現地白樺峠「定点調査地」からの報告を転載しています。( )内は報告者です。
定点調査風景. 定点調査風景
(2011年)
11/15
渡り記録なし。夜中に降った雪があちこちに解け残るが、積雪とまではいかない。朝のうちは深い霧。やがて視界が開かれるも、青空は低い雪雲の間に見え隠れ。今日もツグミの大群が近くに下りているようで、ざわざわとした気配が森の奥から伝わってくる。鳥たちの移動はまだ続いているが、明日からは林道が冬季閉鎖。というわけで今年の調査はこれにておしまい。充実したシーズンをトラブルなく過ごすことができました。関係者のみなさん、ご協力ありがとうございました。(くの)
11/14
相変わらず、この時期にしては暖かい。今日もタカの姿はほとんどなし。おかげで撤収作業がはかどる。小鳥は種数、個体数とも少ないまま。皆無に近い“普通種”がいくつかいるのが気になる点。ただ移動が遅れているだけなのか?この先も調査を続けて確かめたいところだが、明日で下山予定。(くの)
11/13
今日も冷え込みはなく、過ごしやすい陽気。タカの動きはほとんどなし。15時すぎ、ツグミの群れが調査地近くのカラマツ林からどんどん飛び立ってゆく。その数はらくらく千羽を越え、ざらざらと流れる川となる。ツグミの渡りにしては時間帯がずいぶん早い印象。旅路を急いでいるのだろうか。(くの)
11/12
雨上がりの朝の暖かさは11月とは思えないほど。相変わらず景色に雪の白さなし。今日もオオタカの姿が目立つ。夕方、明るいうちに飛び立ち始めたツグミの群れが見事!(佐伯)
11/11
昨夜からの雨が終日止まず、調査なし。冷たい雨だが、この時期に雪の心配がないのはありがたい。(佐伯)
11/10
朝は霧に包まれていたが、その後は薄い雲の広がる穏やかな空。昨日の続きとはならず、ノスリの集団を見つけてもすぐに途切れてしまう。冷え冷えとした空気は11月らしくなったが、高い山にも雪がない景色に違和感。(佐伯)
11/09
雲の多い寒々とした一日。風がないのはありがたい。昨日の続きのノスリの流れが9時すぎからスタート。「ひと目50羽!」という光景が何度も見られる。暖かい日がしばらく続いた後の冷え込みに反応したノスリたちか?今日はオオタカの姿がいつになく多かった。(くの)
11/08
朝は久々の氷点下。陽がさしても気温の上がり方は鈍く、山には終日、低い雲がかかったまま。午後はたちまち寒くなり調査終了時は0度。14時すぎから急にノスリたちが現れ、日暮れまで渡りが続く。ピークは16時半頃。夕空を背景にした鷹柱が美しい。(くの)
11/07
早朝は時雨模様。日中、ゆっくり青空が広がるが、低い雲が山々の稜線を隠したまま。15時には調査地もとうとう雲の中へ。記録できたタカの渡りはたったの1羽。こりゃ寂しい。(くの)
11/06
調査なし。11月とは思えないしとしと雨の一日。例年なら、もう雪の季節なのに。(くの)
11/05
青空は消え失せ、なま暖かい曇り空。まるで期待していなかったのだが、11時前からノスリたちが点々と渡り始める。集計してみると、まずまずの数字。ただし、北側遠くを通過したものが少なくない。そんなノスリを狙ってイヌワシが何度もダイビング。でも我々の見た中では全てのトライが失敗に終わる。15時すぎに雨が降り出し調査終了。(くの)
11/04
今日も季節はずれの暖かさ。またに見つかるタカは高く高く青空にとけ込んで、気をゆるめると、たちまち見失ってしまう。見落としてしまったタカもいたんだろうな。(くの)
11/03
青空がちらちらと顔を出す曇天。調査終了時でも10度をこえる暖かさ…というより、ちょっと歩くだけでも汗ばむ“暑さ”。この陽気では渡りはやはり不調。小規模ながらツグミの群れがいくつか通過。この声を聞くと、いくら暖かくても秋の深まりを感じる。(くの)
11/02
昼すぎまでは青空が広がっていたが、その後、だんだん雲が厚くなり、夕方は暗い空。ノスリのまとまった渡りが見られたのは16時近く。北側を遠く高く40羽ほどが点々と移動していった。(くの)
11/01
ほどよい雲の秋晴れ。絶好のタカ見日和となるが、ちっとも渡って来ない。15時過ぎにノスリが続けざまに現れ、来たか来たか!と期待するも、数は伸びない。ようやくマヒワを初認。でも、たった1羽のみ。まだシメに会えず。(くの)
10/31
雨は夜明け前にあがるが、低い雲が終日、空の多くをふさいだまま。気温はこの時期としては高く、陽が射すと暑さを感じるほど。渡りは低調。小鳥の声も少ない。(くの)
10/30
渡りの記録なし。夜明け前から小雨が降ったりやんだり。午後には冷たい雨が本降りに。そろそろ雪になってもおかしくない季節だが、今回は雨のままとなりそう。(くの)
10/29
穏やかな青空。静かすぎる朝が寂しいけれど、10時頃から夕方まで、ほどよい間隔でタカが飛んでくる。今シーズンはマヒワの声を一度も聞いていない。(佐伯)
10/28
今日も青空。タカの渡りは昨日の数にほど遠いものの、ほぼ一日中続く。ハイタカが目立つようになり、シーズン終盤の雰囲気が色濃くなった。ただ、小鳥の少なさは相変わらず。(くの)
10/27
最低気温は氷点下2.9度。この冷え込みは、やはりノスリを連れてきた。昼過ぎから次々にタカが見つかるようになり、15時頃からは遠く北を渡る集団も続く。その間、他の流れも途切れることなく、なかなかの忙しさだが、頭上に来るタカはわずか。集計してみれば、当地の1日のノスリのカウント記録を10年ぶりに更新する数字だったのだが、現場にいた皆の予想は大はずれ。そんなに見たという実感はない!(佐伯)
10/26
天候は順調に回復。朝のうちは低い雲のために視界が悪かったが、日中は秋晴れ。空の青がいつになく濃く感じられる。期待に反してタカも小鳥も渡りは不調。おかげで調査地撤収に向けた作業がはかどる。愛らしいヤマガラの仲良し夫婦が居着いてくれて、つい、見とれてしまう。ヤマガラ大好き。(くの)
10/25
昼すぎまでは小雨や霧雨が降ったりやんだり。午後は雨こそあがるが湿った低い雲の空。タカも小鳥も渡りはわずか。調査地まわりの木々がはらはらと葉を散らし、景色が寒々しくなってくる。(くの)
10/24
雲の多い晴天。今日も暖かい。タカの渡りは盛り上がらず。小鳥の動きも大きくはないのだが、今シーズンの中ではまずまず。午前中はアトリ、スズメ、ニュウナイスズメ、午後はヒバリの渡りが目立った。(くの)
10/23
終日、10月下旬とは思えない暖かさ。朝のうちは雨が降ったり止んだり。日中も青空と雲が半々の天気で、秋空としてはイマイチ。こんな空模様でもノスリやツミがぽつぽつと渡ってゆき、たいくつしない。タカたちによる「週末サービス」かも???(くの)
10/22
昨夜からの雨が残り、調査開始後もしばらくは降ったりやんだり。高い山は最後まで雲に隠れたまま、こんな天気ならヒマかと思えばぽつぽつ飛んでくるタカもいる。雨に追われるように飛んだチュウヒを教えてくれたのは、常連のカラたち。今年は優秀な小鳥調査員が不在なのだが、やはり一人の時には小鳥の目が味方。(佐伯)
10/21
にぎやかな日々は続かず、午後はタカの見当たらない時間が長い。いつもなら調査地周辺でぴこぴこしているルリビタキたち、今シーズンは皆無に近く、不気味に思える状況だったが、今日は何羽か目につく。移動が遅れているだけなのだろうか。(佐伯)
10/20
雲が多いながらも穏やかな秋晴れ。午前中はタカの見つからない時間が長かったが、昼すぎからはほどよいペースでノスリが渡ってくれる。秋も深まり小鳥の種数は増えてきたものの、全体の個体数は例年に比べずいぶん少ない。特にルリビタキの少なさが気になる。(くの)
10/19
早朝は霧がかかるが、日中はきれいな青空。午後は北風の冷たさが身にしみる。午前中は単独で渡るツミをどうにか見つけだす、という時間が続く。昼すぎからはノスリが次々に渡って、この時期ならではの忙しさ。すぐ近くを飛んでくれる個体もいて、寒い中でも楽しく調査。(くの)
10/18
朝夕は霧が出るが、日中はおだやかな秋晴れ。ノスリとツミの渡りがようやく本格化。今日のクライマックスは16時20分頃。頭上で10羽ほどのノスリが密集して旋回を続ける。その後も点々とノスリが通過。西日に照らされてキラキラまたたきながら渡ってゆく。(くの)
10/17
雲が多いながらも過ごしやすい天気。渡るタカは少ないが、調査地にやってくるカラ類やネズミを見ていれば楽しみはいっぱい。今日の極めつけはコノハズク。調査地わきで大騒ぎをするメジロの視線の先に目をやると何とも奇妙な生き物が!!! 夕方、森の奥へと飛び去るまで、さまざまな表情を間近に見せていただいて、またまた忘れられない一日となる。(くの)
10/16
明け方まで雨が残るがその後、急速に青空が広がる。日中は西風が強いが寒さをまったく感じない。午前中、調査地近くをニュウナイスズメの大小の群れが、にぎやかに通過してゆく。タカの渡りはたいくつしない程度。北側はるか遠くを飛ぶものもいくつかカウント。(くの)
10/15
雨降り休みのつもりでいたら意外と早く止んでしまい、視界もまずまず。降ったりやんだりの疲れる天気だが、楽しげなカラたちを見ていると気持ちがなごむ。小鳥もタカも、渡りそうな鳥の動きはほとんどなし。午後は止み間が長くなるが、夕方から再び雨。(佐伯)
10/14
朝のうちは青空が広がっていたが、9時すぎには暗い雲が上空を覆いはじめる。昼前には霧雨。午後は小雨が降ったりやんだり。この時期には珍しい暖かい雨。景色はいよいよ秋本番。ヤマウルシの紅葉がまぶしい。(くの)
10/13
気温高く、寒さを感じない曇り空。ぱらぱらとタカの続く時間もあったのだが、昼にはどんよりと暗くなって小雨ぱらつく。アトリの群れが大きくなり、紅葉が急速に進んで、秋はちゃんと進行している様子。ツグミ初認。(佐伯)
10/12
晴れてはいるが、もやがかかって遠くの山々は見えない。もやのせいで青空の中にタカの姿が溶けてしまい、いつになく見つけるのが難しい。目に入るタカはまずはノスリ。それに混じって他のタカ。ハヤブサ類が多いので、なんとなく幸せな気分。(くの)
10/11
やや雲が多いながらもまずまずの天気。されど、渡るタカはごくわずか。朝と夕方では、木々の葉の色がまるで異なる。いよいよ秋は本番。(くの)
10/10
ぽかぽか陽気。景色は春がすみのようにかすんでいる。15時過ぎから現れたノスリの集団に、ようやく本格的なノスリシーズン到来を感じる。(佐伯)
10/09
日が昇ってからは穏やかな晴天。声だけのメジロの群れが渡っていく。ぽつりぽつり飛んでくるタカが10月らしい雰囲気。藪の中でネズミのように走り回るノゴマも、この時期のお楽しみ。冬の小鳥はまだかなあと言っていたら、アトリ初認。(佐伯)
10/08
霜と氷の朝。日が昇るとぽかぽかになる。タカの見つからない日々に不安を感じつつあったが、今日から目のいい大学生が来てくれたので心強い。あまり見たという実感がないのだが、渡りのタカ7種。数のわりに種類が多いのはこの時期らしいが、ノスリの動きがなさすぎる。いったいどういうことなのか、と言っていたら、ささやかながら夕方の部。明日からに期待?(佐伯)
10/07
調査地から見える穂高岳が初冠雪。日中も冷たい北風が吹いて手袋をはずせない。今日もタカの姿はほとんどなし。(くの)
10/06
雨は早朝まで降り続くが、雨雲が通りすぎると急速に青空が広がって、日中は過ごしやすい秋晴れとなる。いかにもタカが渡りそうな青空なのに、何も飛んでこない。地つきのタカどころか、イワツバメやハリオまで少ない、どうにもむなしい空。ついついコガラやメジロなどの小鳥の姿に見入ってしまう。(くの)
10/05
午前中は小雨が降ったり止んだりの繰り返しで視界も悪い。昼すぎからは本降りの雨。調査地周辺の木々の葉がほんのり色づいてきて、霧に見え隠れする風景が何とも艶っぽい。(くの)
10/04
最低気温はマイナス1度。初氷に初霜柱。一日を通して雲がほとんどなく、タカの姿がどうにも見つからない青空を見渡す時間が長々と続く。10日前のスペクタルが嘘みたい。16時過ぎにオオヒシクイ4、マガン2の混群が通過。(くの)
10/03
最低気温は1度。日中も風が冷たい。霧による視界不良が8時すぎまで続いたが、その後、青空が広がってくる。タカの動きは少ない。去年のこの時期はノスリがどんどん渡ってびっくりしていたのだが、今年は例年どおりに戻った様子。あれは去年限りのにぎわいだったのか? (くの)
10/02
やや雲が多いものの穏やかな晴天。風が吹くと少々肌寒いが、日向はぽかぽか陽気。渡りは1羽1羽をじっくり見られるペースで種数も多い。地つきとおぼしきハイタカの姿が急に目立つようになる。さまざまな個体が遠く近くでいろんな飛び方を披露してくれるので識別のトレーニングにGOOD。(くの)
10/01
早朝はガスがかかって調査は休み。8時すぎからようやく景色がみえてくる。日中、穏やかな晴天が広がるが、終日のんびりモード。昨日の雨を境に秋の空気に入れ替わり、調査地に現れる小鳥たちの様子もすっかり秋めいてきた。(くの)
09/30
夜半からの雨と霧で調査はお休み。天気回復後は急激に冷え込むらしい。この週末がサシバ・ハチクマの最後の一山となるのだろうか。(佐伯)
09/29
日中は暑さを感じたが、朝夕の冷え込みの緩い、過ごしやすい秋晴れ。さすがに通過個体数は減少。双眼スコープを振り回す時間が長くなったが、退屈しない程度にはタカが見つかり、集中力を切らすことなく一日を終える。ノスリとツミの割合が増えてきて、シーズン中盤に入ったことを実感する。(くの)
09/28
今日もさわやかな快晴が続く。そろそろタカも在庫切れ?と思っていたのだが、想定外の忙しさ。(くの)
09/27
秋晴れの過ごしやすい一日。朝の比較的早い時間帯からサシバたちが通過。日中もタカの姿が視界から消える時間帯がほとんどない、楽しい一日。近くを通るタカが多かったので、集計の数字以上の充実感が味わえた。(くの)
09/26
曇天の一日。7時すぎから上空をサシバの集団がつぎつぎに通過してゆく。しかし、この天気のせいか、タカの流れは長くは続かず、9時以後はぽつりぽつり。ちょっと退屈な時間を過ごす。夕方には西から青空が広がり、風が冷い。(くの)
09/25
雲が多いながらもまずまずの天気。近くでねぐらをとっていたサシバたちが早朝、次々に間近を通過。朝の光に照らされて美しい。日中も白樺峠らしい渡りが続き、満足の一日。今日のハチクマは胸をパンパンに膨らませた個体がいつになく目立つ。どこかで蜂をたらふく食べてきたようだ。(くの)
09/24
朝は2度まで冷え込むが、日中、よく晴れて過ごしやすい陽気となる。昼前からタカたちが続々と通過。感動的な情景が何度も何度も目前に繰り広げられる。(くの)
09/23
朝は3度近くまで冷え込み、日中も風が冷たい。調査地の東側、はるか遠くを飛ぶタカが多く、辛いカウントが続く。(くの)
09/22
早朝は青空が広がっていたが、すぐに西から暗い雲。日中は降ったり止んだりの辛い天気。渡りも盛り上がらず、明日からに期待。夕方の風はひんやり冷たい。台風の通過により季節が一歩前進。(くの)
09/21
台風による雨のため調査なし。幸い調査地は雨、風ともに強くはならず被害もなし。夕方には雨も止んで虹も出る。ただし、峠に至る林道は21日の夜現在、通行止め。(くの)
09/20
調査なし。終日、雨ざんざん降り。(くの)
09/19
昼前まで気持ちよい青空が広がっていたが、午後は暗い雲が空を覆ってしまう。今日のタカは、とにかく高い。空の青色の中からサシバを見つけ出すのにひと苦労。さらに今日はツミの数が増えてきたので苦労が倍増。(くの)
09/18
青空が広がり、今日も残暑が厳しい。ようやく白樺峠らしい渡りがはじまり、朝から夕方近くまでほとんど休みなくタカたちが通過。渡らないものも含め13種のタカを確認。頭上低く飛んでくれるタカも多く、楽しい一日を過ごす。(くの)
09/17
せっかくの連休というのに雨。たまに視界がよくなると、ぱらぱらとタカが通過してゆく。(くの)
09/16
退屈しない程度にタカが通過。カメラマンにはもの足らないかもしれないが、カウント屋にとっては心地よい一日。8羽のトビの群れが不思議な動きを見せ興味津々。トータルで1時間ほど見続けた結果、南東方向に飛去。1羽の成鳥の後を7羽の幼鳥が追従しているようだった。(くの)
09/15
朝のうちは深い霧。おかげで二日酔いの重い体を休められる。日中は残暑が厳しく、日向で長時間過ごすのは辛い。タカの動きはまだまだ、という感じだがノスリの出足は好調。(くの)
09/14
いいところを通るタカが続き、楽しく見上げる。ハチクマを1羽ずつじっくり見られるペースがいちばん!(佐伯)
09/13
群れがきた、と思っても後が続かないのは、まだまだ序盤という感じ。今年もノスリの出足が早く、成鳥たちが真面目に飛んでいく。はしゃぎまくりのノスリ幼稚園を見かけなくなったのは、まさか、ワシに食べられてしまったから?(佐伯)
09/12
今日も残暑が厳しいが、タカたちの様子には昨日までとは違う雰囲気が感じられる。いよいよ秋の渡りが本格化。イヌワシが頭上を低く飛ぶサービスもあって、気分よく一日を過ごす。(くの)
09/11
今日も残暑が厳しく渡りは低調。昨夜(10日)は調査地での宴会中にコノハズクが近くで何度も鳴いて皆感激。長年ここで暮らしていて、秋のコノハズクの声は初めての経験。(くの)
09/10
青空が広がって残暑が厳しい。そろそろ来るかな、と期待したのだがサシバの大きな集団は現れず。(くの)
09/09
昼すぎまでは雨が降ったり止んだり。午後はゆっくりと青空が広がってくる。天気が回復しても渡り鳥の動きはほとんどなし。(くの)
09/08
最低気温は10度ほど。早朝、にぎやかなサンショウクイの群が青空を背景にきらきら光りながら通過してゆく。9月上旬ならではの光景だ。日中は暑くなるがパラソルなしでもしのげる程度。天気はいいのにタカの渡りは盛り上がらず。やはり、まだ早いのかな?(くの)
09/07
朝は5度まで冷えこんで、いきなり冬服の登場となる。日中も日差しは強烈だが、風がさわやかな過ごしやすい秋の一日。終日、ほとんど雲がなく、青空の中をぽつりぽつりと渡る高いタカを見つけるのにひと苦労。今日も渡らないタカがあれこれ見られ、数字以上に楽しい一日。(くの)
09/06
久々の晴天。気分がいいのは我々だけではないらしく、朝から子ノスリたちが大騒ぎ。5羽でふざけあっているかと思えば、ハチクマを追いかけまわしたり、とまっているクマタカをからかってみたり、元気いっぱい。一時はハチクマやハイタカの幼鳥も加わって、上空は大にぎわい。渡る気のなさそうなタカばかり現れ、カウント数は少ないのに、タカ10種を確認。その内5種の声も聞き、文字通りにぎやかな日。(佐伯)
09/05
今日も雨の一日だったが、夕方には雲の間にちらりと青空が顔をのぞかせる。明日に期待。(くの)
09/04
終日、雨が降り続くが、風は弱い。この天気のおかげで遅れに遅れていた調査地の準備が一気に進み、ひと安心。明日も雨との予報だが、準備作業のことを考えればそれもまた歓迎したい気分。(くの)
09/03
調査地では台風12号の影響は大したことなく、雨も風も強まらない。ただ、周囲の山々には暗く低い雲がかかって視界は悪い。せっかく今日から速報スタートというのに、この天気のおかげで渡り情報を提供できず。天候の回復を待つとしましょう。(くの)
08/26
調査なし
08/25
雨降り続き、調査なし。ウメバチソウが開花。


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