2017年秋期タカの渡り速報
2 青森 龍飛崎 定点調査地
(Cape TAPPI, Aomori)
更新:2017/11/03
( 2017/09/06 - 2017/11/03 )
調査終了
場所:
青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
Cape TAPPI, Sotogahama, Higashitsugaru District, Aomori, Japan
( 41°15′30″N 140°20′33″E EL:115m)
調査:
吉岡 俊朗
注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
青森 龍飛崎 概要
Japanese text Only
通過羽数推移グラフ
(graph)
コメント
Japanese text Only
過去の記録
(Past Record)
List of Species in this Site
月/日
Month/Day
天気
Weather
時 間
Investigation Time
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
ノスリ
Buteo
buteo
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
オオタカ
Accipiter
gentilis
チゴハヤブサ
Falco
subbuteo
その他タカ
others
タカ類計
A total of Raptors
羽数
種毎の羽数
合計
season total
−
−
488
6004
297
416
128
8
71
−
7412
11/03
雲
06:30-13:00
275
19
1
295
10/29
曇
06:30-14:00
386
3
76
16
15
トビ9、オジロワシ2、ハイタカsp.2、チュウヒ1、ハヤブサ1
496
10/28
晴
06:20-15:45
308
1
26
13
13
トビ7、オジロワシ1、ハヤブサ4、チョウゲンボウ1
361
10/22
曇
06:10-15:30
2788
8
133
29
7
トビ6、ハヤブサ1
2965
10/18
曇
06:30-13:00
28
8
7
4
1
ミサゴ1
48
10/17
曇
06:10-11:30
31
1
8
3
1
ハヤブサ1
44
10/16
曇後晴
06:00-16:00
304
38
46
9
1
6
トビ5、コチョウゲンボウ1
404
10/15
雨後晴
07:00-15:30
330
19
12
12
2
トビ2
375
10/14
晴
05:50-16:00
938
20
26
13
6
ミサゴ1、トビ3、ハヤブサ2
1003
10/09
曇時々晴
06:00-13:00
121
10
14
2
4
ミサゴ1、トビ1、ハヤブサ2
151
10/08
晴
06:00-16:00
7
388
85
42
20
3
10
ミサゴ6、チュウヒ1、ハヤブサ3
555
10/07
雨一時曇
05:00-12:00
0
10/06
曇
12:30-15:00
84
63
6
3
1
コチョウゲンボウ1
157
10/02
晴後曇
06:00-12:00
1
1
10/01
晴
06:00-12:20
8
2
10
09/19
晴
05:30-12:00
2
2
4
09/18
雨
00:00-00:00
0
09/17
曇
06:00-12:30
1
2
3
09/16
晴
05:00-17:00
274
7
18
1
1
ミサゴ1
301
09/15
快晴
06:00-16:00
183
5
20
1
3
ミサゴ2、ハヤブサ1
212
09/08
晴
06:30-13:00
15
1
1
1
1
1
ミサゴ1
20
09/07
曇
06:30-13:00
0
09/06
晴
06:30-13:00
7
7
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。
11/03
とても暖かい朝。それでも空からはベニヒワの声が降ってくる。タカは9時前に纏まった数がやってくるが、10時半には止まってしまう。
本日を持ちまして、今シーズンのカウントを終了します。調査を手伝って下さった関係者の皆様、有難うございました。(吉岡、沼田)
10/29
8時台にヒヨドリの群れ(600羽程度)が岬横を数回通過。その中の一部はハヤブサやハイタカ、ウミネコにも襲われ、犠牲を払いつつ何とか陸地に到着。ヒヨドリの渡りが一段落した9時過ぎにようやくノスリの群れが姿を現す。最初の群れから1時間で260羽をカウントしたがその後は下火に。午後からはホシガラスが何度も現れ楽しませてくれた。シロカモメ、オオハム初認。(吉岡、沼田)
10/28
朝から東風が強いが気温は高い。10時台には、岬西海上にノスリがポツポツと見られたが、陽炎と霞みのため多くの個体がスコープを外すとすぐに見失ってしまう状態であった。午後には岬の手前から浮き上がる個体も幾つか認められた。タカ以外では、アマツバメ70羽以上、ツバメも1羽確認。オジロワシ初認。(吉岡、沼田)
10/22
7時前、岬の西海上にノスリのタカ柱を発見。スコープをずらしつつ後続をカウントしていたが一向に途切れる気配がない。そうこうしている間に上空にも次々ノスリが現れる。8時半には既に400羽以上をカウントしていたのだが、まだ途切れない。圧巻は12時台で30分の間に600羽が岬上空(低空)を通過。その後も北海道が霞で見えにくくなるまでひっきりなしに岬付近を通過。
タカ以外は、ガン・カモの仲間、ミヤマガラス、ヒヨドリが多く渡った。ハギマシコ初認。(吉岡)
10/18
北よりの風が冷たい朝。小鳥の声も少なく、タカも在庫切れなのかぽつぽつ飛んでくるのみ。そんな中でもエナガ8羽の中に1羽のシマエナガを発見。これはこれで収穫。(吉岡)
10/17
朝から雨雲が次々通過し、寒い時間帯が続く。
雨雲が去ると青空が広がるが風が強まり、渡ったノスリは一群のみ。小鳥はマヒワ、アトリ等、マガンやコハクチョウもポツポツと渡り、冬の足音が聞こえ始める。(吉岡)
10/16
朝からどんより曇り空。タカは中々姿を現さないが、ミヤマガラスの群が次々と通過。ノスリは9時過ぎからコンスタントに渡るも空が綺麗に晴れ渡った2時頃には渡りがピタリと止まってしまった。飛ばない時間はマグロウォッチングを楽しむ。ミヤマガラス3200羽確認。(吉岡)
10/15
早朝から雨雲が通過し、遅めの調査開始。
早い時間帯では岬の真上を通過するタカが多かったが、次第に東側に流れ、遥か遠くの粒々を数える状態に。(吉岡)
10/14
手袋が必要な寒い朝にも関わらず、空からはサンショウクイの声が聞こえる。ノスリは8時前に姿を現し、10時頃からは纏まった数が岬上空を通過。どの個体も適度な高さで一羽一羽を観察できた。午後からは岬の東側を渡る個体が多くなったが、数も多く楽しい1日に。(吉岡)
10/09
空は雲に覆われ、北海道も霞んでどんよりとした天気。今シーズン確認頻度の高いハクセキレイの渡りは今日も好調。
ノスリは10時台からコンスタントに渡ってきたが、お昼過ぎには途切れてしまった。(吉岡、沼田、原)
10/08
青空が広がり気持ちの良い朝。空からはメジロ、ヒバリの他にアトリ、マヒワ等の声が聞こえ、季節の移り変わりを感じる。ノスリは6時台に飛び始め9時台にはまとまった数が岬の東側を通過。その間、ツミは岬の真上を4〜8羽の小群れで通過。スコープを覗きつつ真上にも注意しつつ忙しい一日に。ミヤマガラスの群れを初認。(吉岡、沼田、原)
10/07
朝から雨で北海道見えず。シジュウカラやアトリなどの小鳥は多少渡るも、タカの姿はなし。ヤマシギ、シロハラ確認(原)
10/06
午後からの参戦。到着時既にツミが多く渡っており、綺麗な雄成鳥の姿が目立つ。ノスリの数が増え、もし朝から調査ができていたらとても楽しい一日でなったのではと考えると悔しい。ベニマシコを初認し、肌寒く秋の深まりを感じる(原)
10/02
西風強く北海道もかすみよくないコンディション。案の定渡りの気配もほとんどなし。カシラダカ初認(原)
10/01
朝はハクセキレイが渡る姿が目立ったが、西風が強くタカは岬の遥か東側を通過。若いクマタカが一度現れたが、すぐに引き返していった。(吉岡、沼田)
09/19
まだ西風が収まらないためか、僅かばかりのタカが遥か東を通過したのみ。
愛想の良いニュウナイスズメ1羽が何度か現れ、その可愛らしさが目の保養になる。(原)
09/18
台風により調査中止(原)
09/17
台風の前で次第に風が強くなっていき、渡るタカはほとんど見つからない。
早朝はハクセキレイやキセキレイが多く渡ってくる。
付近で小鳥を探索中、真上低くに現れたチゴハヤブサ幼鳥に、遠くから訪れてくれた学生たちと共に盛り上がる。(沼田、原)
09/16
朝から岬はコサメビタキ、ノビタキなどの小鳥で賑わう。
ハチクマは序盤から順調に飛び始めるが、東風のためか西側遠くを飛ぶものが多く、遠いハチクマを数える。しかし昼過ぎからは近くを通るものが多くなり、目の前に現れる個体もあり盛り上がる。
ハチクマでは今季一番の当たり日で、まだ成鳥がメイン。
16時半頃、西陽に当たり渡ってきたノスリ成鳥の色が美しかった。(原)
09/15
穏やかな1日、青空に溶け込むタカを探すのに苦労するが、スコープで見ると模様がしっかり見えるくらいの距離を多く飛び楽しい。イスカを初認。
夜はトラツグミ、マミチャジナイ、コサメビタキ、アカエリヒエアシシギなど多くの鳥の声が通過していき、夜間鳥が渡るのを肌で感じる。(原)
09/08
(原)
09/07
(原)
09/06
(原)