Hawk Watch Site Profile 鹿児島 屋久島 尾之間 YAKUSHIMA Island, Kagoshima |
屋久島は種子島とともに九州の佐多岬から渡り始めたタカたちが最初に通る島です。屋久島は急峻な地形もあって上昇気流が発生しやすいようでサシバを中心に多くのタカが利用する中継地になっています。島内では天候などに応じて東西二手に分かれて沿岸を南下しており、東側ルートの南への渡り口が尾之間になります。調査場所は尾之間南の岬にあるJRホテル屋久島前。ここから観察すると北東にあるモッチョム岳付近でタカ柱ができることが多く、その後島伝いに西へ流れるか島を離れて南へ渡っていく様子が見られます。ピーク時には1日で1000羽以上のサシバが渡ることもあり運が良ければ頭上でタカ柱ができることも。遅い時間には渡らずにねぐらとして島へ降りていく群れも見られます。天候が悪い時には一度渡ったように見えた群れが戻ってきたり等迷走することもあり。観察時の難点は特殊な地形もあり観察場所と渡っていくタカとの高度差がかなり大きくなることがあり双眼鏡でもゴマ粒ぐらいにしか見えない時があること。そういった場合はまず見つける所から苦労します。 | ||||||
地点北の山側山側で旋回するサシバ島伝いに西へ行くこともあり近くの樹上に止まる時も | ||||||
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位置情報 Location | : | 30°14′01.9″N , 130°33′21.9″E |
標高 Elevation | : | 40m |
住所 Address | : | 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間 Onoaida, Yakushima Town, Kumage District, Kagoshima, Japan |
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