2023年秋期タカの渡り速報
2 青森 龍飛崎 定点調査地
(Cape TAPPI, Aomori)
更新:2023/11/09
( 2023/08/31 - 2023/11/09 )
調査終了
場所:
青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
Cape TAPPI, Sotogahama, Higashitsugaru District, Aomori, Japan
( 41°15′30″N 140°20′33″E EL:115m)
調査:
原 星一
注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
青森 龍飛崎 概要
Japanese text Only
通過羽数推移グラフ
(graph)
コメント
Japanese text Only
過去の記録
(Past Record)
List of Species in this Site
月/日
Month/Day
天気
Weather
時 間
Investigation Time
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
ノスリ
Buteo
buteo
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
オオタカ
Accipiter
gentilis
チゴハヤブサ
Falco
subbuteo
その他タカ
others
タカ類計
A total of Raptors
羽数
種毎の羽数
合計
season total
−
−
976
6423
716
931
141
28
329
−
9544
11/09
快晴
-7:30-14:00
3
4
3
10
11/08
晴れ一時雨
07:00-14:00
2
ハヤブサ1 オジロワシ1
2
11/07
曇り時々雨
00:00-00:00
0
11/06
曇りのち雨
07:00-13:00
10
3
1
1
オジロワシ1
15
11/05
晴れ一時曇り
06:30-15:30
179
28
6
6
ハヤブサ1 オジロワシ1 オオワシ1 チュウヒ1 トビ2
219
11/04
雨のち曇り時々晴れ
08:00-15:00
96
1
11
3
22
ハヤブサ2 オジロワシ4 ワシsp.1 トビ 15
133
11/03
晴れ時々曇り
00:00-00:00
0
11/02
晴れ
06:30-14:00
16
8
5
4
トビ4
33
11/01
曇り時々晴れ一時雨
06:30-14:00
1
2
ハヤブサ1 オオワシ1
3
10/31
晴れ
07:00-15:00
52
1
10
1
3
ハヤブサ2 ハイイロチュウヒ1
67
10/30
曇り時々雨のち晴れ
07:00-15:30
885
64
28
5
ハヤブサ1 トビ4
982
10/29
雨のち曇り
07:00-16:00
1
5
1
トビ
7
10/28
曇り
06:30-16:00
1
6
1
チュウヒ1
8
10/27
雨のち曇りのち晴れ
07:00-15:30
75
32
2
1
ハヤブサ1
110
10/26
晴れのち快晴
06:30-15:00
1117
2
204
19
5
ハヤブサ2 トビ1 ケアシノスリ1 ミサゴ1
1347
10/25
晴れ
06:30-16:00
1
470
9
214
9
2
チュウヒ1 トビ1
705
10/24
晴れ
06:30-16:30
750
7
187
16
3
ハヤブサ3
963
10/23
晴れ
06:30-15:00
81
19
7
4
111
10/22
晴れ時々曇り一時雨
07:30-13:00
3
1
3
1
8
10/21
曇り時々雨一時あられ
06:30-12:30
110
184
50
3
1
2
ハヤブサ1 ミサゴ1
350
10/20
雨
08:00-12:30
0
10/19
雨時々曇り
00:00-00:00
0
10/18
晴れ時々曇り
07:00-15:00
14
7
2
6
ハヤブサ1 トビ5
29
10/17
曇り時々雨のち晴れ
07:30-14:00
1
1
2
10/16
曇り時々晴れ
06:00-14:30
21
1
1
1
4
ハヤブサ1 トビ2 小型不明1
28
10/15
晴れ
06:00-16:00
239
3
14
2
4
1
チュウヒsp.1
263
10/14
晴れ
06:00-14:30
229
5
7
1
ハヤブサ1
242
10/13
晴れ
07:00-15:30
287
4
2
4
ハヤブサ2 ミサゴ1 ハイタカsp.1
297
10/12
晴れ
06:30-14:00
4
1
1
1
7
10/11
快晴
06:30-14:00
113
1
10
2
1
1
ハヤブサ1
128
10/10
曇り時々雨
06:00-14:00
234
3
2
1
1
ハヤブサ1
241
10/09
晴れ一時曇り
05:40-16:00
440
62
19
3
2
3
ハヤブサ1 チュウヒ1 ハイタカsp.1
529
10/08
晴れ
05:40-16:00
6
646
75
17
5
4
3
ハヤブサ2 ハイタカsp.1
756
10/07
晴れ
06:00-15:00
3
38
12
3
2
3
ハヤブサ2 ミサゴ1
61
10/06
雨時々曇り
00:00-00:00
0
10/05
雨
06:00-08:00
0
10/04
晴れのち快晴
06:00-15:00
9
56
183
4
1
2
7
ハヤブサ4 サシバ1 トビ1 ミサゴ1
262
10/03
晴れ
06:00-15:00
1
1
3
ハヤブサ1 ミサゴ2
5
10/02
晴れ時々雨
07:30-15:00
0
10/01
曇り時々晴れ
06:30-15:00
1
1
1
8
ミサゴ1 ハヤブサ7
11
09/30
曇り
06:30-15:00
1
9
1
3
1
ミサゴ1
15
09/29
晴れ
07:00-15:00
1
1
2
09/28
雨
00:00-00:00
0
09/27
晴れ一時曇り
06:30-15:30
2
22
1
1
26
09/26
雨のち晴れ
06:30-16:00
14
79
8
1
2
4
108
09/25
曇り
06:30-15:00
8
81
27
2
1
1
チュウヒ1
120
09/24
晴れ
06:30-16:00
16
23
28
1
68
09/23
晴れのち雨のち快晴
06:00-16:00
84
4
15
1
1
ミサゴ1
105
09/22
快晴
06:30-15:00
41
11
20
3
2
1
ミサゴ
78
09/21
雨
00:00-00:00
0
09/20
曇り
06:30-14:30
1
1
1
3
09/19
曇のち雷雨のち曇り
06:30-15:00
58
1
1
ミサコ1
60
09/18
曇り時々晴れ一時雨
08:00-15:00
0
2
ハヤブサ2
2
09/17
晴れ時々曇り
06:00-15:00
89
1
4
94
09/16
晴れ
06:30-15:00
226
8
6
1
3
ミサゴ2 ハヤブサ1
244
09/15
晴れ
06:00-16:00
132
2
12
1
チョウゲンボウ1
147
09/14
曇りのち雨
06:30-10:00
1
1
09/13
晴れ
06:00-16:00
64
2
15
1
1
チュウヒ
83
09/12
曇り一時雨
06:30-15:00
0
09/11
曇り時々晴れ
06:30-15:00
8
8
09/10
晴れ
06:30-15:30
95
2
5
2
ミサゴ1 小型不明1
104
09/09
雨時々曇り
07:00-15:00
0
09/08
曇り時々晴れ
07:00-16:30
5
1
1
ハヤブサ1 チョウゲンボウ0
7
09/07
快晴
06:00-16:10
52
0
3
ミサゴ2 チョウゲンボウ1 トビ北行き6
55
09/06
曇りのち晴れ
06:30-16:00
34
3
3
40
09/05
晴れ時々曇り
06:00-15:30
3
1
1
トビ北行き1
5
09/04
晴れ
07:00-17:00
5
1
1
19
チョウゲンボウ1 トビ北行き18
26
09/03
晴れ
06:00-16:30
15
1
2
1
120
ミサゴ3 ハイタカsp.1 トビ北行き116
139
09/02
曇り一時晴れ
07:00-14:00
0
09/01
曇のち雨
06:30-12:30
0
08/31
晴れ
06:00-15:30
3
0
1
66
トビ北行き65 チョウゲンボウ1
70
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。
11/09
最終日に青くてきれいな空と海を見ることができた。シーズンの終わりらしく、こんないい天気でも渡りの気配は多くないので、予定通り連続調査を気持ちよく終えられる。とはいえ今後もオジロワシやノスリほか色々と少なからず渡って来る日はあるのだろうけど。本日をもちまして連続でのカウント調査は終了しますが、また何度か様子を見に来ようと思います。今季もたくさんの方々にご支援いただき無事終了することが出来ました。ありがとうございます。(原)
11/08
風はだいぶ収まるが所々雨雲がかかるイマイチな天気。オジロワシとハヤブサが1羽ずつ真上を通過。夜間にはようやくミソサザイを初認。この鳥を確認するとシーズンが終わるのを実感する。(原)
11/07
一時は30mに達する暴風のため避難
11/06
どんより曇り空で緩やかな南東風。タカは少ないが、向かい風に抗って渡ってきたタカはみんな目線より大きく下。灰色の海をバックに、いつもより羽ばたく回数が多く懸命に渡ってきた。若いオジロワシも海面近くを口を開けながら渡ってきて、疲れた様子で岬の死角に止まってしまったようだ。ミヤマガラス150羽ほどの群れもこちらに向かってすぐ側の斜面沿いを通過。コクマルガラスの黒い個体ほか、見事な白黒の成鳥もじっくり見れた。さすがに鳥は少なくなってきたが、今日も印象的な出来事あり。(原)
11/05
東風が適度に吹く。朝は冷え込むが日中は快適。タカは朝からコンスタントに渡ってきて、低く近くを通るものもあり、最後の三連休で渡りを見に来たみんなでのんびり楽しむ。ワシは2羽飛来したがら、今日は西側やや遠くを行ってしまった。とはいえワシタカ以外も含めて今日も次々と色んな渡り鳥の出現が途切れず、終日楽しい調査となった。(原、沼田)
11/04
雨は朝のうちまでで次第に天気は回復。西の風が適度に吹き、タカの渡りは順調。多くは頭上をスイスイ渡っていくが、今季初のオジロワシたちは岬の先端付近から突如浮上するものが3羽。その巨体の出現に11月を感じる。当地では稀な亜種ヒシクイ18羽の渡りも嬉しい。夜にはツグミ類を中心に色んな鳥が渡ってきた。キクイタダキがこれまでになく多く、シマクイナの出現には一同歓喜。(原、沼田)
11/03
ほぼ終日、南西の風が20〜23mの暴風のため調査は諦める。付近を散策するが季節外れの暑さにびっくり。(原、沼田)
11/02
晴れるが北海道は霞んで白神岬付近が見えるだけ。タカは少数だが岬付近を通過するものばかり。この西風だと東の海上遠方を飛ぶものも普段は多いのだが、視界が悪くて先端に集まりやすくなっているのだろうか。ベニヒワ、イスカ、ハギマシコなど、今日も赤系統のアトリ類が好調。(原)
11/01
朝から南西風が強く、15mのち20mと次第に暴風に近づく。渡りの動きはさすがに少ないが、東の海上1キロ弱のところにオオワシの若い個体を確認。白波背景の海面近い低空をゆっさゆっさと羽ばたく巨大な鳥、その迫力は少し距離があってもスコープで見ればかなりのもの。この時の風は南西18mと強い向かい風状態で、他のタカにはかなり厳しいが、この条件で渡りを確認できたのはこのオオワシとハヤブサの幼鳥1羽のみ。(原)
10/31
緩やかな西南西の風。タカは朝のうちこそややまとまった動きがあったが、その後はポツリポツリ。東のかなり遠方を南下する個体もあり、実際はさらに遠くを渡っているものが少なからずあったかもしれない。お昼前、ハイイロチュウヒの茶色い個体が岬のすぐ西側を通過。次は白いのに期待。(原)
10/30
雨は朝の一時だけで次第に回復し青空が広がる。南西の微風で、向かい風のタカたちは今日も岬先端に集まり、眼下から柱を作って次々に浮上する。たくさんのタカを真近に見下ろしで見ることができた。次第に西風になって風速が上がり高度が上がり、東方向へもへ広がりをもって渡るようになるが、見やすいペースと距離高さで気持ちよくカウント。10月も末というのになかなかの集計数となった。今季ノスリの渡りは遅めだったのかもしれない。(原)
10/29
朝のうちは雨が降っていたが、次第にやむ。今日も視界がイマイチでタカはおやすみ。コハクチョウやマガンが少数渡ってきたほか、カモ類の渡りが比較的好調。付近の林にはルリビタキが複数。かなり青みの強い雄や輝きの鈍い雄、青くない個体まで様々観察。(原、沼田)
10/28
どんよりとした曇り空で視界は悪く、北海道はうっすら。タカはほとんどおやすみだったが、シマエナガ十数羽の群れが幾度となくウロウロ。観光客は少なく、新しい展望図に止まるなど近くで様々な姿を見せてくれた。エナガの同規模の群れも滞在していたが、それとは混ざらずに別行動していた。夕方近くにやっとノスリが頭上に来たかと思ったらチュウヒだった。オオヒシクイの群れも近くて嬉しい。(原)
10/27
せっかく後輩たちが遊びに来るというのに朝からあいにくの雨。それでも何とか鳥を見てもらおうと傘をさして歩き回ると青いルリビタキ、ウソ、ホシガラスなど滞在中の鳥たちを次々観察。聞き慣れない声がすると思ったら、影から飛びてて来たのはアカマシコ。もう少しじっくり見たかったが、個人的には初めての出会いだったので嬉しい限り。タカは天気が昨日までの勢いあってか天気が回復する前から飛来するものも。夕方にスッキリ晴れるとペースが上がり、初心者でも十分大きく見えるほど近くを通過するものもあり、楽しんで貰えたのであれば嬉しい。(原)
10/26
10月も終わりが近いが、気温は生暖かく日差しに暑さを感じる。朝のうちは体感的にはほとんど無風たが、海上は緩やかに南寄りの風が吹いてる様子。上昇気流もないようで、緩やかとはいえ向かい風に向かってくるタカたちは疲れ気味で口が空いている個体が目立つ。とりあえず、なるべく早く陸地に着きたいタカたちは、みんな岬の先端を目指して集まり、どれも低くて近い。次から次へと岬に到達したタカたちはここで柱を作り、しばらくはノスリ主体に付近を旋回するタカがいる状態が続く非常に楽しい状態に。日が高くなるにつれ風が南西になり、今度は東海上へ広がりを持って渡るようになるが、今度は数が増えてきた。流れは途切れることなく続き忙しいが、大半のタガが水平線付近の高さ見通しの高度を通過するため、カウントしやすい。ノスリだけでなく今日もハイタカが多く、ノスリよりハイタカが目立つ群れもしばしば。振り返れば今シーズン一番たくさんタカを見た日になった。(原)
10/25
ほぼ無風のち南西の弱風。タカは今日も朝から夕方までコンスタントに渡ってくる。高度が低く、ノスリたちの多くが近いところで柱を作るなど、見る側としては美味しい状態が続き、数以上の満足感。ハイタカは岬付近と東西の海上を幅広く渡るが、今日はその数が多く、過去有数の数を記録。ヒガラなどの渡る小鳥が多いためか、足に小鳥を持ったまま渡ってくる個体も。そして今日はヒヨドリが凄かった。主に西の海上に、数百から最大2000羽級の群れが次々と現れ、23000羽ほどカウント。たぶん秋の当地最多記録。(原)
10/24
ほぼ無風から南西の微風。タカは朝のうちから順調に飛来しなかなか途切れない。岬付近から東側遠方まで幅広く渡ったが、高度が低く、全体的に見やすく数えやすい。渡りは辺りが夕焼け色になるまで続き、終わりがけに低空を通ったノスリの幼鳥主体の群れがオレンジ色に光ってとても綺麗だった。タカの渡りも素晴らしかったが、今日最大のトピックはハクガン。13時過ぎに50羽程の群れが知内の見通しに現れ、南西の海へと向かって行った。マガンなどのように編隊も組んでいたが、時々列を見出しては組み直すのを繰り返しながら渡る姿を動画撮影したりスコープで見たり。白いガンが海上を渡る綺麗な光景に感動。(原)
10/23
今日も西風強く、西北西ないし真西の風が12m前後。タカは真上から東の海上の広範囲に散らばってしまうが、朝からコンスタントに続いた。夜間にはアオジの渡りが勢いづき、カウントできたものだけで3800羽以上を記録し、深夜まで続いた。恐ろしい鳥だを(原)
10/22
西風が20mほど吹く暴風で、時折雨も降る天気。そんな中でも強行突破してきた少数のタカたちの飛翔力にびっくり。この風だとあたりは鳥の少ない状態になりがちだが、今日は様々な小鳥たちがあちこちで採食したり飛び回ったりで終始賑やか。ヒガラは風に煽られ地面をコロコロ転がるなど、春に見るような光景を堪能。(原、沼田)
10/21
北西の風強く、高いところをスイスイとタカが次々と行ってしまう。曇り空で黒いシルエットのようにしか見えないことが多く、追い風であっという間に過ぎ去ってしまうので、ちょっと欲求不満。しかし今日は高いところを相当数の小鳥が渡っていたためか、小鳥を持ったまま渡るツミやハイタカをかつてなく多く見られたのが面白かった。灯台周辺を行ったり来たりするヒヨドリの群れが見事で、ミヤマガラスもたくさん近くを通過していった。(原、沼田)
10/20
終日雨で渡る鳥はほとんど確認出来ずだが、あたりには渡り途中の小鳥たちが多く潜んでいる様子。(原)
10/19
雨天中止
10/18
晴れて風は少し弱まり、西南西から南西の風が白波が立たない程度に吹く。今日もタカは低調を(原)
10/17
朝は雨雲もかかり西風が15mを超える。そんな中強者のオオタカとハイタカが渡って来たが、その後はさらに風が強まり、最大22mを記録。こうなるとさすがに渡りの気配はなくなり、虚無な調査となった。(原)
10/16
真西の風が15m程度吹き、海上には白波がたくさん。ダウンが必要なくらい寒い。そんな中でもタカはポツポツやってきた。昼過ぎには60羽程度のコハクチョウの群れが、向かい風に歯向かって海上低くを西へ向かっていく。前へ進むのに時間がかかっている様子だが、見事に渡って行った。今日はこれを見れただけで満足。(原)
10/15
緩やかな南東の風。タカは主に西の海上を渡るが大きな集団はほとんどなく、好条件のわりにいまいち盛り上がらず。日中にはオオハクチョウ、夜間にはコハクチョウの渡りを初認した。今季はホシガラスが好調で毎日のように色んな個体が姿を現すが、今日の個体は特別。今まで聞いたことない声を発するなど、この鳥についての興味がますます大きくなった。いったいどうなっているのだ?(原、沼田)
10/14
昨日同様の風。霞により視界が悪いが、そのおかげか近くを通るタカが多く、風を掴んでカモメのように浮上するなどする飛び方が見ていて面白い。夜の渡りではまたマヒワ登場。そしてヒクイナを夜渡り初記録。まさかの出現に驚きと喜びで一同歓喜。(原、沼田)
10/13
真西の風が12mほどと強く吹き、遠方は霞む。視界が悪い以外は昨日と似たコンディションで今日はイマイチかと考えていたが、思いのほかタカが飛んでくる。岬付近から東の海上遠方まで幅広く渡り、高度が低く白波の海背景に渡ってくる姿がかっこいい。夜渡りではアオジの数が増えてきて恐ろしい。(原)
10/12
晴れて西風が8mほど吹く。全然渡って来るには問題ない天候だか、どこを探してもタカが見つからない時間が続く。(原)
10/11
気持ちの良い青空が広がる。朝のうちは緩い北北西の風が吹き、定点付近を中心に小規模な群れが代わる代わる通過。その後風が完全にやむと渡もピタリと止まり、西北西の風が吹き始めると、今度は東の海上をパラパラ渡るようになる。無風は渡りにくくて、この風を待っていたのだろうか?夜間は多くの鳥が渡りコミミズク初認。(原)
10/10
北東の風がやや強く、海上には白波もチラホラ。雨雲も点在するような、渡るには良いコンディションとは言えないが、昨日までの流れの続きかのように、やや無理してでも渡って来ている様子。時に西の海上には30〜50羽ほどの集団も見られた。一番の出来事は下の漁港近くに出来たヒヨドリの大集団。推定2000羽前後の大群が2つでき、ハヤブサに狙われ密集してそれを回避する様子は、まるでテレビで見るようなイワシの大群が大型魚に追われて纏まる様子に似ている。付近の釣り人は真近で見られて羨ましいが、展望台から見ていても大迫力であった。(原)
10/09
東南東の風。早朝はやや冷え込むが日中は過ごしやすい陽気。7時台に通過したチュウヒから始まり、今日もタカは順調に夕方近くまで渡り続ける。向かい風に近いので、高度が低く上面を見られる個体も多かった。ガンの渡りも見応えがあり、北東の遠方海上に紐状の群れが見つかったと思ったら、徐々にこちらへ近づいてきてやがて頭上へ。主に100羽クラスの群れを合わせて600羽以上カウント。小鳥も多く、今日も渡り鳥いっぱいの素晴らしい一日に。(原、沼田、森s、塚田)
10/08
晴れて朝は気温が寒いが、日が昇ると薄手で過ごせる。北東の緩やかな風。朝6時台にはミヤマガラス数十の群れが岬付近に飛来し賑わう。群れでの飛来は今季初。タカは高空を渡るものも少なくないが終始ほとんど途切れることなくやってきて、小鳥と数と種類も多く、何を見て良いのやら大忙し。いつものメンバーや遠方からの友人たちと協力してカウントするのが楽しかった。夜渡りも好調で深夜に及び、ヘトヘトになりながらも一日中渡り鳥だらけで龍飛らしい充実した時間を堪能した。(原、塚田、沼田、森s)
10/07
北北西の風が吹きやや冷え込む。追い風に乗ったタカたちは飛翔速度が高く、朝7時前には飛来し始める。高度が高く、見つけ出すのに苦労するやや苦しい調査に。夜間は渡る鳥が多く、ウグイス、ムギマキ、コマドリを初認するなど、顔ぶれに秋の深まりを感じた。(原)
10/06
暴風雨のため調査中止。
10/05
朝から雨で実質中止。車がパンクしたので対応に追われているうちに一日が終わってしまった。天気の悪いこのタイミングだったのは幸い。(原)
10/04
ほぼ無風で青空広がる。朝のうちはアオバトの群れの通過が続く。数十の群れが次々飛来し、130羽程度カウント。このような光景は初めて見た。次にヒヨドリの渡りを初認し、西の海上スレスレを1000羽以上の群れがやってくることもあり、全部で4000羽近くを記録。そうこうしているうちにツミの渡りが勢いづき、ヒヨドリを諦めて視線を上に。高度は高いが最大30羽程度のツミ柱ができる見事な場面も。ノスリなども混ざってくるので忙しく、一人しかいなかったため精度が落ちてしまったのは残念。とはいえ他にマガンの群れ、たくさんのシジュウカラやヒガラの渡りなど、今季初めて鳥いっぱいの龍飛を堪能できた。サシバはお昼ごろ、幼鳥がノスリと共に北の海上から向かって来るのを確認。どこで生まれ、どこで過ごしていたのか気になる。アオバトは夜にも多く渡り、夜渡り秋の部では初記録となるアリスイを2羽も記録できた。素晴らしい一日を日付を跨いだところで終えた。(原)
10/03
今日も西風強い。ただ昨日とは違い雨雲はなく、すっきり晴れる。朝のうちは17〜18mとノスリやハチクマが渡ってくるには中々厳しい風。その間渡って来たのはミサゴ2羽のみ。さすがの対風性能。お昼頃から13m程度までに緩むと、他のタカ、ハヤブサも少し渡ってきた。夜間は渡り鳥の総数こそ多くはなかったが、今季初めてアオバトとペアを組んで渡るヤマシギを目撃し、2年ぶりにカイツブリの渡りを記録するなど、イベントの多い楽しい夜となった。(原)
10/02
西風が強い時で18mほどと、上の展望ポイントには上がるのも大変な風。海上には雨雲も点在し、鳥が渡ってくるコンディションではなかった。しかし夜には15mほどとやや緩み、局所的に強い雨をもたらす雷雲が点在してうごめく中、少数ではあるがハト類やマミチャジナイ、トラツグミが渡ってきた。その飛翔力に毎度驚かさせると同時に、なにもこんな時に渡って来なくてもと思った。(原)
10/01
予報に反して雨はほぼ降らない。西の風が終始10m越えとやや強く、海上には白波。渡ってくるタカはわずかであったが、ハヤブサたちは時折岬上空をすいすい南下していく。ハヤブサ渡りと非渡りの判断は迷うケースもあるが、当地では翼の使い方や、換羽状況の違い(非幼鳥の場合)の違いから一見してあたりをつけることができる。今日もそんなハヤブサたちも念のため後を追うと、しっかり南下していった。(原、沼田、森s)
09/30
南のち西風の微風。朝からヒガラを中心とした小鳥の通過が今日も好調。そしてツバメ、アマツバメ類がどんどん増え始め、特にアマツバメとイワツバメが多く、代わる代わる群れが岬付近にやってきて、きっとそこらにいる羽アリなどのまとわりついてくる不快昆虫を食べているのだろう。これまで近くにツバメ、アマツバメ類が滞在する時は、たいていこういう昆虫が多い時な気がする。今日もタカは少なかったわりに、たくさん鳥を見た印象で調査を終える。(原、森s)
09/29
西風が12mとやや強く、見つかるタカはごくわずか。風に流され遠方に行ってしまったのか、まだ無理して渡るほどでもないのか。夜は満月で、その手前を通る鳥の観察と撮影に取り組む。40羽ほど記録し、中にはハト類、カモ類まで絞れるようなものもあり、楽しく過ごした。(原)
09/28
朝からずーっと雨なので中止
09/27
緩やかな東北東の風。タカが渡ってくるにはとても良い気候であったが、ハチクマは終わり間際、ノスリの先発隊も昨日までに結構動いてしまったからか、端境期感がありタカが見つからない時間は長い。それでもヒガラを中心に、メジロ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アトリ、マヒワ、ハクセキレイ、ヒバリ(初認)、アカゲラなどなど、様々な小鳥が渡ってきて賑やか。今日のトピックはマガンの初認。3羽と10羽の小群が西の海上へと飛翔していった。いよいよ本当に秋だ。(原)
09/26
朝から降り続いていた雨は10時台にはやむ。晴れると頭上に飛来したハチクマ雄を皮切りに、主に東の海上を断続的にタカたちが通過し始めた。海上では今日も小鳥がたくさん渡っていて、それをハヤブサやチゴハヤブサが捕食するのを何度も目撃する。(原)
09/25
どんより曇り空で東南東の風が緩く吹き付ける。今日もヒガラ好調。タカはノスリがメインとなり、ハチクマは幼鳥が大半。お昼前後に通過するタカが多く、向かい風気味なので高度が低く、大小様々なタカの渡り近くで観察できて、集計数には現れない充実感。近日好調な日が続いた夜渡りは既に満月モードに入った様子で、僅かばかりのフライトコールが聞こえてきたのみ。しばらくは睡眠時間に余裕が出来そう。(原)
09/24
東の微風。日差しは暑いが気温が高くなく湿気も少ないのでカラッとしており、やっと秋っぽい空気感。駒ヶ岳まではっきり見える。タカは高いものが多く、青空の中に溶け込むものを双眼鏡で探し出すのに苦労する。昨日初認したアトリや今日初認のマヒワなど、冬の鳥の姿や、ハチクマよりノスリが目立つ様子に季節が大きく進んだのを実感。ほか、アオバトの群れが何度となく近くを通過するのを見るのが楽しかった。日中に見るアオバトも綺麗だな。(原、沼田、森s、木村)
09/23
晴れて緩やかな西風。午前中は青空が広がっていたが、北海道方面から濃い雲がかかり出す。するとそれから逃げてくるかのようにハチクマを中心としたタカたちがわらわらと南下してきた。お昼頃には一時大荒れになるが、その後は快晴に。渡りは落ち着いてしまったが、夕方近くに近くに飛来したハチクマ幼鳥1羽が頭上付近に飛来して旋回し、西日に照らされキラキラしていたのが印象的。(原、沼田、森s)
09/22
快晴の空で主に西北西の風。タカたちは主に真上から東の海上空高くをパラパラと渡っていく。雲が少なく見つけ出すのに苦労する。そして夜間には再びたくさんの鳥たちが渡った。アカゲラが9羽も見られ絶好調。(原)
09/21
日中は雨で中止。夜間は霧雨の中ホウロクシギが2羽渡ってきた。(原)
09/20
終始曇り空で、西の風が13m前後吹き、白波が立つ。日中の渡りは低調だったが、東の沖にはオオミズナギドリいっぱい。それが予言だったかのように、夜間に上空を南西へ渡るオオミズナギドリの姿を目撃。他の渡り鳥も絶好調で、アオバト、トラツグミ、マミチャジナイが増え、コノハズク、ヨタカ、ジュウイチ、カワセミなど見られて嬉しい鳥の姿も。夜には色んな鳥が渡っていることを改めて感じられた。(原)
09/19
西風が吹き、ハチクマたちは東の海上を順調に南下してくる。それ以上に目立ったのはヒガラの群れの南下で、ハチクマを見る双眼鏡やスコープの視界の中に、数十から100羽以上の群れが次々と入る。真面目に数えたものだけで3000羽を超えた。次第に北海道方面には真っ黒で邪悪な雷雲がかかり、紫に染まった雨雲レーダーを見て恐怖を感じる。その曇から逃げるように南下してきたハチクマたちが20羽近い高密度な柱を作って渡って来たのもかなりの見応え。その後定点も豪雨と雷に見舞われ調査不能に。(原)
09/18
終日西寄りの風が強く吹き付け、最大21mほどに。渡りの気配はほとんどないが、風速がやや弱まった西南西の風19mのころ、ハヤブサだけは渡ってきて岬上空を何事もなかったかのように通過して行った。彼らの対風性能の高さに改めて驚く。(原、沼田、森)
09/17
雲が多いがたまに降り注ぐ太陽の光にまだまだ残暑を感じ、風が止まると暑すぎるので今日もこの時期というのに灯台の影に逃げる時間も。朝からヒガラの渡りが好調で、定点付近を通ったものだけで700羽ほどカウント。実際はもっと広範囲を飛んでいた様子だ。ハチクマはほとんどが西の海上遠方を通過してしまうが、ある程度まとまった群れも見られる。夜間は通過する鳥は少ないものの、カワセミ、ジュウイチなどの嬉しい顔ぶれや、初記録となるヨシゴイの渡りも観察でき、今日も収穫の一日に。(原、沼田、森s、白川)
09/16
眠い目を擦って一同起床。9月も中旬というのに暑さ復活。睡眠不足も相まって日向は危険と判断し、早々に灯台の日陰へ移動。ハチクマは最初のうちは西側遠方や高空を渡るものが大半だったが、次第に高度が下がり、我々の上空見やすいコース高さを続々と通過していき見応えあり。午後には西風が強まり東の海上がメインとなるが、その後も渡りは続き、集計してみればここまで今シーズン最多と大満足の一日となった。(原、沼田、森s)
09/15
晴れて東風微風。ハチクマは10時くらいから程よいペースで渡ってきて、風が弱すぎたためか東西に散らばってしまうが、九州からの刺客と協力して上手くカウントできた。いよいよハチクマの渡りは最盛期の模様。夜間もたくさんの鳥が渡り、早くもヤマシギ初認。ヒタキ類、ツグミ類、センニュウ類など合わせて500羽程をカウント。懐かしいメンバーで楽しく夜更かしし、長い一日を終える。(原)
09/14
朝からどんより曇り空。午前中から雨が降り、やがて本降りに。渡りはさすがに低調だったが、こちらに気づかず足元近くまで寄ってきたアナグマが可愛かった。(原)
09/13
緩やかな西風で、日差しも強くはなく、比較的過ごしやすい。ハチクマたちはコンスタントにやって来て、岬付近から東の海上の広域に散ってしまうものの、遠方から駆けつけた学生さんたちにも探すのを手伝ってもらい、楽にカウントできた。中には真近を通過するハチクマもいて、その迫力に一同盛り上がる。ホシガラスのあれやこれやもあり、非常に満足度の高い調査となった。夜間にはヒタキ類やセンニュウ類、ツグミ類などを中心に遅い時間まで渡りが続き、カワセミやアカゲラの姿も。こちらも大満足。(原)
09/12
岬の北西方向には濃いめの雨雲が。早朝からヒガラたちの渡りが好調で、数十羽の群れが次々通過する場面も。濃い雲はなんとか途中まではなんとか岬をかわしていたが、9時台にはいよいよ激しい雨が降る。雨はお昼頃にはあがりハチクマの渡りを期待したが、今日はお預け。(原)
09/11
曇りがちで北海道は薄ら霞む。東の風で白波が立ち、先を急ぐ必要がないのか、ハチクマが少数渡ってきたのみ。今日もアマツバメ類などの渡りは好調。沖にはオオミズナギドリがそこそこ多く、その中に一際大きな海鳥が1羽。コアホウドリだった。(原、塚田)
09/10
日差しが強く、たまに吹く緩やかな東の風がありがたい。ハチクマは序盤、西側海上遠方を十数羽の団体の流れがメインだったが、お昼前後には岬付近を通過するようになり、青い海、青い空を背景に1羽1羽の模様などを見比べられる程よいペースで順調に渡ってきた。渡りを見ている間は暑さを忘れるが、気付けばまた日焼けが濃くなってしまった。他にアマツバメ、ヒガラの渡り好調。ホシガラスが近くに止まったうえ、今季初のアサギマダラの渡りも確認するなど、何気に盛りだくさんな日曜日となった。(原、塚田、沼田、森s)
09/09
朝からぐずついた天気で渡りの気配はほとんどないが、ハリオアマツバメの小群が頭上に飛来した。調査を早めに終え、アオリイカ、カンパチなどを釣ってみんなで食べた。(原、沼田、塚田、森s)
09/08
前日夜の渡りでは、アカエリヒレアシシギの群れなど100羽近くの渡り鳥を記録。ヒタキやムシクイ、センニュウ、コルリ、マミジロなど早い時期の鳥がメインだったが、もうシメが渡ってきたりと、ここ数年とは少し違った様子も垣間見た。日中は南南東の風がやや強く吹き、沖の方は白波が。北海道はややかすみ、先を急ぐこともないのかタカの渡りは低調。ホシガラスやヒガラ、アマツバメ類の渡りを楽しんだ。(原)
09/07
朝から北、昨夜は夜更かし気味だったが、北北東の風が吹く予報だったので、早くに到着するハチクマがいると予想して、寝坊しないように早めに起きる。案の定、7時頃から渡ってきた。この風だと高度が高く飛翔速度も速く、飛翔コースも予想しづらくカウント難易度が高いうえ、目印となる頼みの雲も早々になくなり、青空高くに溶けてるタカを見逃さないように双眼鏡であちこち覗く。1人では見きれず補足率の悪い調査となってしまったが、大きな集団は無いものの次々飛来する時間もあり、幼鳥も初認。渡りは本格化してきた様子。(原)
09/06
朝のうちは涼しかったが、日中は東風が微かに吹く程度で、なんだかんだ暑い。ハチクマは岬付近から主に西の海上をパラパラと渡っていき、時に次々と飛来する場面もあり、昨日までと違い渡りが本気モードに近づくのを感じる。ヒガラがここまで早くも好調で、目に付いたものだけでも270羽を数えていた。帯島近くの海には珍しくハンドウイルカらしきイルカの姿も。夜間はこの時期らしい鳥を80羽ほどカウント。マミチャジナイの出足が今のところ早い様子。また、3年ぶりにアカゲラの夜渡りを記録できた。(原)
09/05
北東からのそよ風があり、雲が多めで暑さは少し和らぐ。こちらの天候条件は良いのだが、北海道にかかっている雨雲はなかなか取れない。その影響か渡るタカは僅かだったが、チゴハヤブサ幼鳥1羽が海上からぐんぐん南下し、こちらに向かってくる姿に痺れた。9時前、ハチクマ成鳥雄1羽が龍飛の西側か海上に出て、北海道方向スコープで見えなく遠方まで北上した。トビやツミなど、秋にここを北上するワシタカの記録は少なからずあるが、ハチクマでは初めて初めてだったはず。彼は何をしたかったのだろう?(原)
09/04
東北東の風が程よく吹き付けるが、気温が高く日差しもあり暑い。ハチクマは少数しか渡ってこなかったが、みんな口を開けているのが分かる距離で見られた。この暑さの中、風に抵抗しながら羽ばたいて渡ってきたのだからやはり疲れるのだろう。近くをノコノコと歩くアナグマや、夕方に眼科から浮かんで渡っていったチョウゲンボウなども印象的だった。(原、沼田)
09/03
緩やかな東風で日差しが強く気温も高くて暑い一日。堪らず灯台の日陰を利用して暑さをやり過ごす。ハチクマは午前中、ぽつぽつと真上付近を南下して行った。ノスリ成鳥1羽も渡ってきて、調査開始からまだ間もないものの、季節が少し進んだのを感じる。調査中、どこからかやってきたレース鳩が滞在しそうな様子だったのでちょっと楽しみだったのだが、後に近くの道路上に車にはねられた様子で死んでしまっているのが見つかる。悲しい。(原、沼田、森s)
09/02
曇り空で西風が程よく吹き、ようやく涼しさを感じる。しかし渡りの気配はほとんどない。夜間はまたまだ鳥は少ないものの、マミジロ、アオバトなどがぽつぽつ通過し、毎度の事ながら夜渡りの不思議を感じながらのんびり調査。イカルを記録したが、調査が始まり過去数年でダントツに早い確認だ。(原、森s)
09/01
朝から北海道方向にはがっつり雨雲。渡りの気配はほとんどなく、お昼頃には岬付近も大荒れに。早々に調査を諦める。午後には自治体の方にアプローチし、外灯の設定時間を直していただいた。実は夜渡り定点の外灯が早めに消えてしまうようになっていて、調査継続の危機でしたが、事情を話すとすぐにご理解いただけた。今季も無事に開始出来たことが本当にありがたい。(原)
08/31
楽しみにしていた季節の到来!しかし残暑が厳しくまだ季節感は完全に夏。とはいえ渡りは始まっているようで、ヒガラやニュウナイスズメ、ツバメ類などが断続的に渡ってくる。北海道はほとんど見えない霞んだ空気だったが、いくらか視界が良くなった午後に、ハチクマ3羽が岬に到着。たった数羽とはいえ、渡り調査始まりを実感できるこの光景を見て、この先のシーズンへの期待が膨らんだ。今年もよろしくお願いします。(原)