2019年春期タカの渡り速報
2 青森 龍飛崎 定点調査地
(Cape TAPPI, Aomori)
更新:2019/05/06
( 2019/03/19 - 2019/05/06 )
調査終了
場所:
青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
Cape TAPPI, Higashitsugaru District, Aomori, Japan
( 41°15′30″N 140°20′33″E EL:115m)
調査:
久野公啓・佐伯元子・吉岡俊朗
注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
青森 龍飛崎 概要
通過羽数推移グラフ
(graph)
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Japanese text Only
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月/日
Month/Day
天気
Weather
時 間
Investigation Time
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
トビ
Milvus
migrans
オジロワシ
Haliaeetus
albicilla
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ノスリ
Buteo
buteo
その他タカ
others
タカ類計
A total of Raptors
羽数
種毎の羽数
合計
season total
−
−
0
35
26
46
400
97
3171
37
−
3812
05/06
曇り
06:00-09:00
1
1
0
2
05/05
快晴
04:30-12:00
8
12
4
37
61
05/04
快晴
04:00-13:00
4
4
3
35
3
チュウヒ1 ミサゴ2
49
05/03
晴れのち快晴
04:00-14:00
19
16
6
126
1
ハヤブサ1
168
05/02
曇りのち雨のち晴れ
05:00-10:00
0
0
1
1
05/01
曇り時々雨
06:00-08:00
0
04/30
曇り一時雨
04:25-13:30
4
7
1
6
18
04/29
晴れのち快晴
04:25-15:30
4
10
2
19
2
ハイタカsp.2
37
04/28
快晴のち晴れ
04:25-15:30
5
19
2
5
4
ミサゴ1、ハヤブサ1、チゴハヤブサ1、ハイタカsp.1
35
04/27
曇り時々雨のち晴れ
06:30-15:10
1
10
11
04/26
曇りのち雨
05:00-12:00
0
04/25
雨のち霧のち曇り
08:00-13:00
0
0
04/24
晴れのち曇り
04:35-14:30
3
20
1
28
52
04/23
晴れ一時曇り
04:35-14:00
0
10
13
23
04/22
晴れ
04:40-16:00
0
28
2
19
1
サシバ1
50
04/21
晴れ
04:50-16:00
9
15
24
04/20
晴れのち快晴
04:45-15:00
0
1
10
0
20
31
04/19
曇りのち晴れ
04:50-15:10
0
14
25
2
ミサゴ2
41
04/18
晴れ
04:45-16:00
28
1
32
61
04/17
快晴のち晴れ
04:50-16:00
4
41
3
138
186
04/16
快晴
04:50-15:00
0
13
0
19
32
04/15
曇り時々雨一時晴れ
05:50-12:40
3
3
04/14
晴れ
04:50-15:30
12
17
1
チョウゲンボウ1
30
04/13
晴れ
04:50-15:30
1
1
1
5
8
04/12
快晴のち晴れ
04:50-15:00
3
3
6
04/11
晴れ一時曇り
04:50-15:00
12
2
42
56
04/10
晴れ
05:00-15:00
3
8
15
26
04/09
晴れ
05:00-15:30
2
1
17
2
31
4
ミサゴ3、チュウ匕1
57
04/08
快晴のち晴れ
05:00-16:00
1
10
9
20
04/07
晴れのち雨のち晴れ
05:00-15:30
24
1
90
1
ミサゴ1
116
04/06
曇り一時雨のち晴れ
05:30-15:00
1
6
9
158
1
ミサゴ1
175
04/05
曇りのち雨
06:00-11:40
0
0
0
04/04
晴れのち曇りのち雨
05:10-14:50
0
3
9
0
31
43
04/03
雪のち晴れ
06:00-15:00
1
3
2
11
1
ミサゴ1
18
04/02
曇りときどき雪一時晴れ
07:00-12:00
0
1
0
2
ミサゴ2
3
04/01
晴れ
05:10-15:00
0
0
2
1
19
2
ミサゴ1、ハイタカsp.1
24
03/31
雪ときどき曇り
00:00-00:00
0
03/30
快晴のち曇り
05:10-15:30
8
2
17
9
555
3
ミサゴ1、チュウ匕2
594
03/29
晴れ
05:20-16:00
7
11
16
24
908
5
ミサゴ3、チュウ匕1、ハヤブサ1
971
03/28
曇り時々晴れ一時雪
05:20-15:00
7
12
531
1
ミサゴ1
551
03/27
曇りときどき晴れ
11:40-15:30
0
0
0
0
0
03/26
曇りのち雨
05:20-14:30
0
0
0
0
チョウゲンボウ0
0
03/25
晴れときどき曇り一時雨
05:30-15:30
1
1
0
44
1
ミサゴ1
47
03/24
雪のち曇り
00:00-00:00
0
03/23
曇り時々雪一時晴れ
05:20-14:20
0
5
35
1
ミサゴ1
41
03/22
曇りのち雪
06:20-11:30
0
1
1
03/21
曇りのち雨
05:30-15:00
0
3
3
03/20
晴れ
05:30-15:00
4
2
5
3
52
66
03/19
晴れ
05:40-15:00
0
4
2
64
1
ミサゴ1
71
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。
05/06
連日の夜間観察による睡眠負債の影響で盛大に寝坊。しかし小鳥もタカもここ数日に比べればあまり動いていなさそうな雰囲気だ。アカハラ、キジバトの小群が目立つようになる。連休が終わり連続での観察は本日で終了しますが、またの休日があればハチクマやツミの渡りを見に来たいと思います。ひとまず、関係者の皆さま、今シーズンもお疲れ様でした。(原)
05/05
昨夜は夜空を渡る小鳥を十数羽目視観察でき、オオルリとウグイスのみ写真判定により識別できた。日付が変わる少し前にはオオコノハズクが岬付近に降り立った。早朝から様々な小鳥やタカが多く舞い上がり、朝日が差し込み下面などの模様がきれいに見え、撮影日和でもあった。オオルリやサンショウクイ、イスカやアカウソなどの夏鳥と冬鳥の両方を堪能し、種類も多い。コルリを初認。(原)
05/04
昨夜遅くにトイレに迷い込んで疲労困憊のキビタキを保護。一夜を共に過ごし、朝には元気になり無事放鳥したところで一日が始まる。岬は今日も小鳥がいっぱい。強風に煽られ、カラ類やメジロが足元にへばりついたり転がったり、時には体にぶつかるような場面も。タカは行ったり来たりを繰り返し楽しめるが、渡った数の把握が難しい。日本海海上を北上するマガン100-150羽ほどの群れを4回確認したが、いま時期にどこから来た人たちなのだろうか?(原)
05/03
朝はやや冷え込むが、明るくなり暖かくなると次々に様々な小鳥たちの群れが合流。風はそこそこあるので、渡れずにもたついているうちに新たな群れが続々合流し、やがて岬は鳥だらけの状態に。タカの渡りも朝から順調で、ハイタカ属やノスリの行ったり来たりを何度となく観察。時には沖を行くユリカモメの大群、上空を通過するアビ類、突如現れたヤマシギなどのイベントもあり、一秒たりとも退屈しない状態がお昼前まで続く。渡るタカはこの時期らしく、ツミ以外は若い個体ばかり。(原)
05/02
朝から西よりの風が強いが、カラ類、ニュウナイスズメ、メジロ、マヒワなどの数十羽の群れがそこそこ賑やかで、サンショウクイが時おり上空に現れる。ハイタカやツミが近くを通るたび、小鳥たちの警戒声でその存在を教えてくれるのでありがたい。アビ類の小群も順調に通過。楽しいのは8時くらいまでで、その後は天気も下り坂で風はさらに強くなり、9時頃には風速20m/sを超えてしまい、鳥の動きもなくなってしまった。夕方も気温が低く、明日は冷えるかも。(原)
05/01
前日深夜からのガスがとれず視界が全くなく、鳥の動きも少ない様子。早々にカウントを諦め付近でのんびり過ごしていると、この天気のおかげか、なんとウタツグミが登場。すぐにいなくなってしまったが、束の間の嬉しい出会いとなった。(原)
04/30
風は東に変わり、雲が厚くなっていく。小鳥の種類も数も昨日ほどではないものの、まずまずのにぎやかさ。9時頃には暗い雲が増え、タカも小鳥も動きがなくなるが、再び空が明るくなると、ぽつりぽつりとタカが目に入るので雨が降り始めるまで調査。連日の調査は本日で終了しますが、しばらくの間、原星一君が調査をしてくれるとのこと。(佐伯)
(追記。朝、岬近くに現れた十数頭のイルカを見たら、いつものカマイルカではなくハンドウイルカ。狩りをしながら南西へ移動して行った。ここでハンドウイルカの群れを見たのは初めて。貴重な記録かもしれないので書いておく)
04/29
南西の風。風速12メートルほどの時間が続き、小鳥いっぱい。種類もにぎやか。シメは今シーズン初めて数十羽の群れになり、ツグミの大群も見事。朝のうちはツミが何度も近くに現れ、顔や下面の模様がきれいに見えるのがうれしい。岬近くの海ではカマイルカの群れが海鳥たちを引き連れて狩りを続けていて、追われて波間に飛び出す小魚たちまでよく見える。300羽ほどのマガンの群れも飛び、龍飛の楽しさがてんこ盛りの日。穏やかな夕暮れに期待して待っていると、日没と共にツグミたちが飛び立っていく。(佐伯)
04/28
夜明けは穏やかで、次第に南西の風が強まる。本日の見ものはヒヨドリの渡り。大きな群れに包まれそうになったり、海面に浮かぶ塊のような密集した群れを見つけたり、その魅力を堪能する。タカが見つからない時間が長いが、ツミもちらほら。不意に現れる小さなタカにわくわくすることたびたび。(佐伯)
04/27
東風は徐々に弱まったものの、手がかじかむ寒さ。山は雪化粧。本降りの雨は朝までだったが、昼頃まで小雨がぱらつく。その中をノスリがぽつぽつ渡っていく。ようやく雨の不安がなくなった13時頃から急に晴れたが、その後、タカの動きはほとんどなし。(佐伯)
04/26
東の強風。小鳥の気配はほとんどなく、目を閉じると3月の岬にいるような気分。7時過ぎからは降ったりやんだり。風は強まり、龍飛埼灯台の気象情報を見ると、昼頃には風速20メートル。午後は雨に雪が混じり、南側の山では雪が降っているように見える。山の桜も目立ってきたというのに……。(佐伯)
04/25
昨夜は静かな雨。ツグミ類の声が聞こえていた。夜が明けると濃霧の中。雨も残り、少ない装備で調査。にぎやかなカラ類の気配はないが、ツグミ類、ノビタキ、コマドリ、ヤブサメなど、夜の間に移動してきたらしい鳥たちが降りている。視界が開けてきた後も低い雲が居座り、ハイタカを何度か見た以外、渡りたそうなタカの姿なし。東風が冷たい。(佐伯)
04/24
南西の風。小鳥は高く遠く散らばっているが、大きな群れが引き返してくるたび、にぎやかな声に包まれる。6時頃、風向きが南寄りに変わり、急に生暖かくなってすぐに強風となる。戻ってきたカラ類が横をかすめ、アカゲラはハイタカかと思うような飛び方になり、灯台敷地に不時着するカラもちらほら。南からは今年初の4桁の数のヒヨドリが押し寄せ、すっかり鳥に囲まれる。暑くて風が心地よいほど。外ヶ浜町蟹田のアメダスによると、夏日になったとのこと。(佐伯)
04/23
明け方からほとんど風がなく、海面は、とろんとしている。こうなると岬は静か。双眼鏡をのぞけば、高いところ、遠いところには小鳥の群れがいっぱい飛んでいるのだけれど。ノスリたちはバタバタとひたすらはばたきながら出て行くが、大変そう。9時前には西から暗い雲が押し寄せ、再び晴れた後は景色も空もかすんで、北海道も見えなくなる。センダイムシクイ、エゾムシクイのさえずりを聞く。(佐伯)
04/22
朝は穏やかな南西の風。小鳥の群れは高く遠く散らばっているが、岬もまずまずのにぎわい。海上を北へ遠ざかるカラ類の群れは、景色に小鳥たちをぶちまけたよう。早朝1羽目のタカはサシバ成鳥。9時頃から次第に風が強まるが、風速10m前後。このくらいは吹いていないと、という程度。タカのカウントは忙しくなく、昼頃からは何も見つからない時間が長い。昨日もアカゲラが目についたけれど、今日はいよいよアカゲラだらけ。4羽、5羽とまとまって海上へ出て行くのは、どう見ても「群れ」だし、何度見ても奇妙な光景。同時に7羽が海上を飛んでいる時間もあった。オオルリ初認。(佐伯)
04/21
南西のちに西からの風が吹く。陽射しは暖かいが風は冷たいので、服装選びが難しい。タカも小鳥もやや低調ながら、午後もそこそこ動きがあって、退屈さは感じない。コムクドリの小群をいくつか記録する。4月下旬の雰囲気を醸し出してくれる小鳥だ。(くの)
04/20
今日も西風が吹く。小鳥は早朝、やや少なかったが、9時からの1時間ほどが賑やか。午後も断続的にカラ類の群れがやってくる。6時すぎ、ハシジロアビ1羽が頭上を通過。かっこいい。見かけるハイタカは大半が若い個体。(くの)
04/19
夜明け前に大粒の雨が降るが、日中はまずまずの天気、タカは行ったり来たり。通過数は少ないが近くを飛ぶものが多く、楽しく過ごす。13時すぎに2羽のコウノトリが現れるが、南へと飛び去った。(くの)
04/18
朝は穏やかな東風。のちに南西の風に変わる。早朝、たくさんの小鳥が頭上の高空を通過してゆく。シジュウカラのほか、ツグミ、シメ、など。種数は多くないが、ヒレンジャクも近くを飛んで、ぼんやりとしてはいられない。タカはぽつりぽつり。昼前からは退屈な時間が長い。(くの)
04/17
朝のうち、17メートルほどの南西風が吹き、岬は停滞するカラ類でいっぱいに。シジュウからを主体とした1000羽以上の群れも何度か見る。灯台の塀などに衝突して命を落とすものも。昼前には風がおさまり、ノスリたちも順調に通過。ハイタカは若い個体が目立つようになった。(くの)
04/16
快晴の一日。やや強い西風が吹く。ノスリたちには辛い風。沖に出ても、大半が戻ってしまう。(くの)
04/15
終日、降ったり止んだりの繰り返し。調査は途切れ途切れ。青空の広がる時間帯もあったが、20分ほどで西から雨雲が流れてきて、また中断。(くの)
04/14
ポカンと晴れて風穏やか。過ごしやすいのはよいのだが、空にも林にも海にも鳥が少ない。昼すぎに高空を流れるノスリを10羽ほど続けて記録した以外は、退屈な時間が長い。(くの)
04/13
もやがかかって視界はよくないが、陽射しに恵まれた一日。晴れ続きの影響か、タカは少なく小鳥もやや低調。6時頃、カヤクグリ類の声をたよりに、頭上を渡る小鳥を撮影すると、写っていたのはヤマヒバリ。初認のツミはすぐ近くを飛んでくれた。海面には今日もクジラ。タカは少なくても大満足。(くの)
04/12
青空の一日。南西のちに西からのやや強い風が吹くが、寒さはほとんど感じない。タカの通過はごくわずか。小鳥はシジュウカラに加えヒガラ、ヒヨドリも数を増し、いっそう賑やか。ミヤマホオジロは雄の姿が目立つ日だった。低木の茂みに2羽のカヤクグリを見つける。その10分ほど後に、すぐ近くの茂みに現れたのはヤマヒバリ。この2種の声の違いを私は聞き分けられない。同時期、同環境に居るとなれば、姿をきちんと見た上で記録しなくては。(くの)
04/11
朝のうちは雲が多かったが、昼前にはすっきりと晴れる。シジュウカラをメインに小鳥が賑やか。ガンやハクチョウの群れも見事。ハヤブサは見事な狩りを披露し、ミサゴがカレイやホッケをぶら下げて頭上を飛んでくれる。海上にはトウゾクカモメが飛び、波間にはクジラの背中も。(くの)
04/10
西よりの風が吹くが、陽差しがあって日中は暖か。上着をぬいでも快適な陽気。タカも小鳥も動きは少ない。ミヤマガラスが4群、近くを通過したが、若い個体が目立った。(くの)
04/09
夜明け前の雷雨で目を覚ましたが、明るくなってからの雨雲の直撃はなく、穏やかな朝を過ごす。シジュウカラの群れは日に日に大きくなり、朝の岬は陽気な声に包まれる。上空を通過する小鳥はやはりミヤマホオジロが多いようだ。日中は冷たい西風が吹き、ノスリが行ったり来たりを繰り返す。いつもは強風をものともしないオジロワシも、今日は戻るものが目だった。ニュウナイスズメを初認。ヒヨドリの小群も岬にしばしばやってきて4月の龍飛を実感。昨日に引き続き少数のシマエナガを確認。(くの)
04/08
午前中は風の穏やかな晴天。昼過ぎから雲が増え、北西風がやや強く吹く。6時前後に西側海上を北進する200〜600羽前後のミヤマガラスの群れを続けて7群、記録する。マガンは5群、200羽ほどが通過。昼近くになるとタカも小鳥も動きがほとんどなくなるが、岬のあちこちでミヤマホオジロを見かける。目に入る小鳥の大半がミヤマホオジロ。こんな経験は初めて。(くの)
04/07
朝のうちは、まずまずの晴天だったが、だんだん雲が増える。9時からの2時間ほどは、みぞれ混じりの雨が降り、強い西風も吹く。午後はゆっくりと青空が戻る。13時半からの30分ほどの間に、高空をつぎつぎに流れる60羽のノスリを記録。6時半頃には灯台の敷地内を低く飛ぶヤツガシラを目撃。しかし、その後は姿が見つからない。(くの)
04/06
午前中はどんよりとした曇り空。短時間の雨も降る。昼近くになると西から青空が広がりはじめ、午後はまずまずの晴天。ただし西風は強い。ノスリは昼前後にその大半を記録。戻るものも少なくなかった。13時すぎの20分ほど、岬の近くの海面が生き物たちで賑わう。ウトウやシロエリオオハム、ウミアイサなどの海鳥がたくさん浮かび、イルカやクジラも姿を見せる。(くの)
04/05
朝からしっかり雨、との予報が出ていたのに中途半端な曇り空。昼前まではほとんど降らないまま、低く暗い雲が西から東へと流れてゆく。何度か見かけたハイタカは、ひどく風にあおられ、とても海峡を渡れそうになかった。ムクドリの群れも風に翻弄され、分裂、合体を繰り返し、はぐれた個体をハヤブサが執拗に狙う。昼前からいよいよ横殴りの雨。岬から鳥の気配が消えてしまう。(くの)
04/04
朝のうちは雲の少ない晴天。昼前から雲が増え、15時にはすっかり雨降り。西風が吹くが昨日までのような冷たさのない春の風。この時期、この天気にしてはノスリが少ない。本隊は既に北上したようだ。ハイタカの存在感はいっきに上昇。複数個体を同時に見る機会が増えた。小鳥ではムクドリの群れが目立ち、その中にホシムクドリを探し出すのが今日の楽しみ。昨日までは極端に数の少なかった岬のハシブトガラスたち。今朝になって、がやがやとみんなで登場。いつもの賑やかさが戻ってきそう。(くの)
04/03
今日も雪景色の朝。積雪は2センチほど。午前中は晴れたり吹雪いたりの繰り返し。晴れている間は日差しがぽかぽかと暖かいのだが、暗い雲の下に入ると、たちまち雪と暴風の大荒れの岬に豹変する。この極端な空模様に対応するだけで疲れてしまう。午後はだんだん大気が安定し青空が主体。タカも小鳥も少ない一日だったが、夕方近くに見かけたミヤマホオジロの、黒と黄色の鮮やかなカラーリングがたいへん印象的。(くの)
04/02
夜の間に降った雪で、一面真っ白な景色で夜が明ける。早朝も西から雪雲がつぎつぎに流れてきて断続的な吹雪。その後、青空が広がる時間帯もあったが、午後は再び雪雲の多い空に。終日、西風が強く、岬に現れたノスリは皆、戻ってしまう。そんなコンディションでもオジロワシとミサゴは迷う様子もなく、ずんずんと北上していった。通過する小鳥は、種数、個体数、どちらも少ないが、岬の林に滞在するシジュウカラの群れは、日に日に数を増しつつある。(くの)
04/01
午前中はほぼ無風。午後は西風が吹くが、風影に移動するほどには寒くならない。空は薄青く、函館方面は霞んで見えず。タカも小鳥も不思議と少ない。エナガ10羽ほどとシマエナガ4羽の混群が何度が現れる。ここ数日はシマエナガが少数派。上空の鳥が見つからないので、海面を眺める時間が長くなる。ミンククジラやトウゾクカモメ、ウトウの群れなど、海の生き物を楽しく見物。(くの)
03/31
せっかくの日曜だというのに、終日、雪やみぞれが降ったりやんだり。調査は休みに。(くの)
03/30
朝のうちは雲ひとつない空に穏やかな東風。日中、だんだん雲が増えて風も強まる。6時前後にミヤマガラスの3000羽クラスの大群を3つ、続けて記録する。西側の遥か沖を北上していったが、スコープで見ても、それぞれの個体を「粒」として捉えられないほど遠かった。そのまま日本海を越えて大陸へと渡ったのかも知れない。ノスリは9時20分頃にまとまった集団が通過。その後も13時まで高空の渡りがつらつらと続いた。7時すぎにチュウ匕2羽(どちらも雄成鳥らしい)が連れ添うように渡る。シマエナガは4羽を記録。マガンやハクチョウの群れも見事で、楽しい一日。(くの)
03/29
今日も北西風が冷たく、気温は平年より低い。終日、フル装備に近い防寒体勢で過ごしたが、陽の射す時間もあり、昨日に比べれば過ごしやすい。タカの通過は順調。逆行するものも少なくなかったが、進むのか戻るかを判別しやすく、リラックスした状態で調査できる。ノスリ以外のタカも多数見られ、満足度は高い。小鳥は個体数も種数も極端に少ない。この寒さでは渡る気分になれないようだ。(くの)
03/28
夜明け前に雪が降り、朝の岬は一面真っ白。日中も西から雪雲が流れてくる度に、ひどい吹雪。晴れ、曇り、雪と、短時間のうちに空模様が目まぐるしく変化する。11時前まで岬の上空はノスリがいっぱい浮かんだ状態。北上するもの、沖から戻ったもの、高いもの、低いもの、あれこれ入り雑じって、通過数を捉えるのが難しい。そんな忙しさは昼前まで。その後は冷たい強風と雪に凍えながら過ごす。(くの)
03/27
夜半から23メートルほどの非常に強い西風が吹き、この風は朝も残る。午前中は調査を休み、今別まで買い物に。昼前に岬に戻ると、ちょうど風が弱まり空が明るくなるタイミングで、上空に浮かぶノスリがどんどん増えてゆくところ。一時は頭上に60羽ほどのノスリが浮かび、壮観だ。風が弱まったとは言え、タカが海峡を渡るには厳しいようで、沖まで出ても、ことごとく戻ってきてしまった。ノスリの行ったり来たりは14時すぎまで続く。かなりの数のノスリが滞留しているはずなので、天気が良くなれば忙しくなること間違いなし。(くの)
03/26
強い南西風に、どんよりとした曇り空で夜が明ける。朝のうちは少ないながらも小鳥の動きがあり、シマエナガ、ホシムクドリなどを記録。早々に雨粒が風に混じりはじめ、「レストハウス」の軒下に移動して調査を続ける。日中は降ったりやんだり。タカの姿もちらほら見かけたが、皆、南へと戻ってしまった。(くの)
03/25
終日、15メートルほどの南西風が吹く。8時前と昼過ぎに時雨雲が流れてきたが、昨日よりは気温が高く、過ごしやすい一日だった。タカの通過は午前中のみ。午後は少数のオオタカが行ったり来たりを繰り返す。岬の林には今日もシマエナガの群れが現れる。ムクドリの群れにはホシムクドリが同行。(くの)
03/24
夜半から朝のうちまで、断続的な吹雪。時おり近くで雷も光り、おっかない。岬の積雪は2センチほど。午後は隙間のある曇り空だが、気温は1度前後で推移し雪は消えない。鳥たちに動きはなく、調査を休む。(くの)
03/23
北西からの15メートルほどの冷たい風が吹き続ける。時おり青空も顔を出すが空模様は不安定。計10回ほど短時間の吹雪にみまわれ、そのたびに機材を防水布で覆い隠す。昼間の気温は2度程度。とにかく寒い。タカが見られたのは午前中のみ。渡った小鳥は少数のカワラヒワ。シマエナガは6時半頃に10羽ほどの群れが見られたが、その後は声も聞こえない。こんな寒い日は岬から離れた場所で過ごしているようだ。(くの)
03/22
夜のうちに雨はあがるが、同時に西風が吹き始める。深夜の風速は25メートルほど。朝にはいくらか弱まるが18メートル前後の風が続く。気温は低く、日中も3度ほど。風に小雪も混じり、季節は大きく逆戻り。タカも小鳥もほとんど動きなし。昼前に調査を終了しデスクワークの時間をつくる。「龍飛崎日記」にシマエナガの写真をアップロード。(くの)
03/21
東からの風が吹き視界は悪い。気温は相変わらず平年より高く、朝、着込んだ服をすぐに一枚減らす。タカも小鳥もガンも動きはわずか。空が明るくなたびに数羽のノスリが岬に現れるが、そのほとんどが南へと戻ってしまう。日中、何度か弱い雨がぱらついた。15時からしとしと降り始め、夕方からはざらざらと降る。(くの)
03/20
今日も南西の風が強いが、日差しは十分。昼間の風影はポカポカの暖かさ。終日、視界は悪く、北海道や下北半島は見えない。タカも小鳥も渡りまずまずだが、昨日ほどの賑やかさはない。ざっと7割程度の充実感。夏鳥第一号はツバメ。しばらく岬上空を飛び回った後、北を目指して渡っていった。シマエナガの群れは昨日と同様のペースで登場。群れが大きく、それぞれが食事をしながらゆっくりと通過、しかも頻繁に人の近くにやって来るので、とても観察しやすい。(くの)
03/19
朝のうち雲が多かったが、日中は春の日差しがいっぱい。15メートルほどの南西風も冷たさがなく、風を避ければ暖かい。昼前後は上着不要の陽気。ノスリの大半は9時から10時の間に通過。それ以外の時間帯は戻るものが多かった。マガンを13群、1100羽ほどカウント。当地としてはまずまずの記録。小鳥は種数、個体数、ともにこの時期としては多いようで、出足の早さがうかがわれる。調査地の近くにシマエナガの群れが何度も現れる。数えられたのは34羽だったが、さらに多くいたようだ。こんな大きな群れを見たのは初めて。しばらく滞在してくれそうな雰囲気。(くの)