鳥見山のタカ渡り



  1. 鳥見山概要

    「鳥見山」は奈良県榛原(はいばら)町にある標高735mの山で、室生赤目青山国定公園の一部 になっています。その頂上近くには高原上の公園が整備されており、日本書紀では、神武天皇が 皇祖を祭った、「霊畤(まつりのにわ)」と伝えられています。

    「霊畤を鳥見山の中に立てて、其地を号けて、
    上小野の榛原(はりはら)・下小野の榛原と日ふ。
    用て皇祖天神を祭りたまふ」
                (日本書紀)

    この「榛原(はりはら)」が現在の町名の由来となっているそうです。
    また、春は数千本のつつじの名所として知られ、公園内にある展望台からは眼下に大和三山 (畝傍、耳成、香久山)、遠くは高見山、雪の残る大台ケ原の台高、大峰山々の眺めを一望できます。

    展望台からの風景
    観察風景

  2. 定点調査のきっかけ

    まだほとんど何もわかっていない春の渡りについて調べるため、数年前から野鳥の会中元氏らグループと 奈良西吉野近辺で観察をご一緒させていただきました。ここでは、一日最大500羽以上が観察されたこともあり、 ほぼルート上であることがわかってきています。
    しかし、西吉野付近を通過した群がその後、奈良県内のどこを通過して各地に分散していくのかは 全然分っていません。昨年(2002年)は、地形的な点から西吉野の北東に位置する室生(むろう)村 で観察してみました。しかし、西吉野の通過数に及ばないことが判り、今年(2003年)は室生の手前で 見晴らしの良い観察に適当な場所ということで、この鳥見山を定点に選ぶことにしました。

    鳥見山近辺の位置関係
    西吉野上空から見た鳥見山方面の鷹瞰図

  3. 観察記録

    2003年春季速報


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