白樺峠日記
現地信州 白樺峠の様子や情報などを紹介しています。( )内は紹介者です。

10/30 雨の白樺峠

1.葉が落ち、林の見通しは大変良くなりました。
2.午前中は雨でも見通しがきき、周囲の山がよく見えました。わき上がる雲がどんどん変わっていきます。いろいろな表情が見られました。
3.シーズンも終盤、観察台はすでに解体されています。雨なので屋根の下で調査を続けます。気温はこの時期にしては大変高く、あまり寒さは感じませんでした。(木下)

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10/16 紅葉が盛りに

1.ニュウナイスズメ 小鳥の群れは一瞬で通り過ぎる。なんだかわからないうちにいってしまうので困ります。時には声だけが渡っていってしまいます。
2.風が吹くたび、カラマツの葉がぱらぱらと落ちてきます。うっかりカップのお茶を飲むとカラマツの葉が口の中で引っかかります。
3.紅葉が調査地より下まで下り、谷も明るく見えます。調査するにはちょっとまぶしく、特に午後は調査地が日陰になり暗くなるので下の方から照らされ、まぶしくて目が疲れます。(木下)

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10/10 子カナヘビのハンティング

1.エゾビタキ。
2.カナヘビの子が出てきました。日光浴かと思ったら、ハンティング。みんなでその様子を観察。クモを追いかけ回し、ついにはガブッと。素早い動きに感心。
3.ヤマウルシの葉は鮮やかな紅色に。今年は実も豊作です。あちこちの葉の色もだいぶ色づき始めてはいますが、白樺峠の紅葉はこれからです。(木下)

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10/09 ノスリはどうした?

1.景色はめっきり秋らしくなりました。ツルリンドウの実もあちこちに見られます。
2.エルタテハが折りたたまれた観察用の椅子の中にじっとしていました。ここで冬越しするつもりだったのでしょうか?この後元気に飛び去りました。まだまだ暖かい白樺峠です。
3.広場にもたか見の人達はまだまだ来ています。期待されるノスリの渡りはまだ見られません。(木下)

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10/02 寒くなりました

1.どんどん秋は深まっていきます。ツノハシバミの実もそろそろ食べ頃か?調査地周辺は豊作。
2.冬支度で調査です。調査地は東向き。午後になると日は差しません。急に寒くなります。谷の向こうはまだ日が差していて、暖かそうに見えます。(木下)

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09/25 タカ柱が次々と

1.朝6時、広場に行ってみました。すでに20人ほどの人がタカを待っていました。広場の下のカラマツ林にはいくつもタカが止まっていました。昨夜はこのあたりをねぐらにしたのでしょう。
2.タカ柱をコンパクトカメラで撮ってみました。午後になり次々にタカ柱をつくってサシバが渡っていきました。第二ピークや台形から一斉にこちらに向かって流れてくるタカは迫力あります。そして、頭上でタカ柱。美しい光景でした。(木下)

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09/24 ついに飛んだ!

1.霜が降りました。朝の気温は2℃。
2.ついに飛びました。何年かに一度の大当たり。圧巻は午後4時半過ぎのタカ柱。アカハラダカのような高密度のタカ柱。こんなタカ柱は白樺峠ではあまり見られません。
3.多くのタカを感動しながら見送り、その余韻を味わうのに丁度いい夕焼けでした。静かな山の夕暮れが好きです。(木下)

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09/23 寒くなりました

1.急に気候が変わり寒くなりました。午後1時の気温です。この後調査地は日が陰り、どんどん寒くなっていきました。ぶるぶる震えながら調査する季節が来てしまいました。
2.日中の日差しで日光浴するカナヘビの子。今年も子カナヘビが日光浴に出てきます。毎年、調査地で繁殖しています。
3.調査が終わって夜の宴です。寒くなったので今日はテントの中です。わいわいがやがや楽しい会話が続きました。(木下)

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09/19 また今日の虫

1.調査地にはたいへん人なつっこいキベリタテハがいます。タカを見ていてもスコープにも止まったままです。
2.久野君の手にもこの通り。このキベリタテハほどではないけれど、いつも調査員のまわりを飛び回っているルリタテハもいます。
3.そしてこんな危険なやつもいます。リンゴドクガの幼虫。こんなやつを触ってしまったら大変。(人にもよりますが)背中のブラシのような毛がとくに危険です。ちゃんと「危険だよ」と主張してはいますね。(木下)

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09/18 今日の虫

1.芋虫が大嫌いという女性が遊歩道で見つけ命がけで調査地に持ってきた虫。調査地では撮影大会。みんなしてカメラを向けてわいわいがやがや。シロシャチホコの幼虫
2.夜の調査地です。一日の反省会??まだまだ暖かいので外で宴会です。肉を食べ、魚を食べ、野菜を食べ、そしてビールに、日本酒、焼酎と深くなっていきます。(木下)

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09/10 気温差が大きいです。

1.調査地の準備も整い白樺峠の渡りの調査が始まっています。ここ数日の気温差が大きく夏と冬が行ったり来たり、一日でも日中と朝夕ではかなり違います。この時期の白樺峠は暑さ対策と寒さ対策の両方の準備が必要です。
2.広場はまだまだ広々としています。
3.午後、虹が出ました。(キノシタ)

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09/01 草刈

今年も白樺のシーズンに成りました。先日地元の伊東さん氷室さん静岡の渡辺さん御夫妻に手伝ってもらい、「タカ見の広場」オープンしました。今年もよろしくお願いします。(中村)

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08/28 調査地の花

1.ウメバチソウ
2.ツルニンジン
3.コアシナガバチ
調査地でもう一つコアシナガバチの巣が見つかりました。観察するのに邪魔な枝を切る作業中に巣が見つかりました。今回は誰も刺されずにすみました。巣は丸見えになってしまいましたが、大人しくしています。この巣もしばらくは観察対象です。今年の白樺峠はハチが多いようです。地蜂の巣もあちこちにありました。「たか見の広場」でも蜂の巣が見つかりましたが、そちらは移動しました。でも、まだ未発見の蜂の巣もあるかも知れません。注意してください。(木下)

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08/24 白樺峠では渡り調査の準備が進んでいます。

1.私を刺したコアシナガバチの巣です。資材の間にこっそりと巣を作っていました。準備のために資材を動かして刺されました。やっぱり刺されると痛い!
2.資材の中にはいろいろな生き物がひそんでいます。ネズミの巣には子ネズミが2匹いました。そのままにしておくこともできないので巣材ごと箱に入れて近くに移動しました。しばらくすると親ネズミがきて、少し探しましたが、すぐに見つけて箱の中に入っていきました。
3.今年もいろいろなキノコが見られます。マク
キヌガサタケかな。
キノコだけではなく白樺峠は花も盛りです。マルバダケブキやマツムシソウなどが見頃です。この時期の白樺峠もいいですよ。(木下)

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08/10 渡りシーズン間近−−クマ出没注意

 タカ渡り研の木下です。白樺峠のタカの渡りのシーズンも近づいてまいりました。白樺峠ではシーズンに向けて準備も始まっています。今シーズンも白樺日記で白樺峠のさまざまな様子を伝えていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
1.白樺峠に遠いところからのお客様がいらっしゃいました。台湾のリーさんとヤンさんです。富山市で行われた「第10回世界自然・野生生物映像祭」に出席された後、白樺峠を訪ねられました。白樺峠ではキャンプをし、白樺峠の自然を楽しんでいただきました。夜はもちろん宴会です。
2.今年もクマの痕跡がたくさん見られます。クマが樹洞にあった蜂の巣を取り出したようです。他にもクマの痕跡が多数見られます。台湾から訪れたリーさんヤンさんはクマにも興味津々でしたが、クマ鈴が大変気に入ったようです。(木下)

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