2022年春期タカの渡り速報
2 青森 龍飛崎 定点調査地
(Cape TAPPI, Aomori)
更新:2022/05/07
( 2022/03/18 - 2022/05/07 )
調査終了
場所:
青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
Cape TAPPI, Higashitsugaru District, Aomori, Japan
( 41°15′30″N 140°20′33″E EL:115m)
調査:
久野公啓・佐伯元子・原星一
注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
青森 龍飛崎 概要
通過羽数推移グラフ
(graph)
コメント
Japanese text Only
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(Past Record)
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Month/Day
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Weather
時 間
Investigation Time
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
トビ
Milvus
migrans
オジロワシ
Haliaeetus
albicilla
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ノスリ
Buteo
buteo
その他タカ
others
タカ類計
A total of Raptors
羽数
種毎の羽数
合計
season total
−
−
1
71
36
42
821
117
5115
48
−
6251
05/07
晴れのち曇り
04:10-13:40
0
6
1
7
05/06
快晴
05:00-13:00
0
2
1
4
7
05/05
晴れ
05:00-14:00
1
3
13
24
1
17
59
05/04
晴れ
05:10-11:00
0
0
0
05/03
晴れ一時曇り
05:00-14:00
0
3
6
1
15
25
05/02
曇り一時雨
05:00-13:00
0
1
0
0
1
05/01
晴れ時々曇り
05:00-13:30
1
11
1
1
14
04/30
快晴
05:00-14:30
0
5
3
1
25
1
ハヤブサ1
35
04/29
曇り
05:00-14:00
0
0
1
0
チョウゲンボウ0
1
04/28
晴れ
04:30-15:00
2
7
33
4
24
1
チュウヒ1
71
04/27
霧のち晴れ
06:00-14:00
0
0
0
04/26
霧のち曇り
04:30-15:00
2
17
1
21
1
サシバ0、ハヤブサ1
42
04/25
霧のち曇り
04:40-15:00
0
2
13
2
17
04/24
快晴のち晴れ
04:30-15:00
5
13
0
7
1
ミサゴ1
26
04/23
曇りのち快晴
04:40-15:00
0
3
1
5
9
04/22
雨のち曇り
06:00-14:00
1
11
1
13
26
04/21
快晴のち晴れ
04:40-15:00
1
14
1
3
1
ミサゴ1、ツミ0
20
04/20
快晴
04:40-15:00
2
7
1
1
1
ミサゴ1、サシバ0
12
04/19
快晴
04:40-15:00
4
31
1
33
0
サシバ0
69
04/18
快晴のち曇り
04:50-15:30
2
1
20
2
33
58
04/17
晴れ
04:50-15:30
9
0
14
23
04/16
曇りのち快晴
04:50-15:30
9
1
2
45
2
249
2
ミサゴ1、サシバ0、ハヤブサ1
310
04/15
曇り一時雨
04:50-14:00
0
0
0
0
04/14
曇り一時晴れ
04:50-14:00
0
42
4
284
1
ミサゴ1
331
04/13
霧のち雨時々曇り
05:40-10:40
1
5
6
04/12
晴れのち快晴
04:50-15:00
5
0
0
80
8
590
2
ミサゴ1、チュウヒ1
685
04/11
晴れ
04:50-16:10
0
0
29
3
75
2
ミサゴ1、オオワシ1
109
04/10
曇りのち晴れ
05:00-16:00
4
7
260
20
1799
8
ミサゴ2、チュウヒ4、ハヤブサ1、小型不明1
2098
04/09
快晴
05:00-12:00
5
11
16
04/08
曇りのち晴れ
05:10-15:00
0
0
1
31
32
04/07
快晴のち曇り
05:00-15:00
4
0
15
0
98
2
ミサゴ1、クマタカ1
119
04/06
曇りのち雨のち晴れ
05:00-15:30
0
8
2
23
1
ミサゴ1、チュウヒ0
34
04/05
快晴
05:00-16:00
1
1
1
97
100
04/04
快晴
05:00-16:00
4
1
26
0
411
3
ミサゴ2、チュウヒ1、クマタカ0、チョウゲンボウ0
445
04/03
晴れのち快晴
05:00-15:40
2
2
18
4
221
1
チュウヒ1
248
04/02
晴れのち快晴
05:10-15:30
4
1
13
4
253
3
ミサゴ2、チュウヒ1
278
04/01
曇り時々晴れ一時雪
05:10-15:00
1
2
9
2
43
57
03/31
雪のち快晴
07:00-16:00
1
9
10
181
1
チュウヒ1
202
03/30
曇り一時晴れ
05:10-14:00
1
12
2
40
1
ミサゴ1
56
03/29
快晴
05:10-16:00
2
6
2
224
234
03/28
曇りのち晴れ
05:10-15:30
0
0
1
3
25
2
ミサゴ1、オオワシ1
31
03/27
曇りのち晴れ
05:20-15:30
0
6
7
10
76
1
ミサゴ1、オオワシ0
100
03/26
曇りのち雨
05:20-14:30
2
2
3
17
0
ミサゴ0
24
03/25
晴れ時々曇り
05:20-16:00
0
2
1
1
36
40
03/24
雨のち晴れのち曇り
05:30-15:00
7
3
2
1
39
1
ミサゴ1
53
03/23
快晴のち曇り
05:20-14:00
2
1
3
03/22
晴れ
05:30-15:00
1
1
1
1
14
18
03/21
晴れ一時雪
05:30-15:00
0
1
12
23
5
ミサゴ4、オオワシ1
41
03/20
曇りのち晴れ一時雪
05:30-15:00
3
3
2
ミサゴ2、オオワシ0
8
03/19
雪のち曇り
10:00-15:30
1
オオワシ1
1
03/18
晴れのち曇り
05:30-15:00
4
12
3
2
26
3
ミサゴ2、オオワシ1
50
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。
05/07
今日も風弱く、太陽が出ると暑い。小鳥は順調で、ヒレンジャク11羽の群れや、オオルリ、サンショウクイなど夏鳥冬鳥織り交ぜで種数もまずまず多い。タカはノスリは出るものと戻るものがほぼ同数だが、ハイタカは北上したものは大抵は戻って来ない。まだまだ渡りは続きますが、本日をもちまして、連続でのカウント調査は終了いたします。明日以降は来れるメンバーで時々様子を見に来ます。今年も無事、楽しく調査を終えることができました。龍飛関係者の皆様、ご協力と応援ありがとうございました。(原)
05/06
ほぼ無風の朝。終始日差しがとても強く、暑さと紫外線を感じる。今日は小鳥の行ったり来たりが岬より西側の動きが多く、順光でとてもきれい。キビタキ、オオルリ、コサメビタキなどが近くの木によく止まってくれた。タカは高く散らばってしまい、行ったり来たりも多く、青空の中でこれをやられるともはやカウント不能。ただ、出るものと戻るのものの数にはあまり差がない様子。(原)
05/05
穏やかで気持ちの良い朝。タカは朝から高いところを順調に北上していく。近くを飛ぶのは若いハイタカが多く、ツミは肉眼で見つけるのは不可能な高空をパラパラと渡っていった。小鳥ではヒヨドリが特に好調で、2500羽ほどはいそうな見事な群れも見られた。12:20にハチクマを初認。雌1羽が東側やや高いところを、ノスリやハイタカが行ったり来たりする中、迷うことなく北上していった。(原)
05/04
主に西南西からの暴風。早朝は24m,最大29m、観光客がこけてしまうほどの強風だが、それでも小鳥は種も数も多い。特にコムクドリは100羽以上の群れを何度も見かける。中には双眼鏡で見えない距離まで北上する群れもいて、北海道にたどり着けたかどうかまでは分からないものの、飛翔力の高さに驚く。風に翻弄されるツミが何度も現れるなど面白い時間もあったが、暴風の危険もあったので早めに調査終了。夜には風はある程度収まり、気温も高かったためか夜の渡りは絶好調。マミジロを初認し、キビタキ、オオルリ、コルリ、ノゴマ、コマドリなど色鮮やかな鳥も混ざり、350羽以上の小鳥をカウント。いつものメンバーや遠方からのお友達とそれを見て楽しい時間を過ごした。(原)
05/03
ここのところ速報更新が滞っていてもう何をコメントしようか記憶が曖昧になっていく。記録を見ると小鳥がまあまあ良くて、タカもそこそこ見ていたようだ。とにかくみんなで明るく元気に楽しく調査していた。(原)
05/02
早朝から適度な強さの西風で、小鳥がいっぱいになることを期待したが、気温が低くて寒かったせいか思ったより寂しい。タカの渡りも盛り上がらずだったが、イルカが復活。数百頭の群れが東から西の海上近いところを次々通過していく姿に盛り上がる。渡りは低調であったがこれも龍飛の楽しさ。(原)
05/01
朝のうちは風は弱かったが、次第に西よりの風がやや強くなる。タカも小鳥もやや低調で、イルカも今日はほとんど見かけない。お昼ごろには、動きはほとんどなくなり、夕方から夜にかけて雨が降り出した。(原)
04/30
ほとんど雲も風のない朝。小鳥は少なくやや寂しいが、朝日に照らされ近くを飛んだ夏羽のホシムクドリがきれいだった。タカは多くはないがポツポツ行ったり来たり。午後には風が強まり、翻弄されるツミの姿がちらほら。イルカは今日も好調。(原)
04/29
朝からどんより空で東寄りの微風。そのため小鳥たちは高空を渡るものが大半で種類すら分からないものが多かったが、数がとても多く見事。タカは一日を通して、どこを探してもほとんど目にすることがない。そんな中、海上にはたくさんのカマイルカたち。すぐ近くで群れている時間も長く、狩りの様子や親子揃ってのジャンプなど色んなシーンを見て楽しんだ。前日夜にはアオバズクが出現。上空を渡るウグイスや種不明の小鳥を何度か捕まえて食べていた。ウグイスは目で見ていても飛翔速度が遅く、捕まえやすそうだった。普段からこのようなハンティングをするのかとても興味深い。(原)
04/28
西風は開始時には風速10メートルほどにおさまる。小鳥だらけとまでは言えないが、明るい声のメジロやヒガラが増え、まずまずのにぎわい。夜明けからハイタカが渡るのでは、と薄暗い時間から空が気になったが、ハイタカが続々と出て行ったのは5時過ぎ。7時台から昼過ぎまで、ほぼ途切れることなく、じっくり見られるペースでタカが飛ぶ。ノスリは意外なほど成鳥がいる。ハイタカ、オオタカは若者ばかり。ツミが急に増え、いよいよ5月かという感じ。成羽と幼羽が混じった中途半端な姿のツミが見られるのもこの時期の楽しみ。今日も海はよかった。海上低く渡っていくヒヨドリの群れはもちろん、3羽のトウゾクカモメにわくわくし、さらに圧巻だったのはイルカの大群。昼前に突然、北の海面に肉眼で分かる真っ白い大きな塊が現れ、何だろうとスコープで見ると、密集した数百頭のイルカがジャンプしながら猛スピードで移動していて、彼らの立てる白波が白い塊に見えていたのだった。密集して進んでいたのは短時間で、群れが広範囲にばらけていくと見慣れた海の光景になった。(佐伯)
04/27
昨夜は時々雨。2時頃、風向きが西寄りに変わると、3時前には風速20メートルに。明け方は小雨とはいえ横殴り。濃霧が晴れるのを待って調査開始。思えば昨日は鳥がいた。8時過ぎてからヒヨドリ30羽ほどの群れが東側から低く飛んで来たが、海に出られるわけもなく、その後、カエデの花を食べているヒヨを見かけた。南の山が見えるようになった9時過ぎからの1時間余りは、来ては戻るタカの動きが続き、よれよれになって飛ぶハイタカたちを見る。30分おきに発表される灯台の風速データを見ると、タカが飛んだのは風速が17-18メートルまで下がっていた頃で、これまでの経験通り、20メートルを超えると岬にタカが来なくなる。11時以降は西風が強まり、21-22メートルという数字が続く。視界が限られていた調査開始時、スコープのピントを調整しようと海を見たら岬近くにミズナギドリの群れ。ハイイロかハシボソか、黒っぽいミズナギドリたちが帯状になって西へ流れていく。ミズナギドリの帯は沖へ遠ざかって見えなくなったり、また近づいたり。ひそかに心待ちにしていた光景で、調査終了後は漁港付近から見物。大風の日もこんな楽しみをくれる海があってよかった。(佐伯)
04/26
夜の間に東風に変わる。昨日より濃い霧に包まれ、昨日と同様に歩いてみるが、鳥の気配は少ない。ささやかながらクロツグミやヤブサメなど夏鳥の声を楽しみ、エゾムシクイを初認。7時に岬を離れた久野さんによると、岬の南にある風車から上には霧がないとのこと。鳥たちは霧に包まれた岬の上を飛んでいったのだろう。10時過ぎにようやく景色が見えてきて、タカも見えるようになる。戻ったサシバは昨年生まれの若者。午後は岬近くの海にカマイルカが現れ、ウトウやカモメ類も集まる。珍しく120羽ほどのユリカモメも海面に降りていた。皆、真っ黒な顔の夏羽。北海道は山並みだけが浮かび上がっていたのだが、夕方には再び霧の岬となり、何も見えなくなった。(佐伯)
04/25
風速7mから10mの南西風が吹き続ける。早朝の岬は霧の中。ウグイス、クロツグミ、アオジのさえずりが、あちこちから聞こえてくる。まずは1時間ほど周辺を散策。木々の芽吹きがどんどん進んで、3日前とは景色がまったく異なる。7時頃から視界が改善するが、終日、遠くは見えないままに経過。北海道の山並みは、ごく短い時間帯にうっすらと現れたのみ。タカも小鳥も、戻ってしまうものが多かった。海上にはアビ類の姿がちらほら。海面に浮かぶ個体はどれも地味だが、数羽の小群をつくり、北東へと飛んでゆく個体はきれいな夏羽のものが多かった。(くの)
04/24
朝からよく晴れ、風は穏やか。気温はこの時期としてはかなり高く、日中は日陰を求めたくなる暑さとなった。タカも小鳥も動きが少ない中、7時前後にヒヨドリの1000羽級の群れが、続けて北上してゆく。岬の西側から海面近くを進んで行ったので、調査地点からはかなりの距離があったが、毎度、ヒヨドリの海峡渡りには惹きつけられる。今日のハイライトはなんと言ってもカツオドリ。5時55分頃、岬の北側、数kmの沖を8羽の群れが西から東へと移動していった。画像記録は残せなかったが、飛翔形、配色パターンなどからカツオドリと断定。(くの)
04/23
西風の1日。10時前までは明るい曇天。その後、北西から青空がゆっくり広がり、昼過ぎからは快晴となる。ひどい天気ではないのに、小鳥の姿がほとんど見当たらない朝。深夜に23mほどの南西風が吹いていたのがその原因か。いつもは賑やかなカラ類も、岬からすっかり消えている。7時以後、ノスリやハイタカたちが行ったり戻ったりを繰り返す。オジロワシも行ったり戻ったり。(くの)
04/22
夜明け前後に小雨が降る。6時過ぎに雨は上がり、その後は明るい曇り空。日中は汗ばむほどに気温が上昇する。9時頃までは、ハイタカたちが行ったり来たりを繰り返す。11時すぎからはノスリがポツリポツリと通過してゆくが、そんな流れも30分ほどで途絶えてしまう。午後はタカも小鳥も見つからない。(くの)
04/21
南西の風。風速は、朝のうち12m、その後は16mほど。ノスリ、ハイタカとも、昨日よりも姿を見る回数がかなり多かったが、戻ってしまう個体が少なくない。ノスリは成鳥が半数程度。5日くらい前には、きれいな雄が目立っていたベニマシコやウソ。今日、見かけたのはほとんどが雌。コムクドリ、ニュウナイスズメの群れサイズは順調に大きくなっている。岬の南に連なる山の斜面では、昨日、サクラが開花。今日はもう、満開に近い咲きっぷり。龍泊ラインは冬の通行止めが解除された。(くの)
04/20
南西の風。風速は、午前中5m、午後は8mほど。今日のトピックスはサシバ集団の飛来。8時10分、岬の東側海上に密集して旋回するタカの集団を見つける。ノスリにしては様子がおかしいな、と思いつつよく見れば、5羽のサシバ。上昇後、少し北上したものの、全個体が南東方向へと引き返してゆく。再び北上するかもしれないので、その後の動向を注視。旋回上昇と水平移動を繰り返しながら、ゆっくりと南東方向へと遠ざかり、最後は霞んで見えなくなったが、最大、7羽のサシバを確認する。当地で、こうしたサシバ集団を見るのは初めてのこと。コンディションがよければ、このサシバたちは北海道へと渡っていたはず。生き物の分布拡大につながる現場に立ち会えたかも知れない。その可能性を考えれば、たいへん貴重な体験となった。(くの)
04/19
朝のうちは東風。10時過ぎから西風に変わるが、どちらも渡り鳥たちの障害にはならない風速。5時10分頃からハイタカを20羽ほど続けて記録したが、朝いちばんとしてはかなり高く飛んでいて、真上でも肉眼では見落としてしまいそう。6時を過ぎてからは、ノスリもハイタカもポツリポツリ。ノスリは成鳥が多く、若鳥は少数。ハイタカは大半が若鳥で成鳥はごくわずか。タカ以外ではアカゲラが目立った。岬の低木にしばしばとまり、ごく狭い範囲で同時に7羽を見ることもあった。緩い集団で移動しているようだが、個体間の距離を保つのが彼らのルールらしく、一緒にいるのに小競り合いが絶えない。小鳥たちは高空を飛ぶものが少なくない。頭上を高く飛んでいるタカを双眼鏡で見ると、その近くに、肉眼ではどうにも検出できないほどの極小粒の小鳥たちがバラバラと渡っている。そんなことが何度もあった。やはり龍飛で鳥を見るには、ほどよい風が欲しくなる。(くの)
04/18
今日も南西の風が吹き続けたが、風速は10mから13mほど。シジュウカラやヒガラ、ヤマガラが数百羽の混群となって、次々に海峡へと出発してゆく。ヒヨドリも密集した群れとなり、海面近くを飛んで北を目指す。それを狙うハヤブサの姿も。センダイムシクイ、カヤクグリ、ホオアカ、ヒレンジャクなど、昨日は見かけなかった鳥を何種か記録。小鳥の顔ぶれが、日に日に増えてゆく季節の到来。ただし、賑やかだったのは午前中のみ。これもこの時期らしいパターン。(くの)
04/17
風速16mほどの南西風が吹き続ける。これは当地で鳥を見るには絶好のコンディション。歩きにくいほどの強い風のはずが、急峻な地形のおかげで、いちばん展望のよい場所がエアーポケット的な無風地帯となり、快適に過ごせるのだ。さらに、風に翻弄されたタカや小鳥が我々のすぐ近くを飛び交い、眼下の林には、たくさんの鳥たちが入れ替わり立ち替わり現れる。今日は期待どおりの展開に。目立ったのはシジュウカラ類、アトリ類、ホオジロ類など。まだ夏鳥が少ない時期なので、種数は多くなかったが、個体数はなかなかのもの。こんな日が日曜日、というのもありがたい。龍飛ならではの光景を仲間たちと存分に楽しんだ。(くの)
04/16
早朝は空一面、低い雲に覆われていたが、7時頃から晴れてくる。朝のうちは穏やかな東風。昼前からは西風が吹き、午後は風に冷たさを感じた。8時頃まではメジロやシジュウカラの群れが頭上を、あるいは東側の海上を、やや高く通過。8時半頃からはノスリやハイタカの時間。はじめはポツリポツリのペース。9時半から10時までの時間帯が通過のピークだったが、その頃には雲がすっかり消えていて、真上でも、肉眼では見落としがちな高さをツラツラと流れてゆく。首の痛みをこらえながら、双眼鏡を天頂に向けて数え続ける。昼前にはすっかりペースダウン。午後は、なかなかタカを見つけられない。ハイタカは昨年生まれの若い個体が急増。ノスリの若い個体は、まだごくわずか。(くの)
04/15
今日も冷たい東風。午前中の風速は12mから15m。午後は10mほどに弱まる。厚い雲に覆われ、7時から8時過ぎまで小雨が降った。タカも小鳥もほとんど動きなし。14時前、岬の北側、かなりの遠方を東進する20羽のハクチョウの群れを見る。天候が回復すれば、まだまだハクチョウの渡りを楽しめそうだ。周辺を歩くと、あちこちでツグミを見かける。夕方近くになって西の空が明るくなり、少ないながらもシジュウカラの声を聞いた。明日からの賑わい復活に期待。(くの)
04/14
東風の1日。風速は朝のうち10m、9時過ぎからは15mほどに強まる。暗い雲に遮られて日差しが少なく、風が冷たい。暖かだった一昨日までとの温度差は10度以上。季節は3歩後退し、真冬の装いで調査する。岬に現れる小鳥は、種数、個体数ともに激減し、3月下旬の様相。ノスリたちは寒々しい空をかなりの高度で通過していった。その多くは6時半から8時過ぎの時間帯に断続的に記録。ややまとまった集団も何度か見られた。北西側の海上、かなり遠くを飛ぶハクチョウの群れをいくつか観察。東風に翻弄されて、かなり苦労しながら移動しているようだった。(くの)
04/13
夜明け前、窓の外を見ると深い霧。ゆったり気分で朝のお茶を楽しむ。6時すぎからゆっくりと視界回復。軽装備で散歩しながら調査を実施。小鳥の数は少ないながら、顔ぶれは多彩。ミヤマホオジロ、ノビタキ、ジョウビタキ、ヤマシギなどを短時間のうちに観察する。7時頃からは小雨が降ったり止んだりの繰り返し。9時過ぎにコハクチョウの群れが続けて通過。低い雲に見え隠れしながらも北上していった。空が明るい時間帯にはタカの姿をちらほら見かけたが、戻ってしまうものが多かった。岬の東斜面に植えられた桜の木にはピンクの花がいくつか咲いている。(くの)
04/12
南西風が吹き続ける。風速は、朝のうち9m、日中は14mほどに強まる。気温が高く、風に冷たさを感じない。早朝はシジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラの声が賑やか。アカゲラ2羽が一緒に登場。ヒヨドリは時間とともに群れの規模が拡大し、最大200羽ほどの密集した群れが、岬の林を行ったり来たりする。タカの出足はいつもより早い。5時過ぎには10羽ほどのハイタカが次々に北上。少し遅れてノスリたちの通過が始まる。視界不良のためか、全体的に戻るものが多かったが、9時前から11時の時間帯は、比較的、順調に流れていった。午後はタカの動きがほとんどなくなり、たまに目に入ってくるのは戻り個体ばかり。(くの)
04/11
朝のうちは15ないし18m、日中は12mほどの南西風。気温は高く、昼間は上着不要の陽気。早朝、岬の林はシジュウカラだらけ。500羽を超える規模の集団が次々に現れ、風の中を右往左往。言葉では表現不能な龍飛ならではの光景を見せてもらう。日中、ノスリやハイタカがポツリポツリと通過してゆくが、海上から戻ってくるものが目立った。南側の山の上空を見ると、多い時には50羽ほどのノスリが浮かんでいた。ノスリの渡りは、まだまだ楽しめそう。(くの)
04/10
早朝は南西風。その後、東風に変わるが、特に強く吹く時間帯はなく、たいへん過ごしやすい。夜が明けてしばらくすると、岬にはさまざまな小鳥が飛来。オオマシコ、ベニマシコ、ウソ、シメなど、アトリ科の小鳥が多彩。ただし、どの種も個体数は多くない。アオジの声もしばしば耳に入ってきて、季節が一気に進んだ印象。8時半頃からノスリたちが頭上をさらさらと通過。安定した流れが14時頃まで続き、気分良く数える。気温上昇による視界不良が幸いし、大半のノスリは見やすいコースを渡ってくれた。ノスリ以外のタカも好調。充実感いっぱいの1日を過ごす。(くの)
04/09
風のない穏やかな早朝、ハクチョウの群れが続けて通過してゆく。7時頃から岬の林はシジュウカラで賑わうが、海上へと出て行く群れは少ない。ニュウナイスズメを初認。ノスリは8時過ぎに通過したものが多かった。 9時前から南西風が強まりはじめ、10時半の風速は21m。その後も非常に強い風が吹き続け、14時前には25mを観測。(くの)
04/08
夜の間、雨やみぞれが断続的に降っていたが、明るくなる頃にはやんでくれる。早朝は穏やかな北風。日中は13mほどの西風が吹く。空気は澄んで北海道がいつになく、くっきりと見える。特に冷え込んだわけではないが、小鳥の賑わいが岬から消え、季節が一歩、後退した印象。タカの動きも期待したほどではない。(くの)
04/07
午前中は快晴。午後はゆっくりと雲が広がり、13時には曇天となる。タカの通過は曇ってからの時間帯に多かった。11時43分、クマタカの3歳あるいは4歳程度の若鳥が通過。岬の真上を、かなりの高空で北へと直進。搏翔と滑翔を混じえながら、迷う様子を全く見せずにどんどん遠ざかってゆく。その様子を双眼スコープで13分ほど観察。最後は靄の中へと消えてしまったが、海峡の中央よりも北側に達していたのは確実。画像判定により、3月25日13時43分と、4月4日13時57分に岬上空に現れた個体と同一であることも確認できた。(くの)
04/06
9時半から10時すぎに短時間の雨が降る。雨の前は南西の風17m、雨の時間帯は20m、雨の後は12mほどの冷たい西風にかわる。雨が止んで空が明るくなると、視界も改善し、ノスリたちがポツリポツリと飛来する。順調に進んできても岬の上空でブレーキがかかり、空中でピタリと停止してしまう個体が多い。そこからさらに北進するものと、戻ってしまうものが入り混ざり、少々、面倒な時間が続く。集計してみると、岬に現れたタカの7割以上が戻ってしまったことになる。かなりの個体数がこの近くまで来ているはず。ノスリの渡りは、もうひと山ありそうだ。(くの)
04/05
今日も上天気。日中は上着を脱いで身軽に過ごす。朝の岬はシジュウカラの群れで賑わう。ウグイスの囀りを初めて聞く。晴れが続いたためか、タカの渡りは低調。どこを探してもタカが見つからない時間が長い。そんな中、13時30分頃に南東側の遠方にノスリの鷹柱を見つける。距離がある上、霞と揺らぎがひどく、たいへん見づらかったが、20羽以上の鷹柱が何度か立ち上がった。30分ほどの間に今日のカウント数の7割ほどを記録する。その後は、またタカが見つからない時間。15時頃からは、カマイルカたちのイワシ漁を眺めて楽しむ。(くの)
04/04
風弱く、雲もごくわずかな上天気。日中は薄着でOK。ノスリの通過は10時から13時過ぎに多かった。東側の海上、それほど遠くない距離ながら肉眼では見つけにくい高度を飛ぶものが大半を占め、8倍、15倍、30倍の双眼鏡を取っ替え引っ替えしながら数える。疎な渡りが続く中、ややまとまった集団もあり、つらつらと流れてゆく光景はなかなかのもの。ノスリの動きが落ち着いてしばらく後、クマタカの若い個体が現れる。岬の東側をかなりの高度で北上してきて、海上に少し出たところで南へと引き返していった。これは他のタカでも頻繁に見られる行動パターン。移動しようとする意思が感じられるので、記録に加えることとした。海面はいつになく穏やか。遠いながらも、海面でくつろぐオットセイ、つづいてイシイルカの群れを観察。イシイルカは水しぶきを上げながら海面近くを高速で泳ぐ、独特の行動も披露してくれた。(くの)
04/03
南西、のちに西の風が吹く。風速は8mから10mほど。今日もノスリのポツリポツリペースが続く。小鳥は、それぞれの個体数は少ないながら顔ぶれは多彩。昨日までは見かけなかった、シメ、ウソ、アトリ、オオマシコなどアトリ科の鳥が増えた。コハクチョウの通過も好調。青空を背景に高空を飛んでゆく編隊が美しい。(くの)
04/02
冷たい西風が吹き続けるが、雪の心配なく、まずまず快適に過ごす。ノスリの通過はポツリポツリのペースが長時間続く。戻り個体の多い時間帯もあったが、おおむね順調に進んでいった。東側の遠方を飛ぶ個体も少なくない。小鳥は今日もカワラヒワが主体。(くの)
04/01
風速15mから18mほどの冷たい北西風の1日。青空の時間帯もあったが、終日、低い雲が多く、何度か雪雲に覆われて短時間の吹雪となった。タカは海上に出ても、ほんの数分のうちに戻ってくる個体が多い。強風を避けるため、視野の狭い場所からの調査となり、部分的にしかタカたちの動きを捉えられない。毎度のことながら、こうした日はカウント精度が低く、やや消化不良な気分。小鳥はカワラヒワばかりが目立った。(くの)
03/31
深夜に降り始めた雨は、夜が明ける頃、雪にかわる。朝のうちは小雪が残り、のんびりと待機。8時頃、北西から青空が広がってきて、10時すぎには快晴となる。午前中は東風。午後は冷たい西風が吹き、14時、急に強まった風に耐えきれず、調査地点を移動する。タカの通過は11時から12時の間に多かった。その流れは全体的に高く、肉眼では厳しいものも少なくなかった。双眼鏡から目を離せない時間も長くは続かず、その後は、なかなかタカを見つけられない。13時前からの20分ほど、東側のはるか遠方をガンの群れが続けて北上。カウント不能な距離だったが、印象としては4000羽程度。13時30分ころからは頭上をガンの群れが次々と通過し、11群1500羽ほどを記録。その中にハクガン1羽を確認。たったの1羽とは言え、ずっと見たいと思っていたハクガンの渡り。次は群れを、と願いつつ、まずは祝杯。(くの)
03/30
15m前後の南西風が吹き続ける。青空の広がる時間帯もあったが、重々しい雲が多く、視界も悪い。北海道はうっすらと見える程度。南の山々には雲がかかり続けた。戻ってしまうノスリが目立つ中、8時から10時頃までは、順調に進んでゆく個体が多かった。ハイタカを目にする機会が急増し、オオタカは少数派。11時過ぎ、岬の林の中に見慣れぬ黒い鳥を見つける。もしや、と思いカメラの置き場所までダッシュ。どうにか撮影できたのは、やはりカラスバトであった。(くの)
03/29
南西の風。朝は11m、昼前からは8mほどの風速。空には雲がほとんどなく、春の日差しが暖か。ただし風が冷たいので、風に当たると日中でも寒さを感じた。ノスリの通過は8時過ぎからの1時間に集中。東側の海上を高く低く、かなりの遠方まで幅広く渡っていった。(くの)
03/28
夜半にバラバラと大粒の雨。幸い、雨雲は夜明け前に東へと去ってくれた。早朝は低い雲に覆われていたが、西からだんだん青空が広がり、日中は晴天に。西よりの風は8時過ぎまで12mほど、その後は16mから18mに強まる。6時過ぎから岬上空にタカたちが浮かぶ。戻り個体が多い中でも、早朝はどんどん北上するものがあった。ところが、風が強まると、ことごとく戻ってしまう状況となる。岬周辺はいよいよ出てゆくタカ、引き返してきたタカたちで賑わい、頭上に10羽から30羽ほどのノスリが浮かぶ光景が昼過ぎまで継続。その中にオオタカやハイタカ、オジロワシの姿もちらほら。午後になるとタカたちの飛来数は減少したが、それでも、調査終了時まで、空のどこかに必ずいくつかのタカが飛んでいた。今日の調査の後半は、ノスリの通過数を記録するのをとりやめ、頭上に浮かぶノスリの数を定期的にメモするスタイルに。おかげで気楽にタカたちを見物できた。明日以降、風がおさまれば、忙しくなること間違いなし。(くの)
03/27
朝のうちは低い雲に覆われていたが、日中は青空。深夜に吹いていた25mの風は夜明けまでに落ち着き、7時過ぎまでは18m、その後は14mの西風となる。ノスリたちが、いよいよ動き始めた。9時過ぎから15時前まで、空のどこかに必ずノスリが飛んでいた、という印象。午前中は、岬までやってきても、また南へと戻ってしまう個体が目立ったが、午後は飛行高度も上がり、順調に通過してゆく個体が増加。オジロワシもしばしば飛来したが、大半は若い個体で、戻ってしまうシーンが多かった。成鳥であれば14mの風の中をズンズン進んでゆくはずだが、若者にはこの風が厳しいのだ。(くの)
03/26
風速5m程度の東風。時間とともに雲は厚くなり、14時から小雨。早朝はガン類の渡りを楽しむ。26群1900羽ほどを記録した。雲行きの割にタカの飛来は多く、ノスリとオオタカが行ったり戻ったりを繰り返した。かなりの個体数が近くまで来ているようだ。ツバメを初認。(くの)
03/25
深夜に何度か大粒の雨が降ったが、朝までに止んでくれた。早朝は西、その後、南西風にかわり、風速は6mから10mほど。日中はよく晴れていたが、風が冷たく、薄着になれるほどの暖かさはなし。タカの通過は昼前後に多かった。東側の遠方、双眼鏡では見えない距離を飛ぶ一団もあり、油断できない時間が続いた。けっこう頑張ったつもりだが、成果は乏しい。(くの)
03/24
早朝、小雨が降る中、つぎつぎに北上してゆくガンを数える。頭上を低く飛ぶ群れがいつになく多く、迫力ある渡りを堪能。5時42分から7時までに24群、約2600羽を記録した。ミヤマガラス2000羽ほどの密集した群れも現れ、岬上空の雨雲の中へと消えてしまう。7時前に雨はあがり、日中は晴天。今日もタカはなかなか見つからなかったが、11時から12時にかけて東側の海上を通過するタカを続けて発見。岬からは、ざっと5キロから10キロほどの距離。霞と揺らぎが酷く、たいへん見づらかった。今日、カウントしたタカのほとんどがこの時間帯のもの。小鳥の渡りは低調ながら、近くの林に現れるシジュウカラの群れは、日に日に大きくなっている。今日は最大10羽。彼らの陽気な声を聞くと、こちらの気分も明るくなる。(くの)
03/23
風速7mほどの南西風。朝のうちはよく晴れていたが、だんだん薄雲が広がり、昼前からは明るい曇天に。小鳥の渡りは6時からの1時間、そこそこ楽しめた。カシラダカ、ムクドリが目立つ。他にはベニヒワ、ホシムクドリなど、色気のある小鳥も登場。ガン類は東側の遠方を通過するものが多かった。視界が悪く、確認できたのは約700羽。もっとたくさん渡っていたはず。今日もマガンの南下群をいくつか記録。天気は悪くないのに、タカの姿がどうにも見つからない時間が長い。昼過ぎからは岬に鳥の気配なし。調査を早々に切り上げ、散策に出かける。草地ではミヤマホオジロの小群が採餌。(くの)
03/22
薄く靄がかかるが青空優占。冷たい南西風が吹き、朝のうちは8メートル、昼過ぎには13メートルほどに強まる。日差しがあっても肌寒い。午前中、断続的にガン類が北上し、32群1700羽ほどを記録。午後には南下する5群130羽を数えた。今日もタカの飛来は少ないまま。南の山の上空には旋回するノスリをしばしば見かけたが、岬まで来ないうちに引き返してしまうものが多かった。小鳥の渡りはオオジュリン、カワラヒワ、ヒバリなどを記録。動きがあったのは早朝のみ。(くの)
03/21
風速16メートルほどの西風が吹き続ける。タカたちは、どの種も戻ってくる個体が多く、飛行コースもばらばら。死角を飛ぶものもあり、調査の精度はやや低調。小鳥は少ない。早朝はムクドリ、ヒバリなどの小群をいくつか見かける程度。日中は鳥の声がまったく耳に入ってこない。たまたま頭上に現れたのは1羽のヒレンジャクだった。(くの)
03/20
時間とともに青空の面積がゆっくりと増加。そのかわり、冷たい北西風がだんだん強まり、午後は小雪の時間帯が何度かあった。これが3月の龍飛らしい空模様。早朝の岬には小鳥の姿がどこにも見えず、不気味な静けさ。日中は360度探しても、タカがどこにも見つからない時間が長い。(くの)
03/19
10時過ぎまでは、東風に乗って湿った雪が吹きつけるひどい天気。その後はだんだん空が明るくなり、風も弱まる。11時頃から南下するマガンの群れを次々に記録。14時30分までに18群1230羽ほどをカウントした。これらのガンは、北海道まで移動したものの採餌場所の積雪が想定よりも多かったため、再び本州へと戻ってきたものだろう。春にこれほど多くの南下群を数えたのは初めて。午後の天気はまずまずだったが岬に現れるタカはほぼ皆無。小鳥はイスカ、アトリ、ツグミ、ホオジロなど少数を見かけたのみ。(くの)
03/18
今年も平和に連続調査をスタート。初日の風はとても穏やか。この時期としては珍しいほどの上天気に恵まれる。早朝から夕方までガン類の群れが断続的に通過。飛行コースは西側海上から東側遠方まで、高く、あるいは低く、様々。マガンを主に、ヒシクイ、オオヒシクイ、シジュウカラガンを計110群、1万2千羽ほどをカウントする。ハクチョウ類もしばしば混ざり、こちらも美しい。今日のクライマックスは9時15分頃に通過した2羽のマナヅル。そのうちの1羽は、昨年の11月5日に南下を記録した個体と風切りの特徴がピタリと一致!タカ類はまだまだ、という印象。小鳥の群れも規模が小さく、こちらもシーズン序盤の雰囲気。ガン、ハクチョウ、ワシ、さらにツルと、大型の鳥の渡りを堪能する一日。やはり龍飛はスゴイのだ。(くの)