2021年春期タカの渡り速報
2 青森 龍飛崎 定点調査地
(Cape TAPPI, Aomori)
更新:2021/05/08
( 2021/03/13 - 2021/05/08 )
調査終了
場所:
青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
Cape TAPPI, Higashitsugaru District, Aomori, Japan
( 41°15′30″N 140°20′33″E EL:115m)
調査:
久野公啓・佐伯元子・原星一
注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
青森 龍飛崎 概要
通過羽数推移グラフ
(graph)
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Japanese text Only
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(Past Record)
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月/日
Month/Day
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Weather
時 間
Investigation Time
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
トビ
Milvus
migrans
オジロワシ
Haliaeetus
albicilla
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ノスリ
Buteo
buteo
その他タカ
others
タカ類計
A total of Raptors
羽数
種毎の羽数
合計
season total
−
−
0
143
29
69
593
125
4389
71
−
5419
05/08
雨のち曇りのち晴れ
05:00-13:10
0
0
0
コチョウゲンボウ0
0
05/07
晴れ
05:00-13:30
4
0
6
87
2
ハヤブサ1 ミサゴ1
99
05/06
快晴
06:00-12:00
8
0
1
0
0
チュウヒ0
9
05/05
曇りのち雨
05:00-11:30
1
13
2
39
55
05/04
晴れ
04:10-13:40
14
44
1
53
4
ハヤブサ3 チュウヒ1
116
05/03
雨のち曇りのち晴れ
05:00-13:00
12
4
2
2
ハヤブサ1 ミサゴ1 チュウヒ0 サシバ0
20
05/02
雨のち曇り一時晴れ
06:30-14:00
3
2
6
11
05/01
快晴のち晴れのち曇り
04:30-14:30
1
13
10
4
40
1
ハヤブサ1
69
04/30
雨のち曇り
06:00-12:30
2
4
1
ハヤブサ1
7
04/29
曇り
04:30-15:00
13
1
10
2
ミサゴ1、チゴハヤブサ1、コチョウゲンボウ0
26
04/28
晴れのち曇り一時雨
04:25-14:00
7
3
10
04/27
晴れ
04:30-15:00
2
5
16
2
18
1
チュウヒ1
44
04/26
快晴
04:30-14:00
3
6
13
1
ミサゴ1
23
04/25
雨のち曇りのち快晴
05:20-16:00
0
3
10
0
12
2
ミサゴ1、ハヤブサ1
27
04/24
晴れ
04:30-15:40
3
4
42
3
36
2
ミサゴ1、チョウゲンボウ1
90
04/23
快晴
04:30-15:00
3
1
12
2
10
1
チョウゲンボウ1
29
04/22
快晴
04:40-15:30
10
2
58
7
84
2
ミサゴ2
163
04/21
快晴
04:40-15:30
5
3
36
4
50
3
ミサゴ2、チョウゲンボウ1
101
04/20
曇りのち快晴
04:40-16:00
1
0
3
2
23
1
ミサゴ1、チョウゲンボウ0
30
04/19
曇りのち晴れ
06:30-16:00
1
0
0
1
04/18
雨のち曇り
12:30-15:30
1
0
1
04/17
晴れのち雨
04:50-09:30
3
3
04/16
晴れ時々曇り
04:50-16:00
4
1
7
16
28
04/15
晴れ
04:50-15:30
1
5
1
29
3
ミサゴ2、ハヤブサ1
39
04/14
曇り
04:50-15:08
9
29
2
62
1
チュウヒ1
103
04/13
曇りのち雨
04:50-12:40
0
1
1
04/12
晴れ
05:00-16:30
14
4
21
39
04/11
晴れ
05:00-16:00
11
2
87
1
チュウヒ1
101
04/10
晴れ
05:00-16:00
13
3
60
3
ミサゴ3
79
04/09
曇り時々雪一時晴れ
05:40-15:00
0
0
0
04/08
快晴のち晴れ
05:10-15:00
7
0
4
1
45
0
ミサゴ0
57
04/07
晴れ
05:00-15:30
6
32
7
702
4
チュウヒ2、ハヤブサ2
751
04/06
晴れ
05:00-15:30
3
9
16
2
ハヤブサ1、チョウゲンボウ1
30
04/05
雨のち快晴
06:00-16:00
3
11
2
149
2
オオワシ1、チョウゲンボウ1
167
04/04
雨
09:00-11:00
0
04/03
晴れ時々曇り
05:10-15:00
5
42
1
237
3
ミサゴ1、ハヤブサ1、チョウゲンボウ0、コチョウゲンボウ1
288
04/02
晴れ一時曇り
05:10-15:00
11
9
4
160
3
ミサゴ1、チュウヒ1、ハヤブサ1
187
04/01
快晴
05:10-15:50
4
1
24
5
190
1
チュウヒ1
225
03/31
晴れ
05:10-15:30
5
1
27
5
226
2
ミサゴ1、ハヤブサ1
266
03/30
曇り時々晴れ
05:15-15:30
5
2
15
11
150
1
チュウヒ1
184
03/29
霧のち曇り一時晴れ
05:15-14:00
1
3
0
32
1
ミサゴ1
37
03/28
晴れのち曇り
05:20-15:00
2
11
7
43
2
ミサゴ2、オオワシ0
65
03/27
晴れ
05:20-16:00
4
4
12
3
46
2
ミサゴ1.チュウヒ1
71
03/26
晴れのち快晴
05:30-16:00
6
0
10
15
453
3
ミサゴ3
487
03/25
曇りのち雨
05:30-15:00
6
7
7
5
617
2
ミサゴ2
644
03/24
晴れのち曇り
05:50-14:20
0
0
0
0
0
ミサゴ0
0
03/23
晴れ一時曇り
05:40-15:20
6
3
4
2
80
1
ミサゴ1
96
03/22
曇り時々雨のち晴れ
07:20-14:30
1
1
1
ミサゴ1
3
03/21
雨
06:30-09:00
0
03/20
晴れ時々曇り
05:30-15:00
4
4
10
5
198
1
ハヤブサ1
222
03/19
曇り時々晴れ
05:50-16:00
6
4
5
12
277
7
ミサゴ5、オオワシ2
311
03/13
晴れ
05:40-10:00
0
2
2
4
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。
05/08
明け方は雷雨、日の出後も時々雨が降る不安定な空。小鳥は少なくなってしまったが、それでもまずまず賑やか。南西風が15m以上吹き付け北海道は全く見えず、ノスリやツミがしばしば付近に現れるも、ことごとく引き返してしまう。斜面の低木林には、キビタキの雄が数羽の小群でワチャワチャ。まだハチクマなどこれからやってくる鳥のカウントも続けたいですが、本日で調査を終了します。関係者の皆さま、ありがとうございました。秋の調査を楽しみにしております。(原)
05/07
風弱く日差しがとても暖かい。あたりを見渡すとモズがたくさんいて嬉しい朝。小鳥はやや高く舞い上がってしまうものが多いものの、夏鳥と冬鳥が入り乱れなかなかの光景。オオヨシキリ初認。タカは若いノスリをメインにやや高空を順調に北上して行き、戻ってくるものは少ない。ツミはどこを飛んでいるのか飛んでいないのか見つけることができず。ここのハヤブサが何かに激怒して鳴き始めたのでその矛先を探すと、目の前から若いオジロワシが湧き上がってきてびっくり。(原)
05/06
南西の風が強いが、日差しがあり暖かい。小鳥はやや少ないものの、ヒガラたちが強風で動けなくなる恒例行事発生。ヒヨドリの大きな群れが海沿いの岩に高密度で集結し、意を決して海に出るもやはり1羽がハヤブサに捕らえられたうえ、また陸へと引き返してしまう。光景としては見事だった。風に翻弄され低くを飛ぶツミやハイタカの観察を楽しむが、こうなると通過数の把握がほとんどできない。(原)
05/05
昨夜はガスの中、たくさんの小鳥たちが渡ろうとしているのを見たりフライトコールを聞いたりした。見た数ではウグイスが最多で、ツグミ類やホオジロ類の姿や声も多く、イカルは夜間渡りながらさえずることもあるというのも新たに知った。マミジロを初認。地面に降り立ったホオアカも印象的。朝には東風に変わるが、今朝も小鳥いっぱい。キジバト20羽以上が群れたり、ヒヨドリがさらに賑やかだったり、マミチャジナイなどのツグミ類が多いのは昨日との違い。遠くの芝生にいるツグミを見ていると、そこに混ざるコイカル2羽。タカの渡りもなかなか順調。昼前には天気が崩れ、連日の疲れも溜まってきたため早めに切り上げる。(原)
05/04
昨日までのような冷え込みはなく、西〜南西の風が10mほど吹いているが、早朝でも寒さはあまり感じない。この暖かさのおかげか小鳥の渡りが好調で、連休に入ってから一番の賑やかさで様々な種が頭上を飛び交う楽しみにしていた光景が広がる。カラ類の警戒声と合図に、ツミやハイタカが低くを何度も飛翔。日が完全に登って小鳥の動きがやや落ち着くと、数日足止めを食らっていたであろう若いノスリやハイタカたちが順調に北上していく。昨日のチュウヒも今日は無事出発していった。ハヤブサは成鳥3羽が北を目指したが、それぞれ写真も撮って個体識別をし、確実な渡り判定を心がけた。9:20にマガン15羽が西の海上を北上。終始渡り鳥が目に入るとっても楽しい調査となった。(原)
05/03
深夜から降っていた雨が朝まで残る。気温が低いからか小鳥の賑わいはほとんどない。朝のうちはアビ類の渡りが好調で、ハシジロアビの姿も。序盤はタカの姿は殆どないものの、昼前に日差しが差し込むと、このタイミングを待っていたかのようにツミやハイタカが西風に煽られながら登場。チュウヒとサシバは渡らずに戻ってしまったが、近くを飛んでじっくり観察できた。(原)
05/02
予報よりも早く雨があがる。緩やかな東風で、空も海も灰色の景色。小鳥もタカも動きは少ないが、斜面の林にはオオルリやクロツグミ、コマドリなど夏鳥が潜む。岬の西側をユリカモメ200羽くらいのユリカモメの群れが北上。ほとんどの個体が頭が真っ黒だった。昼過ぎ、時々日が差して暖かくなると小数のタカたちが高いところを北上していく。アマツバメも少数通過。(原)
05/01
青空が広がり冷え込むが、日が差してくるとカラ類やヒヨドリなどで賑やかとなる。西風が吹くもののそこまで強くないので次々と北上してしまうが、まずまずの賑やかな時間がしばらく流れる。まだ夏鳥は少なく、冬の鳥が目立つ。若いノスリやハイタカたちが行ったり来たりで、視界のどこかにタカが浮かんでいるという状態が長く続く。昼過ぎには肉眼では全く見えない真上高空を、ツミ11羽の小集団が北上。以降後続は見つからなかったが、それ以前にもこの高さを飛ばれていたのなら見逃しは少なからずあっただろう。(原)
04/30
昨日夕方からの雨が深夜には強まり、日が昇るにつれ弱まっていく。まだ小雨が降る中、芝生の上に大挙して現れたツグミの群れに、クロツグミやアカハラが混ざり、それを見てまったり過ごす。徐々に西風が強まり、空に鳥が浮かぶ時間はあまりないが、風裏の斜面にはコサメビタキやノビタキ、キビタキ、マミチャジナイやムシクイ類などの夏鳥や旅鳥が潜んでいて、代わる代わる姿を見せる。昼過ぎにはさらに西風が強まり、やがて20mを越える爆風に。夕方から風は落ち着いてきて、夜間にはコマドリ、ヤブサメ、コルリ、オオルリなどを合計60羽ほどカウント。(原)
04/29
昨日夕方から南西の風が強まり、日没頃の風速は18mほど。未明には10m以下の風になるが、早朝は暗い雲が頭上に迫り、海上は霧で、北海道も南の山も見えない。夏鳥の声が楽しく、マヒワやメジロの群れが飛び回り、なかなかのにぎわい。6時半頃から視界が開けてくると、いつのまにか小鳥の群れは消え、静かになっていた。その後は弱い東風。鳥の気配が途絶えてしまうことはなく、のんびり調査。ハイタカは風切に大きな欠損や折れがある個体が何羽もいて、同じ個体が何度も現れる。ようやく北海道のシルエットが見えてきたのは昼過ぎ。(佐伯)
04/28
弱い東風。風がやんでしまう時間もあり、こんな日はやはり、小鳥の群れは高く遠く、岬はちょっとさみしい状態。とはいえ、種数はにぎやか。初認以来のオオルリ、キビタキが近くにとまり、エゾムシクイ、センダイムシクイの声が岬の雰囲気をがらりと変える。9時頃にはすっかり曇ってしまい、日差しがなくなると寒い。空は暗く、タカは見つからず、昼頃には雨が降り出す。遊歩道沿いにはツグミ類いろいろ。一歩踏み出すごとにアカハラ、シロハラ、クロツグミと、違う種類の鳥が出てくる。(佐伯)
04/27
南西の風。9時頃には風速14mまで強まるが、岬の展望所はほぼ無風で、快適に調査。今日もイスカの群れが目立つ。昨日はあまりいなかったカラ類がにぎやか。この時期の朝には、海峡の景色にぶちまけられたようなカラの群れがいなくては、何か足りない感じがする。ほぼヒガラのみの群れも多い。午後は若いノスリが行きつ戻りつするのを数える気でいたら、昼過ぎからぱったりとタカが見つからなくなった。(佐伯)
04/26
からりと晴れて、北海道がくっきり見える。北西風が冷たさが、日差しの暖かさに圧勝。衣装は3月の雪の日と全く同じままに昼間も過ごす。朝のうち、イスカの見事な渡りを堪能。10羽から50羽ほどの群れが頭上を次々と通過。青空を背景に、赤や黄色の羽色が肉眼でもはっきりとわかる。タカの渡りはやや低調。昼前からは何も見つからない時間が続いた。(くの)
04/25
早朝は小雨が降ったり止んだりで、調査開始を遅らせる。雨が上がっても、しばらくは暗い雲に覆われていた。青空は北からゆっくり広がり、9時頃に快晴となる。北西の風は昼前からやや強く吹くが、冷たさを感じない。こうした天気のため、小鳥の動きはごくわずか。晴れてからはポツリポツリとタカが現れ、退屈することなく、楽しく過ごす。ツミも見やすいところを飛んでくれるが、風に吹き流されて、あっと言う間に遠ざかってしまう。スピードを要求される調査。(くの)
04/24
南西の風。昼前からはやや強く吹く。空には薄雲がほどよく配置されタカを見つけやすい天気。ハイタカは、その多くが若い個体。ノスリも昨年生まれの個体が多数派となり、この2種の渡りはシーズン終盤の様相。小鳥ではヒガラが主役。目に入る個体数はシジュウカラをかなり上回っている。岬の樹々は芽吹きがどんどん進み、朝と夕方で、景色の中の若葉色の面積が明らかに違う。(くの)
04/23
雲ひとつ浮かばない空。北海道もくっきり見える。朝は穏やかな東風。日中は西風が吹くが、機材が心配になるほどの強さはない。早朝から小鳥たちは高く飛び、双眼鏡で頭上を見上げると、たくさんのカラ類が、朝日を浴びてチカチカと小さく白くまたたいていた。声はすれど姿の見つからない小鳥は、文字通り数知れず。相変わらずイスカは好調。群れによって声に違いがあり興味深い。海面近くを北上するヒヨドリの群れをいくつか記録。それをカモメ類やハヤブサが追ってゆく。日中、高空を移動する粒状のタカを青空の中から見つけ出しては記録したが、見つけられなかったものも多数、いたはずだ。(くの)
04/22
西風がおさまり、過ごしやすい天気に。早朝、空が明るくなるのと同時にノスリとハイタカたちが続々と北上してゆく。この動きは予想できていたのに、機材のセッティングが間に合わず、ドタバタ状態で彼らを見送る。近くで待機していたタカたちの通過が落ち着いた後も、一羽、また一羽というペースの渡りが14時過ぎまで続く。調査地前の防衛省施設では、強風のために延期されていたクレーン作業が終了。目の前に陣取っていた大型車輌が去り、視界はスッキリ。(くの)
04/21
雲のない一日。15m前後の西風が吹き、13時前には18mを記録。タカは戻るものが多く、それが頭上を低く飛んでくれる。ノスリ、ハイタカ、どちらも成鳥と若い個体が入り混じり、識別する楽しさいっぱい。集計結果には現れない充実感を味わえる一日。(くの)
04/20
風速13mから18mほどの南西風が吹き続ける。朝のうちは低い雲が多かったが、昼前には快晴となる。渡り鳥たちは、岬までは飛んで来られるが、海峡を渡るには辛い風。戻ってしまうものが多い。通過個体数を調べる作業としては面倒だが、タカも小鳥も近くを飛ぶものが多く、眺めるのは楽しい。ハイタカの記録数は行きと戻りを合わせるて50データほど。ツミのデータは1例のみ。(くの)
04/19
早朝は20mを超える西風。空も暗く、調査開始を遅らせる。雲間の青空は徐々に広がり、昼前にはすっかり晴れたが、西風は終日、強いまま。午前中、少数のタカが行ったり来たりを繰り返したが、午後はほとんど動きなし。見かけた小鳥はごくわずか。(くの)
04/18
午前中は雨模様。急に風が強まり、大荒れとなる時間帯もあったが、おおむね静かな降り方。雨雲は昼過ぎに北へと遠ざかり、午後は隙間のある曇天。空が明るくなっても渡り鳥の動きはごくわずか。(くの)
04/17
早朝は青空も見えていたが、西から暗雲が進んできて、8時過ぎには雨が降り始める。短時間ながら朝の小鳥の賑わいを堪能。ニュウナイスズメ50羽ほどの群れを記録。これは、どうやら雄のみの群れ。センダイムシクイ、エゾムシクイの囀り初認。メジロ、ヒヨドリも登場する頻度が増し、目も耳も楽しい。日中は、静かに雨が降り続く。2日前から馴染みのハシブトガラスが時折、遊びに来るようになった。7年前は小柄な若烏だった彼も、今はでっかい親分烏。今日はその連れ合いが、脚の特徴から、以前から付き合いのある個体と判明。2羽とも、2年前までは岬に頻繁に来ていたのに、最近は姿が見えず、消息が気になっていたカラスたち。それが、この春はめでたく新カップル。うれしい事件。(くの)
04/16
東風の一日。午前中、やや強く吹く時間帯もあったが、辛い風ではない。空には薄雲が多く、日差しもぼんやり。シジュウカラ、ヒガラが目立つ。ヒヨドリは100羽ほどの群れとなって岬に集結するが、海峡を渡るシーンは見られず。タカはちらほら。初登場のツミは綺麗な雄の成鳥。(くの)
04/15
西風がだんだん強まる。朝の風速は12mほど。終了時には15m。風は冷たいが、日差しに力強さがあるので、風の当たらない立ち位置を選んで快適に過ごす。ノスリもハイタカも、海上から戻ってくる個体が多く、しばしば我々のすぐ近くを飛んでくれた。メジロ40羽ほどの群れが現れる。メジロは今季初登場。明るい声は春を感じさせてくれる。荒れた海ではカマイルカが躍動。イルカショー並みの派手なジャンプも何度か目撃。(くの)
04/14
雨は夜のうちにあがり、冷たい西風の曇り空。青空もちらほら見えるが、暖かさを感じるような日差しは届かない。ノスリが浮かぶ寒々しい空は3月の景色。飛来するシジュウカラはごく少なく、イスカとマヒワが目立つ。季節は逆戻りしたかのようだが、灯台近くの低木林で、きれいなオオルリとキビタキを見かける。(くの)
04/13
午前中は小雨が降ったりやんだり。昼前からはしとしと降り続く。夜が明ける頃はベニマシコの声があちこちから聞こえていたが、その後は鳥の少ない日。(くの)
04/12
穏やかに晴れ、日中は季節を先取りした暖かさ。朝着た上着を脱いだくらいで、ちょうど良い。小鳥はまずまず。シジュウカラの数は、昨日に比べ明らかに減少。ヒガラが目立つようになる。種数はかなり増え、ゴジュウカラ、キクイタダキ、アカゲラ、ウソなど、森に暮らす小鳥の記録が多くなる。タカの姿はなかなか見つからない。のっぺりとした海面に海鳥は少ないが、遠くにオットセイと思われる海獣の頭を何度か見かけた。(くの)
04/11
風速8m前後の西風が吹く。空は青く白い雲がちらほら。それでも気温の上昇は鈍く、日中も厚着で過ごす。朝の岬はシジュウカラで賑わう。300羽ほどのゆるい集団が、次々と北へと飛び立ってゆく。それ以外の鳥は種数も個体数も多くはないが、ガンやハクチョウ、ミヤマガラスの群れも現れ、まずまずの一日。タカは東側の海上、遠くを通過するものが記録の大半を占める。(くの)
04/10
北西の風が冷たいが、風の中に立っていても耐えられるレベル。日差しは強く、北海道がくっきり見える。ノスリはポツリポツリ。戻るものも多い。小鳥は不思議なほど少ない。イスカの群れだけが目に入る。(くの)
04/09
季節が逆戻り。北西から次々と雪雲が流れてきて短時間の吹雪が10回ほど。それに合わせて急に風が強まり、8時半の風速は今日最大の19m。ちょうど、その頃に雷も一発。雪雲が去れば青空が広がるのだが、西側には次の雪雲が見えているので、常に避難できる体制をKEEP。タカも小鳥も動きはわずか。調査地のすぐ隣の防衛省施設では、25t吊りのクレーン車が稼働。風下に立っているわけではないが、強風の中での作業は見ていておっかない。(くの)
04/08
北西からの冷たい風。風速は朝のうち15m。昼過ぎで10mほど。日差しはたっぷりだが、フル装備に近い防寒服での調査。タカたちは多くの個体が戻ってしまう。行ったり来たりを数えるのは面倒だが、すぐ近くを飛んでくれる。光線の具合か、タカたちのカメラ写りが良い。寒さのためか、小鳥の種数、個体数は昨日に比べ大きく減少。一昨日から防衛省施設の工事により、立ち位置が少々制限されているが、今のところ調査に影響なし。(くの)
04/07
午前中は東風。昼過ぎからは南西の風。強く吹くこともなく、日差したっぷりの一日。午後は上着を脱いでちょうど良い暖かさ。ヒヨドリの群れは最大35羽。順調に数を増している。ノスリの通過は9時前から12時過ぎまでの間に今日のほぼ全数を記録。東側の海上や頭上を高く行くものが多かった。もう少し風が強ければ、我々の近くを飛んでくれただろうに。タカたちにとっては極上のコンディションだったようで、戻るものはほとんどなく、つらつらと滑らかに渡っていった。(くの)
04/06
薄雲が広がる時間帯もあったが、しっかりとした日差しが届く。日中、何度か日焼け止めを塗り直したが、それでも顔が火照ってしまった。風速9m前後の東風が冷たく、防寒装備は手抜き厳禁。天気の割にタカは少ない。ノスリの季節は終わってしまったのだろうか?イスカやベニヒワは、声を聞く回数は相変わらずだが、それぞれの群れの規模が縮小。ヒヨドリは5羽の群れが現れ、今季最多。もう少し暖かくなれば、岬はヒヨたちで賑わうことだろう。(くの)
04/05
早朝は霧雨が残り、視界も悪い。10時前に北から青空が広がってきて、あっと言う間に快晴となる。その後は穏やかな春の陽気。ノスリの通過は11時過ぎに集中。それ以外の時間帯はのんびりと過ごす。海面ものっぺり。一度だけだったがミンククジラの背中を目撃する。(くの)
04/04
小雨がサラサラと降り続く。渡りの気配はなし。ムクドリ、ヤマシギ、カラ類、モズを何度か目にする。(くの)
04/03
午前中は穏やかな東風。昼頃から南西風が強まりはじめ、終了時の風速は16m。ノスリの通過は9時前から12時前に多かった。まとまった集団は見られず、ほとんど絶え間なく、少数がサラサラと流れ続けるパターン。そこにハイタカが混じるのだが、昨日よりもその頻度が増加。ニュウナイスズメを何度か見かける。1羽だけでもチュンチュンと賑やか。季節はずれのポカポカ陽気によく合う明るい声。(くの)
04/02
東風が吹く。午前中、やや強い時間帯もあったが、おおむね過ごしやすい天気。早朝の岬はシジュウカラで賑わう。200羽を超える大きな群れを何度か記録。ヒガラの姿もちらほら見られ、日に日に季節が進んでいるのを実感。タカは高空をさらさらと流れてゆく。(くの)
04/01
冷たい西風の一日。朝のうちは風速7m、日中は10m。よく晴れて日差しがキツい。タカの通過はポツリポツリながら長時間続く。高く飛ぶものが少なくなかったが、大半のタカは戻ることなく順調に流れていったので数えやすい。こうした中でも、翼に欠損のある個体は戻ってしまうことが多い。翼角羽の乱れによって個体識別した個体は、100分の間に6回、行ったり来たりを記録した。岬の南の山ではカタクリが開花。ギョウジャニンニクも収穫できるサイズにまで伸びている。例年より10日ほど早いようだ。(くの)
03/31
南西の風は昨日より穏やか。青空も広がり上々の天気。朝は小鳥の渡りを楽しむ。イスカ、ベニヒワは今日もまずまず。ヤマガラ、ヒガラ、ウソなど、昨日までは見かけなかった鳥もあれこれ登場する。ノスリは8時過ぎに東側の海上を通過する80羽ほどの一団を記録。それ以外は戻るものも少なくなかった。ウグイス初鳴き。カマイルカの狩りもしっかり見物。(くの)
03/30
南西の風。日中の風速は13m、朝夕は10mほど。視界が悪く北海道はほとんど見えないが、戻ってくるタカは意外に少ない。夕方、岬の駐車場でくつろいでいると、近くの電線にムクドリが集まってきて、50羽ほどの群れとなる。暗くなるのを待って、これから海峡を渡るのだろう。日没後、ハヤブサが現れて、その群れから100mほど離れた電柱にとまる。ムクドリが飛びたったら襲撃するつもりかも。日の入りから30分が経過し、かなり暗くなった頃、ムクドリが一斉に飛び立つ。案の定、それをハヤブサが追ってゆく。事の顛末までは見届けられなかったが、ハヤブサの狙いは見え見え。待機中のムクドリたちもすぐ近くにハヤブサがいるのを知っていたはず。恐怖を感じながらの出発だったに違いない。(くの)
03/29
南西からの風。午前中は風速10mほど。昼過ぎから強まり終了時は18mとなる。視界は悪く、岬の周囲を濃い霧がとり巻く時間もあった。その間も東側、数キロ先はかなり明るく、海上にノスリの姿がちらほら見える。大半のノスリは海峡を渡りきれずに戻ってしまったようだが、霧に邪魔され動向を追いきれない。今日も精度の低い調査。小鳥の動きも低調。ツバメを初認。コベニヒワ1羽を記録。(くの)
03/28
10m前後の東風。気温は低くないのだが、風の冷たさが身体の芯までしみてくる。朝のうちは青空も見えていたが、日中は頭上のすぐ上にまで雲が下りてきて、視界が悪くなる。北海道の見えない時間が長い。タカは海上に出ても、早々に引き返してしまうものが多かった。戻ってくる時は海面近くを飛ぶことも少なくない。調査地点からは、これを見つけるのがかなり難しいため、今日も悩ましい調査となる。シジュウカラの群れの賑やかさは4月の雰囲気。岬の南斜面ではワサビが開花。こちらも4月の景色。(くの)
03/27
朝のうちは西、日中は南西の風が吹く。風速は8mほど。強くはないが昨日までにはない冷たさを感じる。薄着で車から出てしまい、慌てて着込んで調査開始。タカの通過は単発的で、戻るものが少なくない。イスカはまずまず。他の小鳥は群れの規模が昨日までより小さくなった。シマエナガのみ3羽の群れを記録。(くの)
03/26
西ないし北西の風が吹く。朝のうちは風速7mほど。だんだん強まり終了時は14mとなる。午前中は雲の多い晴天。昼過ぎに快晴となるが、終日、視界は悪く、南の山には低い雲がかかり続ける。北海道はうっすらと見えていたが、タカたちは戻ってくるものが目立った。オジロワシの例では、岬を出てから18分後に戻ってきた。程よい風のおかげで見つけやすいコースを飛ぶタカが多かったが、海上を低く戻った個体など、見落としたものもかなりありそうだ。風切の欠損が目立つ個体をメモしていると、北上したはずの個体が再び現れ、カウント精度の低さを痛感させられる。これまで単独で現れることの多かったシジュウカラが群れで登場。今日は40羽の団体を記録。この時期としてはかなり大きな群れだ。(くの)
03/25
穏やかな南西風。まだ薄暗いうちにノスリが15羽ほど、低く北上してゆく。岬の近くで休んでいた連中だろう。7時頃からは岬の上空に、やがて東側の海上にもノスリたちがザワザワと飛来。北海道が霞んで見えないためか、戻ってくるものが少なくない。旋回しても風に流されないので、遠くに近くに、海上のあちこちに鷹柱が立ち上がる。北上するもの、戻ってきたものがそこに合流した後、北へ南へ、時に東へ西へとばらばらに流れてゆく。雲の中に消えてしまうものまでいる。通過数を正確に把握できない時間が30分ほど続いた。10時頃、東側海上にはこうしたノスリが120羽。見事な光景だったが、ちゃんと数えられない辛さ、肉眼では見えない辛さ。11時を過ぎると、タカたちの動きはほとんど見られなくなる。ベニヒワは150羽ほどの群れを記録。オオマシコ、イスカ、ハギマシコなど、赤い小鳥が好調。昼過ぎには小雨がぱらつき、15時からは本降りに。(くの)
03/24
南西の風が吹く。朝のうちは風速20mほど。日中はだんだん弱まるが、昼過ぎも17m前後の強い風。視界は悪く北海道は全く見えない。南の山も低い雲に隠れている。雲間に青空が見えたのは午前中のみ。昼前からは暗い雲にすっかり覆われてしまう。早朝の岬はカワラヒワで大賑わい。100羽ほどの群れがいくつも飛来し、風に翻弄されて右往左往したり、低木で休んだり。そのほかイスカ、ホオジロ、オオジュリン、ヒバリも目立つ。小鳥の時間は9時頃まで。その後はポツリポツリと現れるタカを記録するが、ことごとく戻ってしまう。(くの)
03/23
雲が多く、小雪の舞う時間帯もあったが、まずまずの空。西風を避けながら調査する。この天気ならノスリたちが頭上にたくさん浮かぶはず、と予想して広角レンズもスタンバイ。しかし、期待したほどには飛来しない。朝から戻ってしまうものが多かったが、昼前からは全ての個体が引き返してしまった。灯台で観測した風速データをみると、午前中は13m前後。昼前から風が強まり、午後は18mほどで推移している。ざっとみたところ、15mを超える風はノスリにとって厳しいようだ。調査終了後、近くの土手でアサツキを採る。美味しい山菜で体調を整えて、明日からも頑張ります。(くの)
03/22
雨は夜の初め頃に止む。そのタイミングで東風もおさまるが、やがて西風が吹き始め、日付けが替わる頃には風速27mを記録。その後は徐々に弱まったもの、調査開始時には22m。終了時にも18m。朝のうちはミゾレまじりの雨がふったり止んだり。日中は青空の面積がゆっくりと増加する。タカの姿はほとんど見られなかったが、果敢に渡ってゆくものもあった。強風の中での飛びっぷりは、オジロワシよりもミサゴの方が上だった。オジロワシが岬の上空で躊躇している最中、ミサゴはためらうことなくグングンと北上してゆく。朝方は岬を回り込むように東から南西へと向かうオオミズナギドリを楽しむ。数千羽が疎らな帯となって移動していた。白波が風に砕かれる中、向かい風をものともせずに進んでゆく様に惚れ惚れ。(くの)
03/21
夜明け前から小雨が降り始める。早朝は止み間があったが、やがて本降りに。軽装で外に出て、冬季閉鎖中の休憩施設の軒下にこもって、しばらく様子をみることに。昨日の賑わいが夢かと思われるほど、鳥の気配が消えている。14メートルほどの東風が冷たく感じられるが、南の山も降っているのは雪ではなく雨。この時期としては暖かいのだ。(くの)
03/20
朝のうちは穏やかな東風。こんな日はガンの通過に期待が膨らむ。調査開始早々に東側の遠方を北進するガンの群れを発見。数十から400羽程度の規模の群れが次々と渡ってゆく。やがて、同様の群れが西側海上、時に頭上にも現れる。東側でのカウント数が大半を占めるが、群れによってかなり距離感が違うので、広がりをもって移動していたのは明らか。ガンの通過は9時前までは絶え間なし。その後も昼過ぎまで断続的に見られた。総計は26500羽ほど。期待を遥かに超える渡りに大満足。早朝、ピンクに染まった空を背景に、いくつもの編隊がうねうねと形を変えながら移動してゆく様は、忘れ難い光景だった。タカの通過は9時以降に記録。頭上を高く飛ぶものが多かった。ミヤマガラスの渡りも好調。イスカやベニヒワが近くにとまったりと、楽しみの多い1日だった。(くの)
03/19
10メートルほどの西風が吹く。青空の広がる時間帯もあったが、雲の多い天気。風に小雪が混じることもあった。8時半頃からノスリが続けて通過。14時半頃まで、ほとんど絶え間がない。その後はベースが落ちたが、終了直前まで動きが見られた。ノスリ以外のタカもあれこれ飛んでくる。予想をはるかに上回る忙しさ。朝のうち、ガン類を4群、計170羽ほどカウント。小鳥の渡りもまずまず。イスカの赤が鮮やか。ベニヒワも何度か記録。鳥のたちの動き出しは例年に比べ早いようだ。となると、昨日までの様子を知りたくなる。来年は調査スタートの時期を再検討しなくては。(くの)
03/13
東風が冷たく吹くが日差しがあり、この時期としてはそこまで寒くはない。ガンが渡るのを期待して、連続調査の前にちょっと様子を見に来これたのだが、期待通り早朝からマガンを中心に約6500羽が渡った。西側海上やや遠いものが多かったが、朝日に照らされた雪の残る北海道をバックに、列を成してたくさんの群れが北上する様子はとても美しい。日が完全に登ると風が強まり、遅れてきた群れの一部は諦めて引き返してくる。タカは低調で、ノスリやオオタカ、トビが時々北上を試みるも、大抵のものは引き返してくる。他にはイスカが数百、ベニヒワ少し、ミヤマガラス1000羽弱など。(原)