現地白樺峠「定点調査地」からの報告を転載しています。( )内は報告者です。
定点調査風景. 定点調査風景
(2018年)
09/19
すっきりした晴天。午前中はのんびりできたが、正午頃からにわかに忙しくなり、あっちの方向、こっちの方向へと飛翔コースが変化するタカの流れをせっせと数える。15時半頃までが緊張続きの時間帯。その後も夕方近くまで断続的にサシバ群が通過。満足な一日。(くの)
09/18
雲に覆われる時間もあったが、まずまずの晴天。来るぞ来るぞと待ち構えていたが、現れるサシバは小群ばかり。16時近く、ようやく東側遠くに大きな集団が現れ、100羽ほどの鷹柱を2回見る。タカの通過は夕方になっても続き、最後の記録は17時57分のサシバ60羽。こんなに遅くまでサシバを見続けたのは初めてのこと。アカハラダカは14時40分頃、東側のかなり遠くをサシバ群に混じって通過した。(くの)
09/17
やや雲が多かったが、久々に雨の心配無用な青い空。しかし、渡りは期待ハズレ。ぽつりぽつりの時間が長い。16時前になって、ようやく立ち上がった50羽ほどの鷹柱は、またも遠い東側。今日、記録したタカの大半はこの時間帯。夕方近くに集団が現れた翌日が忙しくなるのはいつものパターン。しっかり休まねば。(くの)
09/16
日中は青空も顔を出したが、曇りがちな空模様。夕方前には小雨もぱらつく。10時頃からタカたちの通過がはじまり、14時すぎまで、ほとんど絶え間がない。今日はやや高く飛ぶものが多かった。肉眼では空の小さな黒い粒もスコープを使えばハチクマとわかる。その次の粒もまたハチクマ、というペースの時間が長かったが、11時半頃、東側の遠くにハチクマのみ50羽以上鷹柱を見る。もう少し近ければ素晴らしい光景であったろうに。サシバの群れは小規模なものばかり。明日からがサシバの本番か。(くの)
09/15
せっかくの連休も雨降りのスタート。やみ間はごく短時間。しかも視界は悪く調査はお休み。森のキノコはこの数日で種数が増加。タマゴタケはいつになくビッグサイズ。大きすぎて食欲をそそらないほどだ。(くの)
09/14
夜間に降っていた雨は朝にはやんでくれる。低い雲が多く、視界も悪いので、のんびりと一日を過ごせると予想していたのだが、11時前から20羽ほどのサシバ集団がいくつか通過。遅れてハチクマたちもバラバラと現れる。群れは小規模ながら、14時すぎまでタカの通過はほぼ絶え間なし。大半の個体が、詳細に識別できる距離と間隔で飛んでくれたので、昼食の時間を遅らせて忙しく記録する。12時38分、背中にソーラーパネルらしき機器を装着したハチクマが通過するが、鮮明な写真は撮れず。今日も渡り日和とはほど遠い空模様だったが、想定外の充実度。(くの)
09/13
今日も終日、湿っぽい曇り空だったが、予報よりはマシな天気なので気分は悪くない。おまけにハチクマがつぎつぎに飛んでくる。11時から13時すぎまで、ずっとハチクマを見続けた印象。それに混じって1羽、また1羽とノスリも通過。天気の割にはたくさんのタカが見られ、お得感のある一日だった。(くの)
09/12
朝のうちは深い霧。日中も湿っぽい曇り空で視界は悪い。短時間ながら小雨もぱらつく。タカの動きはほとんどない。谷の底の方を、梢にとまりながら移動するものが霧の切れ間にいつか見られたのみ。(くの)
09/11
前線が南下し、朝夕は肌寒さを感じる陽気となる。早朝は深い霧。午前中は低い雲が多かったが、だんだん青空が広がってゆく。タカの通過は8時前から始まり、16時過ぎまで続く。群れの密度は13時台がもっとも高かった。東側、かなり遠くを通過するタカをカウントする時間帯もあったが、頭上を低く飛ぶタカも少なくない。ツミやノスリはこの時期にしてはかなり多く、満足な一日。(くの)
09/10
夕方までほとんどの時間、雨降り。時折、雨音が途切れても、霧で視界が悪く、調査は休み。昨日から調査地のテントをのぞきこんでいた幼い顔のミソサザイ、今日は中まで入ってきて、居間を探検。一昨日までミソの気配もなかったのに、どこかから移動して来たらしい。この天気では明日もいるかな、とちょっと楽しみ。(佐伯)
09/09
午前中はさらさら雨が降り続く。午後は湿っぽい曇り空。北東側に見える市街地の上空は雲に切れ間があったので、山に沿って雲が残っていたようだ。今日も渡り鳥の動きは目立たなかったが、朝にはオオルリの姿が昨日よりも明らかに増えていた。暗くなると、鳴きながら移動するゴイサギ声。鳥たちの渡りシーズンが本格化しているのを実感する。(くの)
09/08
午前中は雨。一時はどしゃ降り。午後はやみ間に青空も顔を出すが、不安定な天気が続く。視界の良い時間帯には調査を実施。渡るタカは少ないものの、この近辺に滞在中のタカが、ちらほらと姿を現す。(くの)
09/07
夜明け前から本降りの雨。日中、短時間の止み間があったが、視界は悪く、調査は休み。この先、湿度の高い日が何日か続きそうなので、カメラなどの機材を防湿庫(乾燥剤を入れたポリ袋)に収納する。雨のおかげで、森の中にはいろいろなキノコが出現。たまには散歩もしなくては。(くの)
09/06
南西ないし南からの風が残るが、まずまずの晴天。サシバの最初の群れの通過は7時すぎ。こりゃ忙しくなるぞ、とフル装備での調査。ところがタカが見つからない時間が意外に長い。向かい風を避けるために低く飛ぶタカが多いことと、不穏な動きをみせるイヌワシが何度も現れ、そのたびにタカの動きが乱れたことも、記録数が延びなかった原因だろう。夕方には短時間の雨。(くの)
09/05
大風を吹かせた台風21号は朝までに遠ざかる。調査地のすぐ近くではかなり大きな木が倒れていたが、我々の設備には被害なし。雨は早朝のみ。雲はだんだん消えてゆくが南西からの風は終日残る。日中の日向は汗ばむ暑さ。タカの通過はちらほら。渡らないタカの姿もちらほら。(くの)
09/04
台風21号は暗くなる頃に最接近。調査は休み。午前中は風も弱く小雨が降ったりやんだり。嵐の前に強風への備えをあれこれ。調査地の居住スペースは、いわゆるパイプ車庫を流用したものなので風には弱い。内部に風が入り込まぬよう対策を万全に。午後は南風がだんだん強まり、雨粒も大きくなる。夕食の時間を早め、大荒れになる前に車へと避難する。(くの)
09/03
早朝はどんよりとした曇天だったが、だんだん空は明るくなり、11時には晴天。時間とともに青空の面積が広がる。台風が近づきつつある中、気温は相変わらず高い。渡りにはまったく期待していなかったが、昼前からにわかに忙しくなる。20羽近いサシバの集団が断続的に通過。小規模ながらタカ柱もいくつか見られ、15時すぎまで緊張感が途切れない。9月初頭にしては渡りの気配がたっぷり。近くを飛ぶタカが多く、渡らないものも含めると9種のタカを記録。この時期としては大当たりの一日。(くの)
09/02
朝夕、雨の時間帯もあったが、日中は明るい曇り空。昼前後は青空も顔を出す。そのタイミングに合わせるようにいろいろなタカたちが出現。2時間ほどの間に7種約15羽のタカを記録する。しかし渡ったのはごく少数で、大半は空中でじゃれ合う幼鳥たち。そのうちのハチクマ1羽が高空で待ち構えていたイヌワシに襲われそうになる。今回はうまく翻って攻撃をかわせたが、鷲の餌食となるタカも少なくないのだろう。恐ろしい。(くの)
09/01
夜半からの雨は、9時すぎまで降り続く。10時近くに空が明るくなると、ハチクマとノスリの幼鳥たち、さらにイヌワシが続々と頭上に現れる。南西方向に飛去したハチクマを渡りとして記録。日中も雲は低く、時おり小雨の降る空模様。視界は悪くないが、その後、タカの姿は皆無に近い。夕方前にはまた本降りの雨。この天気のおかげで、遅れぎみの準備作業があれこれ進む。(くの)


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