昨夜は静かな星空だったのに、明るくなると周囲の山々は雪雲に隠れ、朝から小雪が舞う。9時頃からは青空も出てくるが、天気は目まぐるしく変わり、たびたび雪に降られる。久々に渡りシーズンらしい日となり、数羽ずつまとまって飛んでくるタカたちは、雪の中をかいくぐってきたのか、バタバタとせわしない様子。平地はよく晴れていたので、この山さえ抜ければ、とがんばって飛んでいたのかもしれない。調査地がコガラたちでにぎわったのも久しぶり。最終日を楽しく過ごし、夕方、細かい雪でみるみる白くなっていく調査地を後にする。(佐伯) |