2016年春期タカの渡り速報
2 青森 龍飛崎 定点調査地
(Cape TAPPI, Aomori)
更新:2016/05/22
( 2016/03/16 - 2016/05/22 )
調査終了
場所:
青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
Cape TAPPI, Higashitsugaru District, Aomori, Japan
( 41°15′30″N 140°20′33″E EL:115m)
調査:
久野公啓・佐伯元子・吉岡俊朗
注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
青森 龍飛崎 概要
通過羽数推移グラフ
(graph)
コメント
Japanese text Only
過去の記録
(Past Record)
List of Species in this Site
月/日
Month/Day
天気
Weather
時 間
Investigation Time
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
トビ
Milvus
migrans
オジロワシ
Haliaeetus
albicilla
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ノスリ
Buteo
buteo
その他タカ
others
タカ類計
A total of Raptors
羽数
種毎の羽数
合計
season total
−
−
452
120
37
72
1010
126
5108
77
−
7002
05/22
快晴
04:00-10:30
0
0
0
05/21
晴れ
04:00-16:30
88
16
0
2
5
2
ミサゴ2
113
05/15
曇り後晴れ
04:00-17:45
364
2
19
1
2
4
3
ミサゴ1、ハヤブサ2
395
05/09
晴れ
04:20-10:00
1
11
1
5
7
ハイタカsp.7
25
05/08
晴れ
04:30-16:00
3
17
13
4
36
3
ミサゴ3、コチョウゲンボウ0
76
05/07
雨のち霧のち晴れ
11:30-15:40
0
0
0
05/06
晴れのち曇りのち雨
04:30-14:00
0
2
3
6
1
ハヤブサ1
12
05/05
曇り
08:20-15:00
0
0
05/04
雨一時曇りのち晴れ
05:30-13:00
0
0
トビ0
0
05/03
晴れ一時霧
04:30-15:00
0
3
2
8
1
ハヤブサ1
14
05/02
晴れのち曇り
04:40-15:00
4
9
0
3
16
05/01
晴れ
04:40-15:00
3
17
2
28
1
ミサゴ1
51
04/30
晴れ
04:40-14:00
2
7
0
7
1
ミサゴ1
17
04/29
雨のち曇り
00:00-00:00
0
04/28
晴れのち曇りのち雨
04:40-09:30
1
1
04/27
晴れ
04:40-15:00
4
1
5
0
7
17
04/26
曇りのち快晴
04:40-15:00
2
7
36
0
9
54
04/25
快晴
04:40-15:00
2
3
25
0
10
2
ハヤブサ2
42
04/24
晴れ
04:40-16:00
1
0
44
0
33
1
ミサゴ1
79
04/23
快晴のち雨のち霧
04:50-11:40
29
0
2
1
チョウゲンボウ1
32
04/22
霧のち晴れ
04:50-16:20
1
87
2
20
0
チョウゲンボウ0
110
04/21
晴れ時々曇り
04:50-15:00
1
1
0
0
1
ハイイロチュウ匕1
3
04/20
曇り時々晴れ一時雨
04:50-15:30
9
1
121
8
91
2
ミサゴ1、チョウゲンボウ1
232
04/19
曇り一時雨
05:00-15:00
6
1
22
1
68
1
ハヤブサ1
99
04/18
曇り
05:20-15:00
1
1
4
6
04/17
曇りのち雨
05:00-11:00
12
1
32
1
コチョウゲンボウ1
46
04/16
晴れ
04:50-15:00
1
1
135
6
369
11
ミサゴ6、チュウ匕2、ハヤブサ1、チョウゲンボウ1、ハイタカsp.1
523
04/15
曇りときどき晴れ
05:10-14:20
4
0
19
3
ミサゴ3
26
04/14
雨のち曇りのち雨
05:00-15:00
50
1
87
0
コチョウゲンボウ0
138
04/13
晴れのち雨
05:00-13:20
5
46
69
1
ミサゴ1
121
04/12
晴れ
05:00-16:00
1
63
4
197
8
ミサゴ5、ハイイロチュウ匕2、ハヤブサ1
273
04/11
晴れ一時雪
05:10-15:00
21
2
60
2
ミサゴ1、ハヤブサ1
85
04/10
曇りのち晴れ
05:10-16:30
9
1
66
8
951
2
ミサゴ1、ケアシノスリ1
1037
04/09
晴れときどき曇り
05:10-15:20
1
7
1
79
1
ミサゴ1
89
04/08
曇りのち晴れのち雨
05:30-11:00
1
14
15
04/07
曇りのち雨
05:20-14:00
2
6
0
102
110
04/06
晴れ
05:10-16:00
4
0
52
12
958
2
ミサゴ1、ハヤブサ1
1028
04/05
晴れ
05:10-15:00
2
1
12
0
チュウ匕0
15
04/04
曇りのち快晴
05:10-15:40
0
1
1
16
18
04/03
雨のち曇り
10:20-15:00
0
0
04/02
晴れ
05:20-15:00
3
0
11
2
100
1
海ワシsp.1
117
04/01
晴れ
05:20-15:00
4
4
12
5
105
2
ハイイロチュウ匕1、チョウゲンボウ1
132
03/31
晴れ
05:20-15:20
13
2
20
11
281
1
チュウ匕1
328
03/30
晴れのち雨
05:20-10:00
1
1
6
1
ハイイロチュウ匕1
9
03/29
晴れ
05:20-15:30
3
3
18
5
563
2
ミサゴ1、ハヤブサ1
594
03/28
晴れ時々曇り
05:30-15:30
2
1
13
9
76
101
03/27
曇り時々晴れ一時雨
05:40-15:00
1
12
4
126
1
チュウ匕1
144
03/26
晴れ
05:30-16:00
5
9
4
29
3
オオワシ1、チュウ匕1、チョウゲンボウ1
50
03/25
晴れ一時雪
05:30-14:00
1
4
1
87
93
03/24
晴れ一時雪
05:30-15:00
2
2
1
100
4
ミサゴ2、オオワシ0、ハイイロチュウ匕1、ハヤブサ1
109
03/23
曇り一時雪
05:40-15:30
2
0
2
3
41
48
03/22
曇りのち雨
05:30-12:20
0
1
8
1
オオワシ1
10
03/21
雪のち晴れ
06:30-15:30
3
2
2
2
7
1
ミサゴ1
17
03/20
曇りのち晴れ
05:30-15:30
6
7
11
13
203
1
ミサゴ1
241
03/19
雨
00:00-00:00
0
03/18
曇り一時晴れ
05:40-15:00
3
1
1
1
31
37
03/17
晴れ
05:40-14:00
12
1
4
2
33
1
ミサゴ1
53
03/16
晴れ
06:00-11:30
0
0
0
1
1
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。
05/22
オオヨシキリの声が響く気持ちの良い朝。天気は良いもののタカの姿は殆ど無し。本日を持ちまして春期の調査を終了致します。関係者の皆様有難うございました。(吉岡)
05/21
ヒガラ、メジロの声が多い朝。8時台まではツミの姿が目立ったが、9時近くになるとハチクマが飛び始め、迷い無く渡って行く。岬の周りの若いノスリは中々渡れず、行ったり来たり。(吉岡)
05/15
朝から東風が強いものの、ヒガラ、メジロが多く岬は賑やか。タカは午前中、時よりツミが見られる程度であったが、お昼過ぎから数多くのハチクマが通過。多くの個体が比較的近くを通過し、楽しい一日に。(吉岡、沼田、塚田)
05/09
南西風に冷たさがない。早朝から岬は小鳥でいっぱい。ヒガラを中心としたカラ類がとくに多い。数百羽の群れがつぎつぎに飛び立ち、ある群れは沖から戻り、ときに高空から降ってくる。それらが入り交じって、どうにも数えられない。カケス20羽以上の群れもやってくるが、こちらはすぐに引き返す。モズの姿が目立つ日だ。灯台のまわりだけでも同時に5羽。昨日までは、こんなにたくさんはいなかったはず。移動中の個体なのだろう。今年も収穫多き充実した日々。これにて連続調査を終了し、帰路につく。(くの)
05/08
夜明け後、しばらくの間は小鳥の少ない静かな岬。5時を過ぎた頃から、にわかに小鳥が増え、種数、個体数ともに多い状態となる。そんな時間も長くは継続しないが、午後になってもヒガラの群れや、レンジャク、イスカ、サンショウクイなどがしばしば登場し、小鳥だけでも龍飛らしさを満喫できる一日。それに加え、今日は行ったり来たりのタカたちが、何度も何度も頭上をかすめてゆく。西風に翻弄されて、あっという間に遠ざかってしまうので、撮影できるはほんの1〜2秒。カメラを手放せない時間が続く。(くの)
05/07
朝のうちは雨が降ったりやんだりの繰り返し。鳥の動きはほとんど見られず。昼前に雨はあがるが、しばらく濃霧。その後、青空が顔を出すものの南西風が強い。岬の東側の林や草地には、待機中の小鳥たちの姿、声がいっぱい。散歩が楽しい。(くの)
05/06
青空の下で調査できたのは朝のうちのみ。だんだん雲が広がり、昼過ぎには風に雨粒が混じり始める。14時からは短時間ながら本降りに。午前中は小鳥たちが賑やか。南西風が強過ぎるようで、岬まで来たものの、また南の山へと戻ってしまうものが多い。まず目に入ってくるのはヒガラたち。おびただしい数が飛来しているらしく、陽気な声が岬全体から聞こえてくる。イスカ、シメ、イカルの群れも見事。タカの姿は少なく、こちらも大半が戻ってしまう。(くの)
05/05
朝のうちは雨。日中は曇天となるが西風が強く、視界も良くない。タカも小鳥も動きは少なく、海峡越えを断念するものが多い。岬の東側の林や草地には、さまざまな小鳥が潜んでいるが、植物たちの葉が開いてしまい、姿を見つけづらい。足元から飛びたったのはウズラ。じっくり見たいものだ。いっぽう、岬の西側の木々は未だに芽吹かず。不思議に思い調べてみると、ほとんどの冬芽が枯死している。4月18日未明の強風による塩害であろう。その影響は広範囲におよんでいる。おそるべし。(くの)
05/04
早朝は雨。その後、曇天となるが、雲が低く、視界は悪いまま。9時から再び雨となり昼前まで降り続く。午後は青空が広がるが強い西風。灯台の観測によると風速26メートル。これでは鳥たちも海を渡れない。(くの)
05/03
東風が吹き、ちょっと寒い。午前中、3時間ほど深い霧につつまれたが、それ以外の時間帯はまずまずの天気。早朝の岬は小鳥がいっぱい。オオルリ、コルリ、ルリビタキなど、色自慢の鳥たちをながめながらのひととき。この時期の龍飛ならではの楽しさ。視界が良くなるとノスリたちが現れるが、今日もほとんどの個体が戻ってしまう。(くの)
05/02
今日もおだやかな東風。朝の冷え込みも弱く、5月らしい陽気となる。小鳥たちの渡りがにぎやか。オオルリのブルーがまぶしい。調査地西側の林から、聞きなれぬ鳥の声。姿を現したのはコアカゲラ!すぐに飛び立ち、南の山へと戻っていった。(くの)
05/01
まずまずの青空に、ゆるやかな東風。朝の冷え込みはキツかったが、日中は過ごしやすく、上着の不要な時間が長い。タカはぽつりぽつりながら、近いものが少なくない。ヒヨドリの渡りが順調。数百羽の群れが、つぎつぎに北上してゆく。観察場所からは遠いのだが、海上でのハヤブサとの攻防を、何度か見物する。(くの)
04/30
北西からの強風が、冷たく吹きつける。またも、真冬の服装での調査。海峡の北海道側は一時的ながら雪降り。高い山は新雪で真っ白になる。タカたちは行ったり来たり。せっかく数えても、みんな戻ってしまうので、なんだか空しい。寒さのため、小鳥の姿はほとんどなし。多いのは観光客。(くの)
04/29
昨日からの雨は、午前中、やみ間なし。昼過ぎからは断続的となるが、雨上がりとともに西風が強く吹き、渡りの気配は皆無。調査を開始できないままに、一日が終わってしまう。(くの)
04/28
冷たく、やや強い東風が吹く。早朝は晴れていたが、しだいに雲が厚みを増し、昼前には雨となる。タカも小鳥も渡るものは、ごくわずか。イソヒヨドリの雄2羽によるなわばり争いが熾烈。1時間にわたり、一度もとまることなく、同じ場所でぐるぐると追撃飛行を続けた後には、岩場で向かい合っての歌合戦。こりゃたいへんなエネルギーだ。(くの)
04/27
さわやかに晴れる。朝の空気にも、これまでのような冷たさはない。日中は気温があがり、薄着で調査する。ヒガラたちのにぎやかな渡りが続く。多くは20羽から50羽ほどの小さな群れだが、午後になってもつぎつぎに通過。調査地から記録できるのは一部でしかないので、岬全体での通過総数はおびただしいものになるだろう。タカの渡りはぽつりぽつり。天気が穏やかすぎてツミを見落としそう、と思っていたら空からツミの声。案の定、姿を見つけられず。(くの)
04/26
午前中は曇りがち。昼過ぎから急速に青空が広がり、日差しがキツくなる。過ごしやすい陽気だが、服装はやっぱり冬のまま。朝のうちは小鳥がいっぱい。タカも何度か近くを飛んでくれて、楽しい時間。正午を過ぎる頃からは、小鳥もタカも影が薄れてしまう。これはこの時期の毎度のパターン。しかし、いつもは慰めてくれるはずの海鳥が、ほぼ皆無。今シーズンは海の鳥が異様に少ないのだ。おかげで、午後はたいくつな時間が流れる。(くの)
04/25
風は弱く、雲は少なく、日差しがたっぷり降り注ぐ。ただし空気は冷たいので、薄着でいられたのは昼間の短時間のみ。小鳥は種数も個体数も多く、この時期の龍飛らしいにぎやかさ。カラ類の種構成はヒガラが主体、そこにシジュウカラが少々。ヤマガラを時おり見かける、というもの。ヒガラが多くなるタイミングは、例年に比べやや早い。タカはツミ以外は若い個体ばかり。たまに見かける成鳥は、たいてい風切りなどに欠損が目立つ。(くの)
04/24
南西のちに西からの風が吹くが、寒さはやわらぎ、昼間は上着が不要となる。タカたちは行ったり来たり。ノスリもハイタカも若い個体が多い。今年は繁殖に参加しないであろう彼らは、コンディションの悪い中、急いで海峡を渡る必要がないようだ。おかげで集計数の何倍も楽しめる。小鳥は多種多様で、目も耳も忙しい。昨日までに比べヒガラが急増。陽気な雰囲気をつくってくれる。(くの)
04/23
風も雲もほとんどない状態で調査をスタートするが、時間とともに雲が増え、昼前には雨となる。3時間ほどで雨はあがるが、深い霧につつまれ、調査を再開できず。岬周辺の草地にはツグミがあちこちに群れている。林からはセンダイムシクイやエゾムシクイのさえずり。冬鳥、夏鳥が混在し、小鳥の種数がいちばん多くなる季節が到来。(くの)
04/22
早朝は霧のため、調査不能。タカたちはつぎつぎに目の前に現れるのだが、すぐに霧の中へと消えてしまい、その後の動向がわからない。視界不良は9時過ぎに解消。しかし、それまでにタカの動きは少なくなってしまう。今日のカウント結果は精度に自信をもてない。小鳥たちは、たいへんにぎやかで、アカゲラが目立つ。(くの)
04/21
南西の風は、早朝が20メートル。その後、いくらか弱まるものの18メートル前後で推移する。ハイタカやノスリが行ったり来たり。頻繁に頭上を低く、すり抜けてゆく。岬は風に足止めされた小鳥でいっぱい。特にシジュウカラが多いのだが、灯台の建造物による乱流に翻弄され、動けなくなるものが続出。少なくとも5羽の命が失われる。(くの)
04/20
すっきりとした青空を期待していたのに、寒気の影響が色濃く残り、低い雲が多い。一時は小雨がぱらつく。早朝からハイタカの動きが目立つ。高空を北上するもの、頭上を低く戻るものなど、ごっちゃ混ぜ。昨年生まれの若い個体が多い。ノスリも若者が半分ほど。オオタカは若者ばかり。ミヤマガラスの群れがお見事。強い西風にあおられて、行ったり来たりを繰り返すうちに、いくつかの群れが合体して1000羽近い規模となる。それが頭上を流れたり、海上でうねり、ねじれる様は絶景。長時間、楽しませてもらった。(くの)
04/19
雲は低く、午前中、短時間の雨に降られる。午後はだんだん空が明るくなるが、西風は冬の冷たさのまま。防寒体制は一ヶ月前と同じものだが、それでも寒い。ノスリとハイタカが、断続的ながら終日、行ったり来たりを繰り返す。沖で風に流されて、岬から離れた場所に戻ったものは捉えきれない。通過数を正確に記録するのが難しい状況が続く。小鳥は種数も個体数も少ない。(くの)
04/18
低気圧の通過により、昨夜は大荒れの天気。灯台の観測によると、22時の風速は37メートル。一晩中、30メートル以上の西風が吹く。夜明け頃から風はおさまり、朝は、ほぼ通常どおりに調査を開始。しかし、風は冷たく、空は暗い。南の山は終日、雲の中。日中、ノスリがしばしば姿を見せるが、大半は戻ってしまう。渡る小鳥もごくわずか。(くの)
04/17
湿っぽい低い雲に東風。典型的な下り坂の空模様。こんな天気でも岬には、つぎつぎにタカが飛来し、その多くは戻ってしまう。天候が回復すれば、また忙しくなりそうだ。これまで小集団しか見られなかったニュウナイスズメが、いきなり大群で飛来。いよいよ小鳥たちがいちばん賑やかなシーズン到来。季節はカレンダーどおりに進行中。昼前には本降りの雨となり、うれしい休養。(くの)
04/16
今日も西風が吹くが、当地としては穏やか。昼近くには気温も上がり、風が爽やかに感じられる。5時過ぎからタカたちが順調に通過。東側、遠くを行くものもあったが、たいくつな時間もなく、終日、楽しく調査する。今期初認のツミをはじめ、種数が多いのもうれしいところ。小鳥の渡りもまずまず。ヒヨドリの群れもよい感じ。(くの)
04/15
北西の風が吹く。朝のうちはタカたちが渡れるレベルだったが、徐々に厳しさを増し、昼頃には風速20メートルとなる。この風では、タカたちは岬まで来るのが精一杯。みんな南の山へと戻ってしまう。そんな頃、岬の北側をミズナギドリ類の群れが帯をなして東から西へと通過。その数はざっと見て十万羽単位。感動的な光景が3時間以上、続いていた。(くの)
04/14
早朝は霧雨で視界不良。8時前からは曇り空。視界が回復してくると、小鳥たちの声がにぎやかに。その代表はシジュウカラ。メジロの群れも春らしさを醸し出してくれる。ノスリやハイタカもぽつりぽつりと通過。午後、雲行きがあやしくなると、鳥たちの動きは減少。夕方前にはしとしと雨となる。(くの)
04/13
風の穏やかな朝。冷え込みも和らぎ、岬に小鳥の賑わいが戻る。シジュウカラ数十羽の群れがつぎつぎに沖へと飛び立つ。ヒガラの姿もちらほら混じり、声高らかに渡ってゆく。このところ、ハイタカの通過が順調だが、彼らの空中でのハンティングの技は一流。カラ類などお手のものらしく、シジュウカラを足にぶら下げて、沖から戻るハイタカを何度も目撃。その獲物を奪ってしまうのが、岬のハヤブサ。ハヤブサに追撃されたハイタカは、あっさりとご馳走を落としてしまう。午後は早々に雨となり、ひと休み。岬の温泉で疲れを癒す。(くの)
04/12
夜明け前に短時間の雨があったが、日中はまずまずの晴天。昨日ほどの寒さはない。大きな集団は見られないものの、ノスリの渡りが終日、続いて予想外の忙しさ。午後も流れが途絶えない。その大半を成鳥が占めており、若い個体の通過はごくわずか。(くの)
04/11
季節は大きく逆戻り。朝のうち、雪雲のかたまりが何度も西から流れてきて、その度に吹雪となる。風は肌を刺す冷たさ。おかげで、昨日までにぎやかだった小鳥の声は、岬からすっかり消え失せる。タカの登場もぱらりぱらり。楽しみの少ない一日。(くの)
04/10
北西からの風が冷たい。微風の間は過ごしやすかったが、強風時は厚着をしていても辛い寒さ。ノスリの通過は終日続き、夜明けから、終了時まで休む間がない。午前中、風の弱い時間帯は東側の海上遠くを渡るものや、頭上を高く渡るものがほとんどを占め、双眼鏡やスコープで粒々をせっせと数える。昼前に風が強まると、近くを飛ぶタカが多くなる。こうなれば、見物人も渡りを堪能。ケアシノスリは幼鳥。沖に出たり戻ったりをくりかえし、我々の近くも飛んでくれた。(くの)
04/09
風は西、または南西。7時過ぎには20メートルを超える非常に強い風。それ以外の時間帯も強く、またはやや強く吹く。ノスリやハイタカが行ったり来たりを繰り返す中、風が弱まったり、青空が広がったタイミングでは、タカたちがまとまってざらざらと流れる。彼らの動きは午後も絶えない。昨日まで見かけたノスリはすべて成鳥だったが、今日は昨年生まれの若い個体をいくつか記録する。(くの)
04/08
早朝は低い雲から霧雨が降る。その後、西から青空が広がり気温が急上昇。上着を脱いでの調査となる。しかし、再び低い雲に覆われ小雨。視界不良となる。雨のやみ間にノスリの姿をしばしば見かけるが、岬まできても、みな戻ってしまうようだ。(くの)
04/07
どんより曇って東風。これは、天気が下り坂のパターン。15時前に雨となる。ノスリの渡りは5時過ぎに始まり、13時まで通過が続く。タカを見ている時間は長いのだが、ひとつ、またひとつというペースなので、集計は伸びない。岬に集まるシジュウカラの群れは、日に日に大きくなり、目に耳に賑やか。(くの)
04/06
北西の風は今日も冷たいが、日差しは強く、日中は防寒体制をワンランク下げられる。6時前からノスリたちが通過。8時頃からの一時間、頭上やや高くを、ノスリの隊列がつらつらとゆっくり流れる状態が続く。昼前からは風が強まり、ノスリの大半は沖から戻ってしまうコンディション。そんな中でも、オオタカやミサゴは戻ってこない。ノスリの行ったり来たりは16時近くまで途絶えず、明日も忙しくなりそうな気配あり。(くの)
04/05
カラリとよく晴れるが、南西風の一日。とくに午後は強く吹く。朝の岬は小鳥でいっぱい。シジュウカラ、ベニマシコ、ウソ、カシラダカが目立つ。ヒヨドリも群れで登場。役者が揃いつつある。タカは不思議なほどに少ないまま。ほとんどの個体は、沖に出ても戻ってきてしまう。(くの)
04/04
午前中は寒々とした曇り空。風は弱く気温も5度前後と、けっして厳しいコンディションではないのだが、なんだか寒い。鳥たちも渡る気分にならないらしく、タカも小鳥も動きなし。午後は北から青空がゆっくり広がり、終了時はキリリとした快晴。空の明るさにつられるようにタカたちが現れるが、少数の通過で途絶えてしまう。(くの)
04/03
夜中に雨が降り始め、朝になっても本降りが続く。雲は厚く薄暗い。昼前からは湿った曇り空。午後も霧雨混じりの重たい南西風。通過するハクチョウ群をいくつか見かけるが、渡るタカはほとんどなし。いっぽう、地元住民らしきミサゴが目につくようになる。小鳥ではノビタキ、モズを初認。(くの)
04/02
終日、12メートル前後の東風が吹き続ける。気温は低くないが、風が冷たく、厚着で過ごす。まずまずの青空ながら低い雲が消えない。午前中、ハクチョウの群れがつぎつぎに通過したが、しばしば雲に隠れてしまう。10時すぎにノスリの小集団がいくつか高空を北上した以外、タカの渡りは単発的。小鳥は個体数も種数も低調。(くの)
04/01
ほどよく雲が浮かんだ晴天。早朝はほぼ無風だったが、だんだん東風が強まり、終了時の風速は16メートル。冷たい風を避けずにはいられない。10時半頃にコウノトリ1羽が北方向へ通過。白と黒と赤の色づかいと、その飛びっぷりは、鳥の中でも別格。いいものを見ちゃいました。ハイイロチュウ匕は14時42分の通過。またも成鳥の雄。この美しさもタカの中では別格。風の中をしなやかに羽ばたきながら渡っていきました。(くの)
03/31
早朝は雲が多かったが、日中はよく晴れる。ただ、西風は相変わらず冷たい。そのためか、小鳥は少なく、季節が後退したかのような雰囲気。タカは、やや高く通過するものが多い。肉眼では見落としがちなものもあり集中を欠かせない。風に流されて東側、遠くを戻るものもあり、いよいよカウントが難しい。写真判定により、岬に暮らすハヤブサ夫妻がともに昨年と同じ個体であることを確認。元気でいてくれて、うれしい限り。特にダンナはこの一年で狩りのテクニックがかなり上達したもよう。ここに来た当初は若造だった彼も、6年目にして立派なハヤブサになりました。(くの)
03/30
まずまずの晴天でスタートするが、8時すぎからは小雨が降ったりやんだり。10時には本降りとなり、調査終了。タカたちは戻るものが多い。ハイイロチュウ匕の通過は5時59分。きれいな成鳥雄だった。(くの)
03/29
朝のうちは西風が冷たかったが、日中は気温が上昇し、春を感じる陽気となる。風が弱いため、タカの飛行コースは散らばりぎみ。東側の海上を通過するものが多い。10時すぎには100羽ほどの見事なノスリ柱が立ち上がるが、それも東遠方。近くで見たかったなあ。小鳥の種数は昨日よりもさらに増し、ベニヒワ、イスカ、ヒレンジャク、などなど、色気のある鳥の登場はうれしいもの。ツバメを初認。これはほぼ例年並みのタイミング。(くの)
03/28
昼過ぎまでは西風が強く、晴れたり曇ったりの繰り返し。午後は安定した青空が広がり、風もおさまる。昨日までに比べ、ハイタカ、オオタカが目立つようになり、季節の進展を感じる。岬を飛び交う小鳥たちも、この一日で明らかに増加。春の龍飛らしくなってきた。(くの)
03/27
西のちに南西の強い風。南側の山には雨雲がかかり続け、岬も一時は本降りの雨となる。渡り日和とは思えないのだが、10時からの3時間ほどはノスリの通過が途絶えず、予想外の忙しさ。目にする小鳥は、それぞれの個体数は少ないながら種数は急増。今日の主役はヤマヒバリ。(くの)
03/26
北風は冷たいが、雲が少なくきれいな空。大気は澄みきって、北海道の町並みがいつになくはっきり見える。おかげで、航空ショーを遠いながらも楽しく見物。一方、本命の渡りは不調。オジロワシが多いのはうれしいが、ノスリの数は期待はずれ。(くの)
03/25
天気は昨日とほぼ同じ。陽が射せば暖かいが、風の冷たさを感じる時間が長い。タカたちは今日も東側の海上がメインコース。遠いものが多く双眼鏡から目をはずせない。明日の新幹線開業を前に、ブルーインパルス6機が祝賀飛行の予行フライト。70キロほど離れた函館上空を飛ぶ機影を、スコープでどうにか捉えることができた。(くの)
03/24
昼過ぎに短時間の雪雲通過があったが、風は穏やかで過ごしやすい天気。タカは東側の海上、遠くを渡るものが多い。9時過ぎにはノスリ70羽ほどがざらざらと通過。しかし、流れはすぐに途切れてしまい、たいくつな時間が長い。7時頃、岬の北側5キロほど沖にシャチの群れを発見。少なくとも、オス3頭にメスと子供が合わせて12頭。いくつかの小群に分かれ、東から西へと、ゆっくり移動していった。海面上に巨大な背鰭が次々に現れる光景は、遠いながらも迫力満点。幸せ満点のひととき。(くの)
03/23
今日も西風が冷たいが、空は明るく、雪がちらついたのもごく短時間。タカも小鳥も動きはごくわずか。岬の東側やや遠く、上空をひらひら飛ぶやや大きな鳥にハヤブサが襲いかかるのを目撃。その見慣れぬシルエットは何とヤツガシラ。ハヤブサは深追いしなかったので、ヤツガシラは難を逃れ、南東方向へと飛び去った。ハヤブサにとって、これは不味い鳥なのだろうか?(くの)
03/22
西風は膚を刺す冷たさ。午前中は暗い曇り天から時おり小雨が落ちてくる。昼すぎからの雨は、弱いながらも降り続き、調査を終了。午後遅くには雪となる。視界が良好だった短い時間帯に少数が通過した以外、タカの姿はごくわずか。今日もムクドリ群中にホシムクドリを見かけるが、20日とは別の個体。(くの)
03/21
北西の風が冷たく、昼過ぎまでは雪が降ったりやんだりの繰り返し。この時期としてはごく普通の天気だが、暖かな日々が続いていたので、寒さが身にしみて辛い。青空が優占しはじめた14時頃からノスリの行きつ戻りつがはじまり、なかなか調査を終了させてもらえない。集計は小さな数字だが、けっこう、がんばった結果がこれ。(くの)
03/20
雲が多く、昼前からは冷たい北西風が吹きつけるが、相変わらず気温は高い。日差しが届く時間帯はポカポカと暖かく、手袋は不要。早朝はタカも小鳥もほとんど動きがなかったが、8時すぎからノスリの渡りが続く。1つ、つぎは3つと、ほどよいペースで通過。昼前からはオジロワシたちが、それぞれ間をおいて北上してゆく。ムクドリの群れはまだまだ小規模だが、そんな中にもホシムクドリの姿あり。(くの)
03/19
夜中に雨となり、やみ間なく降り続く。午後になって雨粒は小さくなるが、霧が出て視界不良。調査はおやすみに。この雨に反応し、岬近くの水溜まりにはヤマアカガエルが集結。例年にくらべ随分早い産卵だ。(くの)
03/18
風は弱まり、気温はさらに上昇する。汗ばむ陽気に、日中は予定外の衣装に着替える。タカの渡りはぽつりぽつり。高く遠いものが多く、見つけるのが難しい。夏鳥第一号はアマツバメ1羽。岬の上空をしばらく飛び回った後、北西方向にぐんぐん飛び去る。日本海を越え、ロシアを目指すのか?(くの)
03/17
西風が吹くが、昨日のような激しさはない。日中、気温が上がり、タテハチョウがひらひら舞う暖かさ。視界不良のためか、今日も戻るタカが目立つ。とくに10時以後は沖まで出たタカも大半が引き返してしまう。早朝、まだかなり暗い5時25分、海面近くを移動する鳥の群れが目に入る。それはミヤマガラス1200羽ほどの大集団。昨日の強風で足止めされた群れが、夜明けを待って出発したのだろう。(くの)
03/16
気温はこの時期としてはかなり高く、まずまずの青空。春らしい空気の中、張りきって定点に立つが、時間とともに西風が強まる。おかげで、たまに姿を表すタカも大半が戻ってしまい、カウント数をかせげず。昼前には灯台観測による風速は20メートルを超え、調査を終了。タカ以外では、カワラヒワ、ムクドリ、ヒバリ、ミヤマガラスなどが岬に現れるが、いずれも強風にはばまれ、進めない。(くの)