稲淵の雄綱





稲渕の雄綱は、明日香村の稲渕に伝わる神事で子孫繁栄、五穀豊穣を祈る。
悪疫など、この道と飛鳥川を通って侵入するものを押し止め住民を守護するための神事、 網掛神事といわれ毎年正月に行われる。
稲渕の神事は神式で行うことが特徴で男性のシンボル『男綱』を飛鳥川に掛け渡しをする。 2kmほど上流の栢森(かやもり)の神事は全体を仏式で行い。福石(陰物ともいう)と 呼ばれる石の上に祭壇を設け、僧呂の法要の後、飛鳥川の上に陰物を形とった『女綱』を 掛け渡す。
雄綱の横のベニコブシ(シデコブシが紅色に変化したもの)が満開。
2009年3月20日



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