2023年春期タカの渡り速報
94-2 宮崎 都農町牧内山  定点調査地
(Mt.Makiuchi, Miyazaki)
更新:2023/04/09

 ( 2023/03/25 - 2023/04/09 ) 調査終了

場所: 宮崎県児湯郡都農町牧内山
Mt.Makiuchi, Tsuno Town, Koyu District, Miyazaki, Japan
( 32°16′45.03″N     131°32′45.80″E    EL:206m) map_mark
調査: 村井孝臣・楠木憲一

注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による
内容の転記はご遠慮ください
numerical data in this table are short report.
so, please refrain using this data
without permission of the observer.
月/日
Month/Day
天気
Weather
時 間
Investigation Time
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pernis
ptilorhynchus
ノスリ
Buteo
buteo
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
その他タカ others タカ類計
A total of Raptors
担当者
羽数 種毎の羽数
合計
season total
9267 0 15 7 2 0 9291
04/09 快晴 05:40-17:30 206 0 0 2 0 0
208 村井
04/08 快晴 05:45-17:30 2315 0 0 2 0 0
2317 村井
04/07 雨後晴れ 15:45-18:30 960 0 0 0 0 0
960 村井
04/06 00:00-00:00






0 観察なし
04/05 05:50-12:15 123 0 0 0 0 0
123 村井
04/04 晴れ 05:50-18:00 2055 0 1 0 0 0
2056 村井、廣重、雉子谷
04/03 晴れ 05:50-17:30 32 0 1 0 1 0
34 村井
04/02 晴れ時々薄曇 05:50-17:30 12 0 0 0 0 0
12 村井
04/01 晴れ 05:50-17:30 15 0 0 0 0 0
15 村井、廣重
03/31 雨後曇 06:00-16:30 6 0 0 0 0 0
6 村井
03/30 06:00-17:30 824 0 2 0 0 0
826 村井、楠木
03/29 晴れ 06:00-17:30 1401 0 2 3 1 0
1407 村井、楠木
03/28 晴れ 06:00-17:30 106 0 0 0 0 0
106 村井、楠木
03/27 晴れ 06:00-17:30 944 0 9 0 0 0
953 村井、楠木、廣重
03/26 10:15-17:30 0 0 0 0 0 0
0 村井
03/25 霧雨時々曇 06:00-17:30 268 0 0 0 0 0
268 村井、廣重、雉子谷
注:ハイタカ(不明含む)については( )内に逆方向個体を記載。計は逆向きも加算。戻り個体は-(マイナス)で記載し、計は減算。

04/09 南西側麓で開始。早朝(7時半まで)の飛び立ちは71羽。その後荒崎山の上へ移動。青い空を高く。やや強い南風で翼をすぼめ滑翔も速い。大きな群れにもならず発見が難しかった。本日で観察終了。日毎の記録だと順調に数を拾えたように見えるが、普段観察の難しい早朝や雨上がりの午後に多く飛んでいる(8時までに2,852羽、15時以降に2,212羽)。発見が難しいコースに偏る場合もあるし、多く飛ぶ日ほど見逃しも増える。カウント調査の難しさを改めて感じられた。初めての遠征だったが、宮崎の土地柄もよく、友達も出来て、大好きなサシバの渡りを満喫できた。来年もどこかで計画したいと思う。
04/08 天気が良く、日も早くなってきたのでいつもの時間に準備しているとすでに明るい。茶畑に入る電柵を開けて早朝定番の東斜面を観てみるとやはりもう飛んでいる。車を乗り入れる間もなくその場でカウント開始。牧内山がサシバに飲み込まれる。7時までに1,574羽。途中368羽の群れを数えて「やっと一息付けるか」と振り向いたら荒崎山から同じ位の群れが迫って来る。可愛いはずのサッちゃんに初めて暴力的なものを感じた。夢に出たらうなされそう。その後はペースダウン。定点→北地点→定点→南西側麓→荒崎山と移動しながら観察。早朝が凄すぎた。果たして現実だったのだろうか。その時間帯のカウント精度には自信が持てない。幼鳥を目にする頻度が高くなっている。
04/07 午後から定点の茶畑で雨が止むのを待つ。少し空が明るくなった15:45に車の外に出てみると、まだ雨が降っている中、モヤの中で鳥影が。目を凝らすと続々と続いている。138羽が東側を低く抜けて行き、視界の良くなった北東側で、海を背景にタカ柱になっていく様は壮観であった。その後また視界がなくなったので、南西側麓地点へ移動。まもなく頭上を続々と。カウンターが止まらない。全て牧内山へ向かって行く。早朝や雨の後の飛び立ちは牧内山へ。再現性がある。18:07の群れ以降はパラパラ。塒入りの時間か。最初から麓で待てば良かったが、狙い通りの観察が出来た。
04/06 高松に帰るつもりでフェリーで愛媛に渡っていたが、土日に考えていた予定がなくなり、どうしても雨上がりの飛び立ちが気になったので、引き返すことにした。
04/05 南西側麓で開始。朝から小雨。やがて本降り。早朝の飛び立ちはあるのだが、数羽ずつでまとまらない。8時頃定点の茶畑へ移動。雨足が弱くなると周囲からの飛び立ちや西の山で旋回上昇する姿が見える。正午過ぎに視界が無くなったタイミングで終了。本日までの観察予定だったので宮崎を後にする。が…。
04/04 南西側麓で開始。塒立ちは1羽。8時過ぎに荒崎山の上へ移動。今回初めての南寄りの風。9時までは合計9羽。11時前から数が出始め、12時から本格化。発見をスコープに頼る西側高空を飛んでいたが、次第に近くでも飛び始める。13:27の232羽通過時には100羽のタカ柱が出来たらしい(村井は流れた先でカウントしていたため観られず)。16時頃から西の山の上一帯で雨が降り始め一時止まる。その時点で1,700羽台。「後300羽は遠いかな〜」から2,000羽到達までの「後もうちょっと!」は熱が入り、最後はバンザイで「サッちゃんありがと〜」片付けを始めた所でこちらでも雨が降り始める。大々々満足の一日だった。
04/03 南西側麓で開始。塒立ちはなし。7時過ぎに北地点へ移動。腰が痛いので車道で車の横で観察した。座ると立てないので三脚にすがっていたが、午後から改善し、なんとか温泉に入れる状態になった。ヤレヤレ。晴れて気温も上がったが、西の高い山の上は厚い雲が掛かり、畑倉山山頂は昼頃雨が降っているように見えた。この条件だと低い所を抜けられた可能性はあるが、丹念に探した結果であり、大きな見逃しはないと思いたい。8時半から1時間毎に数羽ずつ出現し、少ないながらヤ〇ルトをチビチビ飲むような満足感はあった(苦笑)。さすがに今日の天気で移動して来ているはず。明日動きがなければ心配になるが、さて。
04/02 南西側麓で開始。塒立ちは0羽。8時以降、荒崎山の上や中腹の南西向きに視野の取れる車道で観察。山の上に出ると湿った北風に晒される。気晴らしに崖に小石を投げたらギックリ腰になった。辛い(涙)。午後は北地点で観察。17:16に待望の群れ7羽が出現。ようやくご到着か。明日は期待できそうだが腰は大丈夫か?
04/01 南西側麓で開始。塒立はなく、7:30の1羽のみ。8時から村井は背後の山(荒崎山)の視野が取れる場所へ移動。麓(廣重)と手分した。結果麓11羽、山上5羽。重複2羽。荒崎山(EL.338m)を越えられないサシバは山腹を東側へ回る。その場合、上昇気流を期待して牧内山(EL.201m)へ近付く場合があると考えられた。塒立ちの動きも当てはまりそう。山越えから高度を保てない場合も麓から発見できるコースへ出やすいため、サシバの高度が低い場合は麓からの観察が有利になる。1羽のみ山を越えた所で高度を上げ、戸矢山方向へ流れていった。荒崎山を楽に越えられる気象条件の場合はどうなるのか。数が出る日に観察してみたい。
03/31 南西側麓で開始。朝から小雨。一時止んだ8時前の飛び立ちは2羽。再び降り出したので背後の荒崎山に登り場所探し。12時以降は雨が上がったので山の上から観察。麓に下りてきた16時前に空が明るくなり、すぐに4羽飛ぶ。こんな日でも少しずつ移動している様子だった。
03/30 北に5kmの地点(楠木)と南西側麓など(村井)で観察。北地点サシバ461羽、麓490羽。重複の可能性を消した合計を記録とした。北地点と麓は6.5kmの距離でサシバの進行方向に並んでいるが、全く別の群れを観ているケースも多いようだった。6:15からの群れは地上から20〜60mの高さでフラフラと飛来。約70羽が牧内山の斜面に下りて杉の頂部などに止まった。羽を乾かし、いつ飛び立つか楽しみに観ていると、7:44と8:10にそれぞれ30羽強ずつ飛び立った。旋回するも中腹までしか上がれず、牧内山の東に回り消えていった。風もなく湿った空気の中、苦労している様子であった。
03/29 南西側麓(村井)と定点(楠木)で開始。昨日遅い時間に全く姿がなかったのに、8:00までに237羽飛び、その後またパッタリ止まる。「これは見えない所を飛ばれている」と、村井は初日に入った定点から北に5kmの地点に移動。2時間後にようやく高高度の80羽を発見。一度に387羽の群れが出るなど12〜14時に786羽、最後まであまり高度が落ちず出現が続いた。昨日と今日の午前中でどれだけの見逃しがあっただろうか。「見つからないから飛んでいない」とは限らない。状況に応じて観察場所を変える重要性を実感でき、大変勉強になった2日間であった。
03/28 南西側麓(村井)と定点(楠木)で観察。8:00までに85羽。その後パッタリ止まってしまった。
03/27 南西側麓(村井)と定点(楠木)で観察。6:07の塒立ちから8:00までに372羽。その後小休止を挟みながらダラダラと続いた。途中、移動もあり見逃しも考えられる。地元の廣重さん応援参加。
03/26 朝から雨。高くは飛ばないだろうと南西側麓(牧内山定点から1.8km)で構えるも結局最後まで雨が止まなかった。天候回復後に期待が高まる。
03/25 終日晴れ間なし。視界が悪かったので、地元のタカ渡りファン廣重、雉子谷両氏に牧内山をお願いし、定点から北に5kmの地点と手分けした。13時頃から雨の合間に群れが出た。