桜井のタカ渡り



  1. 奈良県桜井市について

    秋の調査地、倉橋・笠はともに奈良県桜井市内にあります。 桜井市は、奈良盆地から大阪湾に注ぐ大和川の上流にあたり、 奈良盆地の東南部に位置します。 大型古墳が点在し、古くは「やまとはくにのまほろば」と呼ばれた地域で、 古代史ファンには憧れの地となっています。

  2. 定点調査のきっかけ

    桜井市の東部と南部は山々に囲まれています。 笠は東部の山地内、倉橋は南部の山麓部にあり、直線距離で8.3km離れた場所にあります。 笠から倉橋への2点間のライン上、東部には龍王山(標高586m)、三輪山(標高467m)があり、 盆地を避けた個体が流れてくると思われます。

    桜井調査地の位置関係

    いずれの2点も従来のサイト、岩間や高槻、交野とは違う流れになります。 伊良湖ルートに近い地点ではありますが、9月後半にも出現があり、 「北ルートや南ルートとは別の流れがあるのではないか」との思いから、 調査を始めました。

  3. 観察記録

    2009年速報(倉橋)
    2010年速報(笠)


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