42 4



1 ミサゴ1 47
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。

11/30 静かに東風が吹き、気温は高い。おかげで視界が悪く、北海道はごく一部が見えるのみ。朝のうちは雲ばかりの空だったが、ゆっくりと青空が広がってくる。トビは1つのまとまった群れで通過。タカは少ないものの、アトリ類、キレンジャク、オオヒシクイなど、いろんな鳥が近くを通過し、まずまずの一日。(くの)
11/24 昨日の風が止み、ウソやハギマシコの姿が目立つ朝。北海道も綺麗に見え、多くのタカが飛んでくることを期待したが、さすがに時期が時期なので、飛んできたタカはごくわずか。
本日をもちまして、今シーズンのカウントを終了したいと思います。カウントを手伝って下さった関係者の皆様、本当に有難うございました。(吉岡)
11/23 西風が冷たい朝。岬では20羽程のヒヨドリの小群れが時折現れてはまた去っていく。タカは殆ど渡らなかったが綺麗なオオワシが岬付近を通過。(吉岡、沼田)
11/09 風が弱く、ベニヒワやツグミの群れの声が時折聞こえてくる朝。タカは午前中はハイタカが中心で比較的岬の近くを通過。午後になるとノスリも纏まって来るようになり、一羽一羽をじっくり観察。その他、オオハム、ハシジロアビが見られた。(吉岡、沼田、原)
11/08 西風が強く、小鳥の声が少ない朝。タカは8時前から姿を現すが多くは渡らず。(吉岡、原)
11/07 北西の風が冷たく、ミヤマホオジロやウソ、オオマシコの姿に冬の足音が迫るのを感じる。タカは時々やってくる程度。(原)
11/03 暴風雨のため調査中止(吉岡)
11/02 雨が止んでからの調査開始。ベニマシコ、スズメの声が多く岬は意外に賑やか。タカは視界が良くなってくると次々と姿を現し、岬を通過。お昼前までは天気が良かったものの、その後は下り坂。早期に調査終了(吉岡)
11/01 朝はコンスタントにベニヒワが渡り、ヒヨドリの群れも時折岬の横を通過していく。7時前からハイタカの渡りが始まり、最初は多くの個体が岬近くを通過したが、時間が経つにつれ次第に遠くを飛ぶようになってしまった。(吉岡)
10/29 昨日までの強い西風が残ったためか、ノスリは東側遠くをちらほら通過するのみ。ハイタカは好調で遠い個体が多いが、時に岬の地面すれすれを飛んで驚かされる場面も。小鳥はシラガホオジロ、ギンムクドリ等。(原)
10/26 昨日に続き南西の風が強く、この時期としては気持ち悪いほど暖かい。朝から200羽以上のカワラヒワの群れが何度も近くを通過する。タカは多くは飛ばなかったがハイタカが少数ではあるが岬近くを通過していった。(吉岡、沼田)
10/25 南西の風が強く、ノスリは東の海上遠くを通過していったが、カワラヒワやアトリの群れは風に煽られながら岬近くを通過していく姿が見られた。(吉岡)
10/24 朝からイカルやシメの声が目立つ。タカは11時までは低調であったが、それ以降は東の海上で何度かタカ柱もでき集計してみれば中々の数に。(吉岡)
10/23 岬の斜面にルリビタキの姿が目立つ。風も弱く、今日は近くを飛ぶだろうと期待して待つが8時半過ぎまではタカの姿は全くなかった。9時を過ぎるとコンスタントに渡ってくる様になり、どのタカも岬付近を通過。ノスリの川も一時でき、必死にカウントをしていると目の前に巨大な鳥が出現。今シーズン初の
オオワシであった。午後もタカ柱が何度もでき、渡りは日没まで続いた。(吉岡)
10/20 朝は白神岬はぼんやりと見えていたが10時頃には雲に覆われてしまい、タカの渡りは低調であった。(菊地)
10/19 朝から200〜300羽のヒヨドリが続々と岬へ到着する。アトリ、イカルの声も多く岬は賑やか。
タカについては午前中は多くは渡らず、お昼過ぎには北海道方面も雨雲に覆われてしまった。今日はもう飛ばないだろうかと思っていると雨雲が逸れてすぐにノスリが登場。100羽以上が次から次へと岬付近を通過。この時期ならではの、あっぱれな渡りであった。その他コチョウゲンボウ♂も渡って来た。(吉岡)
10/18 前日の風がまだ残り、岬に小鳥の声は殆ど無い。渡るタカも少なかったが先週に引き続きムギマキが1羽確認出来た。(吉岡)
10/17 午前中は雨風共に強く午後も渡り無し(吉岡)
10/13 朝から、霞が酷く北海道が殆ど見えない。イカル、アオジ、アトリの声は頻繁に聞こえるも昨日と比較し、小鳥は少ない。タカもお昼過ぎに70羽近く通過した以外は殆ど観察できなかった。その他の鳥はコハクチョウの群れが岬近くを通過していった。(吉岡、沼田、原)
10/12 朝からアオジ、キクイタダキ等の小鳥の声が多く聞こえ、岬は賑やか。タカは7時半過ぎから次々に岬の西側を通過。そのうちに岬の真上やすぐ横を通過する個体が多くなり、岬は大盛り上がり。午後には東の海上を飛ぶ個体が多くなるも数自体は更に多くなりタカ柱が何度も出来た。タカ以外は90羽以上のコシアカツバメの群れが岬付近を何度も行ったり来たり。その他はオオマシコ、ムギマキを確認。(吉岡、沼田、原、酒井)
10/11 朝から対岸が霞んでおり、午前中は余りタカが飛んでこない。午後になるとようやく霞みがとれはじめ、3時台には纏まった数がカウントできた。(吉岡、原)
10/10 朝から北西の風が強く(23m/s)、灯台横での調査。9時頃に風が多少弱くなるとポツポツとノスリが飛び始める。強風に煽られながらもお昼過ぎまでコンスタントに東の海上を通過していった。(吉岡)
10/07 9時を過ぎると続々ノスリが登場。青空に溶け込み、また通過する場所も様々であったため、カウントに苦労する。近くを通過するタカも多く、見事なタカ柱も見られた。こういった時間が昼頃まで続いた。その他の鳥はマヒワやタヒバリなどの冬の鳥が目立つ。(原)
10/06 (雨天中止)
10/05 雲が高い綺麗な秋の空。イワツバメやコシアカツバメ14羽の群れが通過していく。タカは8時過ぎから飛び出し、お昼前にはツミの小群れが通過、望遠鏡の一視野に12羽が入る状態に。(吉岡、沼田)
10/04 弱々しい虫の音が少しだけ聞こえる静かな朝。小鳥は時折セキレイが鳴く程度であったがその中に聞き慣れない声。運良く灯台付近の草地に降りるところが見られイワミセキレイと判ったがすぐに飛んでいってしまった。
9時頃にはかなり風が強くなり、タカの渡りは少しだけ。(吉岡)
10/02 タカはノスリのみだったが、カモ類が西方向に渡って行った。(柏木)
10/01 タカは東側遠くを高く飛ぶのが見つかる程度。ツツドリらしき鳥が1羽まるで小さいハヤブサ類のように岬を通過していった。(原)
09/30 強い西風の中、9時前から次々と小さなタカ柱が現れるが、天気が崩れ始めるとぴたりと止まり一時暴風雨に。天気回復後はぽつぽつとノスリが渡る程度。(原)
09/29 朝は小鳥がいっぱい。沢山のメジロ、カラ類などの群れを見ているとマミチャジナイ、ビンズイ、ムシクイ類等多くの小鳥が見つかる。空にはアマツバメやイワツバメの群れも。タカは霞が晴れるのを待っていたかのように、北海道が見え始めると短時間ではあるが次々と渡って来た。(原)
09/28 朝から岬がメジロだらけ。声が上から下から様々な方向から聞こえてくる。2羽で一本の枝に止まる個体が多く、お互いに痒い所?を嘴で掻きあっていた。
また、いよいよ小さいタカの渡りもスイッチが入ったようでパタパタと一生懸命岬へ飛んでくる様子が目についた。ハチクマについてはたまに飛んでくる程度になってしまったが、ついにシーズン累計で1000羽を越えた。(吉岡、原)
09/27 ビンズイやキセキレイの声が時折聞こえてくる静かな朝。タカは9時頃からぽつぽつ飛び始めるが、今日の主役はハヤブサの仲間。チゴハヤブサ2羽が渡って来るなり、岬の周りを飛び回っているトンボをスイスイキャッチ。しばらくするとチゴハヤブサはいなくなってしまったが今度はハヤブサくんがスイスイキャッチ。何匹もキャッチに成功していた。(吉岡)
09/23 昨日の西風が今日も残る。8時半過ぎにハチクマ2羽が最初に現れ、続いて来ることを期待していると数分後にポツポツではあるが連続してタカが通過。渡るタカの多くはハチクマではなくノスリであった。(吉岡、沼田、原)
09/22 朝は20羽前後のメジロの群れが次々通過し、岬も賑やかでしたが次第に西風が強まり、タカについては低調でした。(原)
09/21 前日と異なり小鳥の声が少ない。タカを探しつつ、この夏育ちのボソくんを観察。不安げに岬から北へ飛んでいったり、戻ったり。そんな様子がやはり目についたのかハヤブサ夫妻が突撃。どうやら餌食になってしまった様です。
ハチクマはやはり幼鳥が目立つ。(吉岡、沼田、原)
09/20 朝から小鳥の声が多く、特にコサメビタキが目に付く。渡ってくるハチクマは多くが幼鳥で渡り終盤の雰囲気が漂う。また、少しずつノスリが飛んでくるようになってきた。夕方はインドハッカを観察。長い脚にも関わらず、虫を見つけるとダッシュ!いつまでいるんだろうか。(吉岡、原)
09/19 北西の風が強い中、ハチクマの幼鳥が一羽岬の高いところを飛んでいきました。ツミは強風に煽られ、あちらこちらから飛んでくるが、岬の個体か渡って来た個体かを判別するのに一苦労。(原、菊地)
09/18 風が強くタカはあまり渡って来ませんでした。悪天候より調査は早期終了。(菊地)
09/15 肌寒いが日の光が眩しい朝。コサメビタキやシジュウカラが目に付く。ハチクマはそろそろ少なくなるのではと思っていると8時頃から岬上空を通過するようになる。多くのタカが比較的見やすい所を飛び、じっくり観察できた。タカ以外ではジュウイチやホシガラス軍団(5羽)が岬に現れ、観察者を盛り上げてくれた。タカも小鳥も充実の一日に。(吉岡、沼田、原、廣川、亀山)
09/14 9時前からハチクマは渡り始め、10時頃には次々と津軽海峡を通過していく。東の海上を通過する個体が多かったが、夕方には真上を飛ぶ個体も観察できた。その中にはでっぷりサシバの姿も。15時過ぎには殆ど飛んでこなくなったので、16時に調査終了。調査後はインドハッカのさえずりを聞きつつゆっくり時間を過ごす。(吉岡、菊地、沼田、亀山)
09/13 午前中から多くのハチクマが渡ってくるが、遠い個体が多く疲れの残る一日に。(吉岡)
09/09 条件は悪くないがタカは渡って来なかった。小鳥も少なく、調査を早めに切り上げて休んでいるとかご抜けと思われるインドハッカ発見。さえずる姿も観察できた。(原)
09/08 多くの個体が比較的近くを通過し、じっくり観察できる一日でした。小鳥はコサメビタキの小群に数羽サメビタキが混ざっていました。(原)
09/07 一時強い雨が降るが、その後も午前中を中心にポツポツと渡りが続く。ハチクマの多くは一羽で渡って来た。(原、亀山)