白樺峠日記
現地信州 白樺峠の様子や情報などを紹介しています。( )内は紹介者です。

10/11 ダケカンバの黄

調査地の北西にそびえる大きなダケカンバの木。北側を通るタカは、この木に遮られて見えなくなることが多い。飛んでいる場所を説明する際、「もうすぐカンバに入りそう」「カンバのちょっと上」などと言っていたら、毎年サシバの時期に来てくれる人が「看板ってどこにあるんですか?」と困惑顔。看板ではなくカンバだけど、調査地の看板と言えないこともない存在感。この木がここ2、3日でみるみる色づいて、いつになく鮮やかな黄色に。季節外れの暑さに似合わぬ景色は、先週の冷え込みのタイミングがよかったのだろうか。写真左から、今朝、昼過ぎ、調査終了時の様子。(佐伯)

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10/04 霧の朝のルリビタキ

10月に入ってから、ルリビタキの姿が目につくようになった。深い霧に包まれた朝。人間は寒くて仕方ないのに、ルリビタキの幼鳥がガラスのお風呂を見つけて水浴び。この個体は、調査地のあれこれに興味津々。小鳥の餌台や、置いてあるカメラも見物してまわった。こんな子がずっといてくれたら楽しいのになあ。(佐伯)

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10/01 ヒミズあらわる!

今年も、待望のヒミズが登場。最近、調査中に近くで声がしたり、落ち葉の下でごそごそしていたり、そこからミミズが逃げ出したりと、ヒミズらしき気配が濃厚になっていたが、ついに……! 楽しみが増えて、下ばかり見てしまいそう。
(佐伯)

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09/24 今日は飛ぶぞ

朝5時半、すでに「たか見の広場」には何人もの人が。天気予報も晴れ。期待できる条件がそろっているからでしょう。
調査地周辺のツノハシバミの実を食い散らかすホシガラス。人が見ていても平気で実を採っています。
調査を終えて駐車場に向かう途中、フクロウに出会いました。(木下)

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09/23 毎年現れます。

今年もカナヘビの子どもが調査地のあちこちで日向ぼっこをしています。(木下)

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09/18 豊作 きのこ

台風が過ぎました。調査地は大きな被害もなかったようで良かった。午前中は雨が降ったりやんだり、午後になってようやく晴れてきました。調査地のヤマブドウはいつもになく豊作です。雨もやんでキノコも豊作。ハナイグチ出始めました。ハナホウキダケはホウキダケの仲間だけれど毒らしい。(木下)

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09/06 ねずみ対策

今シーズン初の雨降り。前日に準備した貯水システムにより、当分、水に困ることはなさそう(飲み水ではありません)。バケツに入っている枝はゴミではなく、ネズミ脱出用の救命装置。棒1本でネズミの溺死事故が防げる「命の棒」であり、絶対に取り除いてはならない。フタを設置してあるバケツを開けっ放しにすることも厳禁。滞在客には必ず伝達する、最重要事項。写真右は、調査開始まで資材の中に住んでいた子ネズミ。彼らと共存するには、あれこれ気配りが必要だけど、調査者を楽しませてくれる愛すべき住民。(佐伯)

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08/15 夏の白樺峠

 白樺峠では夏の活動が始まっています。渡りの調査の準備をしながら、さまざまな生き物たちの活動を観察しています。「たか見の広場」もこれから花の季節を迎えます。今はヤナギランが見頃です。(木下)

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