2009年秋期タカの渡り速報
33-2 宝塚 塩尾寺  定点調査地
(Enpeiji Temple, Hyogo)
更新:2009/10/04

 ( 2009/09/15 - 2009/10/04 ) 調査終了

場所: 兵庫県宝塚市伊孑志塩尾寺 定点調査地
Enpeiji Temple, Takarazuka city, Hyogo, Japan
( 34°48′20″N    135°19′33″E    EL:213m) map_mark
調査: 宝塚野鳥の会会員有志

注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
月/日
Month/Day
天気
Weather
時 間
Investigation Time
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
ノスリ
Buteo
buteo
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
その他タカ others タカ類計
A total of Raptors
担当者
羽数 種毎の羽数
合計
season total
864 270 10 3 8 30 1185
10/04 09:00-15:00 73 54 0 0 2 3 不明 3 132 福田・川道・直木・小川・石田・倉本・丹羽*2・勝木・西出・松村・中山*2
10/03 晴れ 09:00-15:00 64 26 0 0 0 6 ハヤブサ1・不明種5 96 勝木、川道、福田、先浜×2、丹羽×2、石田
10/02 雨  観察中止 00:00-00:00 0 0 0 0 0 0
0
10/01 晴れ 08:30-15:00 76 17 3 0 0 1 オオタカ 97 川道、勝木、笹部、福井、丹羽、桑原、石田
09/30 雨天中止 00:00-00:00 0 0 0 0 0 0
0
09/29 曇・一時小雨 09:00-15:00 0 4 0 0 0 1 不明 1 5 勝木・福田・丹羽
09/28 曇・一時小雨 09:00-14:00 0 4 0 0 0 1 不明1 5 勝木・川道・福田・倉本・小川・丹羽
09/27 07:30-15:00 16 7 0 0 0 1
24 長江・佐々木・勝木・福田・川道・丹羽他探鳥会参加者
09/26 晴れ 09:00-15:00 12 13 0 2 0 3 ハヤブサ1、オオタカ1、不明種1 30 川道、持田、福田、丹羽×2、岩月、広瀬、浜園他5
09/25 晴れ 09:00-14:00 3 1 1 0 1 0
6 勝木、笹部、直木、倉本、小川、高木、福田、丹羽、石田
09/24 晴れ 09:00-15:00 189 3 0 0 0 1 不明種 193 勝木、笹部、谷本、福井、丹羽、倉本、直木、岩田、桑原、北辻、石田
09/23 曇り 09:00-15:00 28 3 0 0 1 4 不明種 36 福井、笹部、勝木、福田、川道、直木、木村×2、丹羽×2、倉本、濱野、石田
09/22 曇り 09:00-15:00 34 1 0 0 0 0
35 勝木、福田、川道、丹羽、石田
09/21 晴れ 09:00-15:00 43 4 0 0 0 0
47 笹部、倉本、直木、勝木、福井、谷本、小川、川道、高木、木村×2、福田、丹羽×2、松村、谷、武田、石田
09/20 晴れ  06:40-15:00 68 37 0 0 1 1 ハヤブサ1 107 長江、勝木、福田、川道、福井、直木、山本F、丹羽×2、岩田、笹部、山本M、石田
09/19 晴れ 北の風強し 08:45-15:00 35 79 0 0 0 0
114 福田、川道、丹羽×2、壇、浜園、石田
09/18 曇り 08:00-15:30 147 3 0 0 2 5 オオタカ3、ハヤブサ1、不明種1 157 笹部、直木、倉本、持田、勝木、川道、丹羽、福田、石田
09/17 晴れ 07:30-15:30 37 0 3 1 1 2 ハヤブサ1、不明種1 44 倉本、原田、福田、勝木、丹羽、木村×2、西出、石田
09/16 晴れ 09:00-15:00 39 14 3 0 0 1 その他1はハヤブサ 57 勝木、持田、川道、笹部、直木、倉本、丹羽、福田、石田
09/15 09:00-10:00 0 0 0 0 0 0
0 丹羽、勝木、桑原、福田、石田
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。

10/04 出現回数27小群の飛翔が多かったが各時間帯とも万遍なく出現してくれた。 10:35 28羽の群れがタカ柱を作る。
 本日で調査を終了します。期間中ご参加の皆様ありがとうございました。
10/03 雨の日の翌日は比較的多く飛ぶ。観察開始直後いきなり塒立ちサシバ5が舞った。その後は小休止、11:55にサシバ3ハチクマ3が通過。12時台にサシバとハチクマ合わせ計35通過。13時台も33、14時台は15とサシバ、ハチクマが適当に間隔を空けて通過してくれた。全般に綿雲が多くあり、高高度を渡るタカも見つけやすかった。アサギマダラ7確認。
10/01 雨の日の翌日、青空も広がり期待する。8:30いきなりサシバ13が上空を舞う。15分後サシバ12、11分後サシバ7が出る、近隣の山からの塒立ちか? その後ハチクマも加わり30分間に計43羽が出る。幸先良しと期待するも9時台に入りゼロ。10:09に再びサシバ13とノスリ2続いて3分後にサシバ12とノスリ1が中高度で舞う。11時までに計82羽を数える。その後は散発となり14:17サシバ2が低空で舞い、逆光に翼をひるがえし美しい飛翔で本日終了。ミサゴは14回現れた。
09/29 北寄りの微風。曇り視界良好だが飛翔はハチクマ4羽にとどまった。他に居つきのミサゴ3通過。
09/28 14:00雨が強くなってきたので中止。
09/27 快晴だがタカは散発に終った。しかも飛翔は高高度で見辛く、タカ柱を期待した探鳥会参加者メンバーは欲求不満でした。
09/26 昨日に続き良い天気。雲は北から南へ早く流れる。観察場所にも北よりの風が吹き気温の割には涼しかった。9:50サシバ1、ハチクマ1が、その後はヒマな時間が過ぎ11:20サシバ1、ハチクマ2、ツミ1が舞ってくれた。13:43まではハチクマがパラパラと単独で5羽、ハヤブサ1、オオタカ1も出る。13:43サシバ5、ハチクマ3が真上で帆翔する。続いて13:45超低空でサシバ1が出現、一同大歓声。最後は14:19にハチクマ1とツミ1が南東から北西に流れ本日終了。今日は堺や大阪からグループで6名来られたが、数的には少々気の毒であった。
09/25 今日も良い天気、多くの飛来を期待する。上空にサシバ1が現れ西へ。ノスリ1も出る。ハイタカが観察場所上空で舞う、青空に翼が透けて美しい。ハチクマ1を確認。良い天気なれど何故か極少数。昨日出つくしたか? まるで渡りが終わったかのよう。ミサゴも4羽のみ。丹羽氏がサンショウクイ1を発見、全員久しぶりの出会いに喜び、カメラに収めることも出来た。明日に期待しながら、会報発行作業のため14時で終了する。(たぶん14時以降飛ばなかった、と思うことにする)
09/24 全天青空となりうれしいやら、見にくいやら。ここ4・5日はジリ貧でやや意気消沈ぎみ。9:46上空に9羽のサシバ発見。以降15羽、20羽、5羽、9羽と9時台に59羽が西へ流れ、中高度でよく見える。これには一同大喜び。10時台は24羽の群れがやや高いところを通過したのみ。11時台に入り高高度で飛ぶいくつかの小さい群れを、計39羽を数える。12時台は19羽、13時台9羽を数え、14時台に22羽と18羽の群れが通過した。午後から雲も出て高高度ながら見つけることが出来た。昨日ミサゴが多く出たが今日は6羽であった。
09/23 曇り空で風もなく蒸し暑い。10:12北の方にサシバ1、しばらくしてミサゴが現れハイタカ1がしきりにモビングする。10時台にサシバ3、ハチクマ1。12:36にサシバ5、直ぐ後にサシバ10が上空を通過する。今日はミサゴが多く現れ19羽を数える。この内、16羽が北から南に向かい、3羽が南から北に向かった。過去に12羽数えた事があるが、今日は最高値となった。
09/22 早朝よりどんよりした曇り空、降水確率40%。今日はダメかと思ったが、雨は大したことなく通常通り観察出来た。10:59塒立ちと思われるサシバ1羽、その後ヒマな時間が流れる。退屈しのぎにミサゴがチョイチョイ姿を見せてくれた。13時前北の方向で11羽のサシバ、続いて20羽のサシバが舞い西へ流れた。14:20に低い空をハチクマが1羽が北へ向かう。
09/21 美しい秋の空、青空に白いすじ雲がいくつも流れる。低い雲は南から北へと流れていた。観察場所には南の風が爽やかに吹き心地よい。9:18分付近からの塒立ちかサシバが集まりだし9羽が輪を描く、順光で輝くように美しい。21分にも7羽が舞う。幸先良し! 今日は飛ぶぞと意気込む。今日はご婦人方が大勢来られ、華やか+賑わい=大変楽しい雰囲気。お菓子やコーヒーの差し入れを頂きありがとうございました。さて、タカたちはどうした事でしょう。9:21の7羽以降、1羽2羽と時間を空けてパラパラと単発で飛来するのみ。大勢のギャラリーには少々気の毒であった。これに懲りず又のお越しをお待ち致します。
09/20 6:40に観察開始された熱心な方が居られた。今日も午前の勝負だった。8:20にサシバ4羽ハヤブサ1羽が出現。その後暇な時間が流れた。9:33にハチクマ2羽に始まりサシバも通過、正午までに短い間隔で次々と飛来した。昨日の名残か北からの強い風が時々吹いた。11:00頃より全天雲一つない青空となり見つけにくい事この上なし。13:57にサシバ2羽を確認した後15:00まで飛来しなかつた。
09/19 地上では北の風が強く吹き、雲も北から南へ早く流れる。雲の端が乱れているので気流もかなり悪そう。強風と悪気流では彼らも飛びにくいのではないかと同情する。8:48分を皮切りに短い間隔で1羽、2羽とハチクマが来る。強風にあおられ肩をすぼめ、かなり早いスピードで西へ向かう。風の影響か、低いところ、中高度、高高度とさまざまで飛来、サシバ、ハチクマともにほとんど輪を描かず一直線に飛去する。
昨日とは反対に、午前中は忙しく、午後はヒマだった。数の上ではハチクマが優勢。
09/18 曇り空なれど見つけやすい雲の状態。風もなく少し蒸し暑い。午前中はハイタカとオオタカやハヤブサのみ、サシバ・ハチクマは全く姿を見せない、甲山や菊水山でも飛んでいないらしい。どうしたのだろうと皆で首をかしげる。昼食も済ませ気分がダレかけた12:39、やっとサシバが現れ11羽が輪を描く。その後12羽、14羽、10羽と言った群れが時間をおいて飛来し輪を描く、そのたびに歓声が上がる。今日のピークは何と言っても14:40だ、視力7だと自負する福田氏が、遠く高く肉眼では見えないほどの群れを発見。
双眼鏡で見ると雲の下で上昇気流に乗って湧き上がるサシバの群れ。かなりの数だ、手足の指の数では足りない、カウンター、カウンターと大はしゃぎ、数回数え直し48羽を確認。やがて群れは崩れ、観察場所の上空を通り西へ流れた。一同顔を見合わせ、大きなため息をつく。
09/17 雲一つない青空、これでは高高度を飛ぶタカは見つけにくい。見つけた時は輪を描き飛来方向が不明。付近の山よりの塒立ちと思われる個体が多かったツミがトビにモビングする一幕あり。昨日は甲山で15時ころ100+が通過したとの事で、今日は残業する事にした。残業手当は木村さんよりアイスクリームの差し入れ。しかし、残念ながら1羽も来なかった。ヒメアマツバメ2羽、エゾビタキ2羽、ミサゴ6羽確認。
09/16 昨日とはうって変わって良い天気。午前中は千メートル付近の雲は北から南へ早く流れ、午後からは積乱雲とすじ雲になった。
午前はノスリ3、ハチクマ1、ハヤブサ1の他は全てサシバ。そのうち1羽は目の前から飛び出し、超低空で飛んでくれた。
午後になりサシバ13、ハチクマ14で拮抗。13時半以降パッタリと飛来しなくなった。
09/15 本日より観察開始、よろしくお願い致します。
天候悪し、雲低く小雨降り止まず1時間で中止となる。